コウサする日々

愛知を中心に野球の観戦記を書いています。毎日更新。

マスターズ甲子園

大府−愛工大名電 観戦記(2025年マスターズ甲子園愛知大会)

2月16日に刈谷球場で行われたマスターズ甲子園愛知大会の第2試合、大府−愛工大名電の観戦記です。
愛工大名電はこの大会に参加しているものの、まだ白星なし。これまでは若手が少なく厳しい戦いを強いられたそうですが、今年は「ヨゴスポーツ」でおなじみの余語さんが音頭を取って同世代の若手が集結。彼らが本大会に出場経験もある大府相手にどういう試合をするか注目して観戦しました。

大府
26518│22 H16 E0
03000│3 H4 E4
愛工大名電

大府
八木(61)、中村(22)、島岡(32)、中村(22)−内藤、高間
愛工大名電
余語(18)、伊藤(50)、林(32)、永田(44)、安藤(21)、廣瀬(36)−貝本、谷口、小柳津

(スタメン)
大府
34歳以下OK
3村瀬(21) 4長坂(28) 5西村(17) D高橋(18) 2内藤(14) 7荒川(5) 6廣瀬(56) 9蟹江(38) 8高木(26)
35歳以上
8高橋渉(15) 4榊原)44 D高橋恭(18) 9後藤(70) 7相川(11) 6榊原(9) 5古賀(60) 2高間(39) 3井伊(47)

愛工大名電
34歳以下OK
2貝本(35) 8辻(13) 4伊藤雅(50) 6林(32) 3坂谷(20) 1余語(18) 5久野(45) 7松原(41) 9伊藤優(9)
35歳以上
5三岳(6) 6小柳津(39) 2谷口(43) 1永田(44) 9廣瀬(36) 3金井(24) 8安藤(21) 4長坂(28) 7加藤(23)

マスターズの主なルール
投手は1人最長2回まで
4回まで、もしくは45分を過ぎるまでは34歳以下も試合に出られる。
そこから35歳以上しか試合には出られない。打順は1番から再スタートになる。
1時間50分を過ぎて新しいイニングには入らない。


(試合経過)
1回表、2死1,3塁から5番内藤が2点タイムリー3ベース。大府が2点を先制。2−0
2回表、2死3塁から1番村瀬のレフトフライを取り切れず、記録タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、伊藤。2番長坂がタイムリー2ベース。3番西村がタイムリー。2死2塁から4番高橋もタイムリー。ここでピッチャー交代、林。2死2,3塁からパスボールで1点。2死3塁から6番荒川がタイムリー。一挙6点取って8−0
2回裏、2死満塁から1番貝本に押し出し四球。2番辻も押し出し四球。さらにワイルドピッチで1点。愛工大名電が3点を返す。8−3
3回表から35歳以上の選手に交代。
3回表、1死1,3塁から4番後藤がタイムリー。1死満塁から6番榊原がタイムリー。さらにワイルドピッチで1点。2死2,3塁からタイムリーエラーで2者生還。13−2
4回表、無死1塁から2番長坂がタイムリー2ベース。14−2
5回表、1死1塁から8番高間のタイムリー3ベース。1死1,3塁から1番高橋渉のタイムリー。さらにタイムリーエラーで1点。3番西村の押し出し四球。4番後藤のタイムリー。5番相川の押し出し四球。ここでピッチャー交代、廣瀬。6番荒川の走者一掃の3点タイムリー3ベース。この回8点。22−3
5回で時間が1時間50分を超えたために試合が終了し、大府が大勝。

総評

愛工大名電の余語投手はかなり速い球を投げてたのですが、大府打線が対応。5番の内藤選手、9番の高木選手が長打を放って、得点につなげていきました。愛工大名電としては若手のところでリードを奪って、ベテランのチームにつなげるはずが、若手のところで大量失点。これでは勝負にならないという結果になってしまいました。
大府はこれまで大会に出ているメンバー。それに対して愛工大名電の若手は余語選手が集めた初参加の選手。その大会に慣れていない部分がもろに出てしまった印象です。
チームとしては35歳以上の両方に出られるキーになる選手がいる方が強いなというのも感じました。大府で言うと4番の高橋恭選手。ピッチャーの中村投手。ここを軸に若手とベテランがうまくチームとなる。若手がいないのは厳しいですけど、若手とベテランが完全に分かれるのもうまくいかないんだなというのを感じた試合でした。
大府は守備もしっかりとしていて、ミスが少なかった。そこも対照的な試合になりました。

ピックアップ選手などはこちら


杜若−愛知 観戦記(2025年マスターズ甲子園愛知大会)

2月16日に刈谷球場で行われたマスターズ甲子園愛知大会の開幕戦、杜若−愛知の観戦記です。
母校の愛知が試合をするということで注目して観戦しました。

杜若
1100000│2 H6 E2
007240✕│13 H16 E0
愛知

杜若
小野寺(15)、永井(37)、大山(17)、江藤(2)、永井(37)−鈴木、川井
愛知
矢子(59)、大久保(55)、松田(34)、長谷川(4)、難波(42)−森、夜部、尾崎

(スタメン)
杜若
34歳以下OK
5瀬尾(33) 2鈴木(30) 4江藤(2) 9黒梅(41) D川井(27) 8小谷(28) 3平群(56) 1小野寺(43) 6山内(6) 7水野(15)
35歳以上
8小谷(28) 5小野寺(43) 3狩山(23) 2川井(27) 9白井(47) 1大山(17) 6山内(6) 7水野(15) 4祖父江(4)

愛知
34歳以下OK
2森(53) 4臼井(50) 7大久保(55) 3松本(47) 8鈴木(51) 1矢子(59) 6小林(58) 9長谷川(4) 5浜島(44)
35歳以上
7前田(45) 4成田(8) 1松岡(34) 3松本(47) 8田中(5) 6浜島(44) 5伊東(40) 9平子(16) 2夜部(46)

マスターズの主なルール
投手は1人最長2回まで
4回まで、もしくは45分を過ぎるまでは34歳以下も試合に出られる。
そこから35歳以上しか試合には出られない。打順は1番から再スタートになる。
1時間50分を過ぎて新しいイニングには入らない。

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番黒梅がタイムリー2ベース。杜若が先制。1−0
2回表、2死1,3塁から2番鈴木の三ゴロ野選の間に1点。2−0
3回裏、1死満塁から2番臼井が2点タイムリー。2死満塁から5番鈴木が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、大山。6番名古路が2点タイムリー。2死1,3塁から8番長谷川がタイムリー。打者12人で7点取って愛知が逆転。7−2。
4回表から35歳以上のみで再スタート。
4回裏、2死1,3塁からワイルドピッチで1点。2死1,3塁から6番浜島がタイムリー。9−2
5回裏、無死満塁から代打真野の犠牲フライ。3番松岡のタイムリー。4番松本の犠牲フライ。2死2,3塁から6番浜島がタイムリー。13−2
愛知が快勝しました。

短評

序盤は杜若ペース。杜若の先発の小野寺投手が好投し、打線は2点を2回までに取ってリード。ただ、3回に愛知打線が2番手の永井投手をとらえて一気に逆転。7点を取って優位に立つと、4回から35歳以上に変わったところで愛知の松岡投手が好投。2イニングを無失点に抑えて流れを作り、その後も加点した愛知が快勝しました。
愛知は3回に打線がつながりましたが、両方に出られる選手がうまくキーになりました。ベテランと若手がうまくかみ合った印象でした。
杜若は投手陣が苦しく、投げた投手が全て35歳以上。若手が5人しかいないメンバー構成が苦しかったですね。
マスターズの選手構成の大事さを感じる試合でした。

ピックアップ選手などはこちら


西尾−愛知 観戦記(2023年マスターズ甲子園愛知大会)

2月25日に阿久比球場で行われたマスターズ甲子園愛知大会の第1試合、西尾−愛知の観戦記です。
3回戦となります。

西尾
2100433|13 H15 E4
1022000|5 H8 E3
愛知
(7回時間切れコールド)

西尾
鶴田(16)、犬塚(43)、小久保(11)、杉浦(10)−前田
愛知
森(33)、鈴木(51)、吉田(17)、前田(45)、田中(5)−矢部、吉田、利川

投手成績
西尾
鶴田 2回 33球 被安打3 四球1 三振0 失点1(自責点0)
犬塚 2回 43球 被安打4 死球1 三振0 失点4(自責点1)
小久保 2回 31球 被安打1 四球2 三振0 失点0
杉浦 1回 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0

愛知
森 2回 42球 被安打3 四球2 三振2 失点3(自責点1)
鈴木 2回 33球 被安打2 四球0 三振2 失点0
吉田 1回 30球 被安打4 四死球2 三振1 失点4
前田 0/3 5球 被安打0 四球1 三振0 失点1
田中 2回 43球 被安打6 四球1 三振1 失点5(自責点2)

(出場選手)
西尾
4回まで
5則竹(4) 6吉田(44) 7鶴田カズマ(16) 8木村(29)→1犬塚(43) 1鶴田ナオツグ(7)→8 9杉浦(46) 3神代(3) 2前田(21) 4粕谷(5)
5回〜
1小久保(11)→H伊藤(18)→4 8板倉(12) 9中島(22) D吉川(31) 2前田(21) 6蜂須賀(34) 7長戸(40) 4粕谷(5)→4山本(19)→1杉浦(10) 5田川(39)
愛知
4回まで
8鈴木(51)→1 1森(53)→9 7前田(45) 9松本(47)→8 2矢部(46) 4臼井(50) 6浜島(44)→5→3名古路(7) 3中西(8)→5 5伊藤(40)→6
5回〜
7前田(45)→1→8→H長谷川(12) 4真野(18)→H臼井(9) 8田中(5)→1 9平子(16) 1吉田(17)→7 5中西(8) 2吉田(24)→3林(20) 3利川(36)→2 6伊藤(40)→H近藤(10)

(試合経過)
1回表、2死2,3塁から5番鶴田のレフトフライを落とし2者生還。西尾が先制。2−0
1回裏、2死2塁から4番松本のタイムリー2ベース。2−1
2回表、1死1,2塁から1番則竹のタイムリー2ベース。3−1
3回裏、2死1塁から4番松本のタイムリー3ベースに中継エラーが絡んで一気に打者走者も生還。3−3の同点。
4回裏、1死満塁から1番鈴木のタイムリー。2番森のショートフライ。インフィールドフライも守備が落とし、その間にランナーが生還。5−3
5回表、2死1,3塁から5番前田のタイムリー。2死満塁から押し出し四球。8番粕谷の2点タイムリー。この回4点取って逆転。7−5
6回表、無死1塁でピッチャー交代、田中。無死2,3塁から3番中島が2点タイムリー。1死2塁から5番前田がタイムリー。10−5
7回表、2死2,3塁から3番中島の2点タイムリー2ベース。更に2死2,3塁から5番前田のタイムリー。13−5
西尾が後半逆転して大勝しました。

短評

マスターズ甲子園愛知大会は4回までは若い選手も出れる。5回以降は35歳以上のみというルール。
5回からは選手が入れ替わって1番から始まるのですが、その特徴が出た試合になりました。
4回までは愛知が競り合いながらも2点をリード。しかし、5回以降は西尾が圧倒して結果大差の試合に。
西尾はキャッチャーの前田選手がフル出場。結果4安打放ち、後半の3打席はすべてタイムリー。この試合にMVPでしたね。
全体的に投手陣が安定していた西尾に対し、ちょっと投手陣が苦しかった愛知。この差が出たかな、と。
愛知は守備でももったいないプレーがちらほら出て苦しくなりました。

半田−愛産大三河 観戦記(2023年マスターズ甲子園愛知大会)

2月18日に阿久比球場で行われたマスターズ甲子園の愛知大会開幕戦、半田−愛産大三河の観戦記です。
マスターズリーグは初めての観戦。
大まかなルールは以下。
・投手は2イニングまで
・5回以降は35歳以上しか出られない(試合時間によっては早まることも)
・硬式球、金属バット使用
・2時間が目途
・5回から新たに1番から打順がスタート

今日見て思ったのは5回から違う試合が始まるという感じ。
でもたくさんの選手が出れるというのはいいですね。

半田
20000002|4 H5 E3
53311000|13 H13 E2
愛産大三河
(8回時間切れコールド)

半田
榊原(51)、内田(18)、近藤(1)、深谷(17)、近藤(1)、長井(11)、深谷(17)−藤村、大橋
愛産大三河
後藤(35)、山内(26)、高木(14)、神野(20)、佐野(7)−深田、鈴木、浦川

投手成績
半田
榊原 1回 28球 被安打3 四球1 三振0 失点5(自責点3)
内田 1回 22球 被安打4 四球0 三振1 失点3
近藤 2回 29球 被安打5 四球0 三振0 失点3
深谷 2回 30球 被安打1 四球0 三振0 失点1
長井 2回 23球 被安打0 四球1 三振1 失点0

愛産大三河
後藤 2回 36球 被安打2 死球1 三振1 失点2(自責点1)
山内 2回 25球 被安打0 四球1 三振0 失点0
高木 2回 30球 被安打1 四球1 三振2 失点0
神野 1回 15球 被安打0 四球0 三振1 失点0
佐野 1回 34球 被安打2 四死球3 三振1 失点2

(スタメン)
半田
6勝崎 5村田 2藤村 8オウトウ 7大崎 4鈴木 3鳥居 9関谷 D浅井
愛産大三河
6佐々木 9神野 2深田 D池田 3宮本 8山口 5原田 7馬原 4相木

(試合経過)
1回表、先頭の勝崎がソロホームラン。1死満塁から6番鈴木が犠牲フライ。半田が2点を先制。2−0
1回裏、無死1塁から2番神野がタイムリー3ベース。3番深田がタイムリー2ベース。1死3塁から5番宮本が犠牲フライ。2死1塁から7番原田が2ランホームラン。愛産大三河が5点取って逆転。5−2
2回裏、1死2塁から2番神野がタイムリー2ベース。2死2塁から4番池田がタイムリー3ベース。5番宮本がタイムリー。8−2
3回裏、先頭の7番原田が2打席連続のソロホームラン。2死1塁から2番神野が2ランホームラン。11−2
4回裏、先頭の池田がソロホームラン。12−2
5回裏、2死2塁から5番丹羽がタイムリー2ベース。13−2
8回表、1死満塁から押し出し四球。9番渡辺がタイムリー。2点を返す。13−4
愛産大三河が快勝しました。

短評

愛産大三河が大勝。
若い選手が出られる4回までに長打攻勢。ホームランが4本出て圧倒しました。
広い阿久比球場でしたが、普通にスタンドまで飛ばしていましたし、大人の金属バットというのは、ものすごく飛ぶんだな、と改めて感じました。
神野選手3打数3安打で3ベース、2ベース、ホームラン。あと1打席回ってきたらサイクルも出来たかも。

原田選手2打席連続のホームラン。2打席連続で圧倒しました。

半田は1回の先頭打者の勝崎選手がホームランを放って、華々しく試合開始を彩りました。

5回以降のオールドチームは互角に戦いました。

愛産大三河は2回戦も勝ってベスト8進出。次の試合も楽しみですね。

写真を加えた観戦記はこちら


マスターズ甲子園 愛知大会

これまでもマスターズというものが存在することは知っていたのですが、いつ予選が行われて、代表が決まっているのかとか全然知らなかったのですが、今年は日程等が分かったので行ってみようかと思っています。

第6回マスターズ甲子園愛知県大会組み合わせ
マスターズ愛知

元プロの方も参加されているんですね。
(絶対に出場しているわけではないようですが)



2月18日から大会が始まります。

とりあえず、どんな雰囲気か一度行ってみたいと思っています。

マスターズの主なルール
3回までは34歳以下。4回以降は35歳以上のチームで行う。
投手は2イニングまで。
硬式、準硬式の現役選手は出られない。
出場選手はその高校に一時期でも在籍したことがあるもの
硬式球を使用
ベンチ入りは29名以上50名まで

硬式で戦うところがポイントですよね。
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