軟式社会人野球

2025年07月08日07:05

ニデック－イスコジャパン観戦記（2025年天皇賜杯第80回全日本軟式野球大会愛知県予選大会決勝戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

7月4日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた天皇賜杯の愛知県予選大会決勝戦、ニデック－イスコジャパンの観戦記です。
ニデックが勝てば9年ぶり、イスコジャパンが勝てば11年ぶりとなる天皇賜杯出場が懸かった試合は一方的な展開になりました。

ニデック
１０３４０１│１０　H8　E1
００００００│０　H4　E1
イスコジャパン
（6回コールド）

ニデック
玉木(15)－水谷
イスコジャパン
伊藤(18)、山田(16)、岩本(11)－二村

投手成績
ニデック
玉木 6回 65球被安打4 四球1 三振2 失点0

イスコジャパン
伊藤 3回0/3 67球被安打4 四死球4 三振0 失点6
山田 2/3 16球被安打1 死球1 三振1 失点3
岩本 2回1/3 42球被安打3 四球3 三振0 失点1

（出場選手）
ニデック
D濱(8) 4加藤(5) 8泉(2) 5土井(25) 2水谷(10) 6越智(1) 7房野(6) 9杉本(12) 3籾山(24)
イスコジャパン
7山崎(1) D長嶋(27) 6村田(10) 3土岐(5) 8小阪(8) 5尾野(3) 4竹延(6) 2二村(2) 9吉田(7)

（試合経過）
1回表、無死1，3塁から3番泉のエンドランが2ゴロになって1点。ニデックが先制。1－0
3回表、2死1，3塁から5番水谷が3ランホームラン。4－0
4回表、先頭の房野がソロホームラン。無死1塁でピッチャー交代、山田。1死2，3塁から2番加藤が3ランホームラン。2死2塁でピッチャー交代、岩本。5番水谷がタイムリー2ベース。9－0
6回表、2死2塁から5番水谷がタイムリー2ベース。10－0
ニデックが勝って9年ぶりの天皇杯出場を決めました。

総評

ニデックはルーキーの玉木投手が先発。イスコジャパンは前日150球くらい投げていたエースの伊藤投手に託しました。
やはり連投の伊藤投手のピッチングがポイントでしたが、初回からピンチで内野ゴロで1失点。3回表に水谷選手に3ランホームランを浴びて、試合としてはかなり厳しくなってしまいました。この暑さの中での連投。やはり厳しかったですね。
一方玉木投手は初回から援護点をもらい、先頭バッターの山崎選手にヒットを打たれるも2番長嶋選手をゲッツーに抑えてリズムに乗ります。その後も援護があったこともありスイスイと投げて6回を無失点。投手陣か課題と言われるチームの中で先発として結果を出したことは大きいですね。今後の自信にしてほしいところ。
ニデックは打線が新春以降好調でしたが、今大会ではそれが爆発。2回戦からの登場で全て10点を奪う離れ業で優勝までたどり着きました。
他のチームと同じでは勝てないと打撃を強化してきたそうですが、それが形になって良かったなと思います。
イスコジャパンもなかなか勝てなかった和合病院、菊水化学工業に勝って決勝進出。近年結果が出なかったのですが、久しぶりに準優勝という結果を残しました。これも今後に自信にしてほしいですね。
打線の強化というテーマがこちらも結果につながった形。軟式も打たないと勝てない時代ですね。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年07月07日07:05

菊水化学工業－イスコジャパン観戦記（2025年天皇賜杯第80回全日本軟式野球大会愛知県予選大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

7月4日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた天皇賜杯愛知県予選大会の準決勝第2試合、菊水化学工業－イスコジャパンの観戦記です。
今年から1チームとなった天皇賜杯の代表で、去年まで行われていた西部地区同士の対戦となりました。

菊水化学工業
０００１０００００│１　H1　E2
２０１００００１×│４　H6　E1
イスコジャパン

菊水化学工業
嶋田(16)、小松(11)、川嵜(21)－小塚
イスコジャパン
木戸(20)、山田(16)、岩本(11)－二村

投手成績
菊水化学工業
嶋田 3回被安打3 四死球2 三振3 失点3
小松 4回被安打2 四球0 三振1 失点0
川嵜 1回被安打1 死球1 三振0 失点1

イスコジャパン
木戸 5回0/3 被安打1 四死球6 三振0 失点1
山田 3回被安打0 四球1 三振2 失点0
岩本 1回被安打0 四球0 三振2 失点0

（出場選手）
菊水化学工業
8冨依(1) 3中村(32) 6江川(6) 2小塚(10) 9栁沼(4) 4速水(0) D渡邊(7)→H濱田(5) 7高木(3) 5菱田(26)
イスコジャパン
7山崎(1) D長嶋(27) 6村田(10) 3土岐(5) 8小阪(8) 5尾野(3) 4竹延(6) 2二村(2) 9吉田悠(7)

（試合経過）
1回裏、無死1塁から2番長嶋が2ランホームラン。イスコジャパンが先制。2－0
3回裏、1死1，3塁から4番土岐が犠牲フライ。3－0
4回表、2死2塁から4番小塚がタイムリー。3－1
4回裏、ピッチャー交代、山田。
6回表、無死1，2塁でピッチャー交代、山田。
8回裏、ピッチャー交代、川嵜。1死3塁から4番土岐がタイムリー内野安打。4－1
9回表、ピッチャー交代、岩本。
イスコジャパンが決勝進出を決めました。

短評

イスコジャパンが初回に長嶋選手の2ランで先制。3回裏には4番土岐選手の犠牲フライが出て3点として、グッと優位に立ちました。
菊水化学工業も4回に4番の小塚選手のタイムリーで1点を返し、6回表は相手の木戸投手が疲れてきたところで無死1，2塁のチャンス。ここでイスコジャパンは山田投手にスイッチして、5番の栁沼選手のバントがキャッチャーフライ。ここが無得点となり、菊水化学工業は得点する流れが無くなってしまいました。
イスコジャパンが山田投手から岩本投手につないで抑えきって勝利。決勝進出を果たしました。
菊水化学工業の川嵜投手は150km/hをマーク。元NPBの力は見せてくれました。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年07月04日17:20

天皇賜杯第80回全日本軟式野球大会愛知県予選大会結果

カテゴリ: 軟式社会人野球

6月17日（火）
刈谷球場
東郷製作所2－5小林クリエイト
三京アムコ8ー1オーエスジー（7回コールド）
名鉄NX運輸Polaris0－10フタバ産業（5回コールド）

19日（木）
寿々2－1豊田鉄工
東邦ガス0ー4トヨタ車体
GTRニッセイ2ー1南豊田病院

20日（金）
豊正ブレーキ工業0－2岡崎信用金庫
三浦電機3－11菊水化学工業（7回コールド）
ホシザキ1ー2ブラザー工業（延長10回）

25日（水）
パナソニックインダストリー春日井6－1豊田自動織機
中庸スプリング2ー0近藤産興
中央発條4－5Xイスコジャパン（8回時間切れコールド）

26日（木）
日本ガイシ0－15ヒサダ（5回コールド）
和合病院3－2大森石油（6回サスペンデット）

27日（金）
和合病院7－2大森石油
小林クリエイト5－4三京アムコ（延長12回タイブレーク）
フタバ産業12－2寿々（６回コールド）
トヨタ車体8－14GTRニッセイ（7回時間切れ）

7月1日（火）
岡崎信用金庫0－10ニデック（5回コールド）
菊水化学工業8－0ブラザー工業（8回コールド）
パナソニックインダストリー春日井2－3中庸スプリング

2日（水）
イスコジャパン10ー0ヒサダ（6回コールド）
和合病院15－2トヨタ自動車（７回コールド）
小林クリエイト3ー6フタバ産業

3日（木）
GTRニッセイ1ー10ニデック
菊水化学工業9－0中庸スプリング（7回コールド）
イスコジャパン3ー2和合病院

4日（金）
準決勝
フタバ産業5－10ニデック
菊水化学工業1－4イスコジャパン
決勝
ニデック10－0イスコジャパン（6回コールド）

ニデックが9年ぶりの天皇杯出場を決めました。

2025年07月04日07:05

ヒサダーイスコジャパン観戦記（2025年天皇賜杯第80回全日本軟式野球大会愛知県予選大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

7月2日に熱田愛知時計120スタジアムで行われたヒサダ－イスコジャパンの観戦記です。
大会の2回戦。ここから日程は詰まってきます。

ヒサダ
００００００│０　H4　E3
０３１２３１│１０　H9　E0
イスコジャパン
（6回コールド）

ヒサダ
春本(21)、玉井(42)、岡崎(16)－伊藤陸、堀
イスコジャパン
木戸(20)、山田(16)－二村

投手成績
ヒサダ
春本 3回2/3 66球被安打6 四球2 三振1 失点6（自責点1）
玉井 1回1/3 41球被安打2 四球2 三振1 失点3（自責点1）
岡崎 1/3 10球被安打1 四球0 三振0 失点1

イスコジャパン
木戸 5回 63球被安打3死球1三振1失点0
山田1回18球被安打1四球0三振0失点0

（出場選手）
ヒサダ
7伊藤颯(5) 6杉浦(6) 5森(1) 9稲垣(12) 3秦(3) 4西尾(8) D柴田(33) 2伊藤陸(10)→2堀(27) 8上萩(9)
イスコジャパン
9林(24)→H吉田悠→9 D長嶋(27)→H谷口(25) 6村田(10) 3土岐(5) 8小阪(8) 5尾野(3) 7山崎(1) 2二村(2) 4竹延(6)

（試合経過）
2回裏、2死3塁からワイルドピッチで1点。さらに2死2塁から8番二村がタイムリー2ベース。9番竹延がタイムリー。イスコジャパンが3点を先制。3－0
3回裏、2死3塁から4番小阪がタイムリー。4－0
4回裏、1死2，3塁から9番竹延の犠牲フライ。2死3塁から1番林がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、玉井。6－0
5回裏、無死満塁から5番尾野が押し出し四球。7番山崎がタイムリー。8番二村が犠牲フライ。9－0
6回表、ピッチャー交代、山田。
6回裏、ピッチャー交代、岡崎。1死から3番村田がコールドを決めるホームラン。10－0でイスコジャパンが快勝しました。

総評

2回の表裏の攻防が勝敗を分けました。
ヒサダは2回表に1死1，3塁のチャンスを作り、8番伊藤隆選手のところでギャンブルを仕掛けるもバッターが空振りして飛び出したランナーが挟まれてアウトに。2死3塁から伊藤隆選手も遊ゴロに倒れ得点ならず。
その裏、エラーのランナーが出て、2死3塁までいってからワイルドピッチで1点。そこからさらに四球からタイムリーが2本出て3点。これでイスコジャパンはかなり楽になりました。
ヒサダも先発の春本投手、2番手の玉井投手は大学でも実績がある選手ですし、選手の質は上がっているのですが、この試合ではミスがことごとく失点につながって、一方的な試合になってしまいました。上位チームと当たった時にミスなく戦えるかが大事になっていきますね。
イスコジャパンは打撃に力を入れてきたそうで、この試合では鋭い打球を打っていました。他の上位チームと差が最もあったのが打力でしたので、それが少しでも縮まってくるといいですよね。
次からは強豪チームが続くので、その成果を見せてほしいです。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年06月02日19:14

2025年国民スポーツ大会軟式野球愛知県大会結果

カテゴリ: 軟式社会人野球

（画像はスコアラーページより）

5月8日（木）
東邦ガス9－2日本ガイシ（7回コールド）
ブラザー工業3－2ホシザキ
豊田鉄工4－3好生館病院（延長11回タイブレーク）

13日（火）
アイシン3－6トヨタ自動車
大森石油6－6豊田自動織機（延長11回タイブレーク・抽選で豊田自動織機が勝利）
豊正ブレーキ1－8東郷製作所（7回コールド）

14日（水）
三京アムコ3ー1菊水化学工業
岡崎信用金庫1－7南豊田病院
GTRニッセイ8ー0三浦電機

15日（木）
小林クリエイト4ー1ヒサダ
和合病院6－0トヨタ車体
寿々1－2Xニデック

16日（金）
中央発條2－5中庸スプリング
オーエスジー0－2イスコジャパン
近藤産興6X－5パナソニックインダストリー春日井（延長11回タイブレーク）

20日（火）
名鉄運輸Polaris2－6フタバ産業
2回戦
東邦ガス5ー12ブラザー工業
豊田鉄工6－1トヨタ自動車

21日（水）
豊田自動織機3－7東郷製作所
三京アムコ4－0南豊田病院
GTRニッセイ2－8小林クリエイト

22日（木）
和合病院4－3ニデック
中庸スプリング0ー6イスコジャパン
近藤産興0－9フタバ産業（7回コールド）

23日（金）
準々決勝
ブラザー工業3－10豊田鉄工（7回コールド）
東郷製作所2－3X三京アムコ（延長10回）

27日（火）
準々決勝
小林クリエイト2－9和合病院（7回コールド）

28日（水）
準々決勝
イスコジャパン1－8フタバ産業（8回コールド）

29日（木）
刈谷球場
準決勝
豊田鉄工3－5三京アムコ
和合病院4－2フタバ産業
決勝
三京アムコ1ー2和合病院（延長11回）

和合病院が優勝しました。
おめでとうございます。

2025年06月01日07:05

和合病院－三京アムコ観戦記（2025年国スポ軟式野球愛知県大会決勝戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

5月29日に刈谷球場で行われた和合病院－三京アムコの決勝戦の観戦記です。
初の全国大会出場を狙う三京アムコが和合病院を牙城を崩せるか、に注目して観戦しました。

和合病院
０１００００００００１│２　H9　E0
００００００１００００│１　H3　E0
三京アムコ
（延長11回）

和合病院
山口(21)、下川(13)、加藤(16)、南(17)－市川
三京アムコ
山本(19)、米庄(21)－小柳津

投手成績
和合病院
山口 6回1/3 78球被安打3 四球0 三振3 失点1
下川 2回2/3 49球被安打0 四球2 三振1 失点0
加藤 0/3 14球被安打0 四球2 三振0 失点0
南 2回 23球被安打0 四球0 三振0 失点0

三京アムコ
山本 5回 67球被安打4 四球1 三振1 失点1
米庄 6回 97球被安打5 四球0 三振3 失点1

（出場選手）
和合病院
5青木(1) 4上地(9) 2市川(10) 9前田(3)→3→9 3池田(5)→7→3 6柘植(7) D長峯(27) 7森浦(6)→9→7 8古賀(0)
三京アムコ
8後藤(23)→7 D藤澤(7) 4牛島(1) 7藤江(10)→3 2小柳津(22) 6吉野(6) 9鶴田(8) 3松山力(24)→H松山侑(3)→8 5山口(4)

（試合経過）
2回表、2死1，3塁から8番森浦のタイムリーで和合病院が先制。1－0
6回表、ピッチャー交代、米庄。
7回裏、1死3塁でピッチャー交代、下川。5番小柳津の遊ゴロをうまくさばいてホームに投げるもキャッチャーが取り切れず記録は野選に。1－1の同点に追いつく。
10回裏、ピッチャー交代、加藤。無死1，2塁でピッチャー交代、南。2死2，3塁から1番後藤は良い当たりのセカンドライナー。サヨナラならず。
11回表、1死1，3塁から6番柘植が叩きを決めて和合病院が勝ち越し。2－1
和合病院が延長戦を制して優勝。東海大会進出を決めました。

総評

決勝戦らしい互角の試合。
最初は和合病院が先制。2回表に無死1，2塁から1ゴロ2塁封殺で1死1，3塁。ここで叩きに行くも失敗して2死1，3塁。チャンスを逃しかけたところで8番森浦選手がタイムリーを放ち先制点。こういうチャンスを逃しかけたところで1本出せるのが和合病院の強さですね。
そのリードを先発したベテランの山口投手が抑えていきます。三京アムコはチャンスらしいチャンスがつかめず、6回まで2安打無失点。
ようやくきっかけをつかんだのが7回裏、先頭の牛島選手が2ベースを放ち、進塁打で1死3塁。ここで和合病院は前の試合で60球投げていた下川投手を投入。ここで小柳津選手が粘って8球目をとらえてセンターに抜けそうな打球。これを和合病院の柘植選手もなんとかさばいてホームに投げるスーパープレーを見せるも、送球が1バウンドになってキャッチャーが取り切れず、記録は野選となり同点。ここはお互いの執念がすごかった。なおも1死1，2塁のチャンスとして、ここで三京アムコは何とかしたかったですが、後続倒れ同点止まり。
三京アムコも前の試合から連投だった山本投手が5回まで1失点と踏ん張り、6回から米庄投手にスイッチ。米庄投手が和合病院打線を抑えていってピンチはあったものの9回まで0点。
延長戦に入ります。
三京アムコの最大のチャンスは10回裏、この回からマウンドに上がった加藤投手が安定せず2四球を出して交代。ここからバント失敗、1ゴロで2死2，3塁。後藤選手は良い打球が1つファールになり、打った打球も鋭かったもののセカンドライナー。サヨナラならず11回に。
11回表は先頭の市川選手がヒットで出塁。4番の前田選手は進塁打の1ゴロでしたが、ここで全力疾走で内野安打を勝ち取る。5番池田選手の3ゴロは3塁封殺も出来たかなと思ったのですが、2塁送球して2塁アウトのみ。1死1，3塁。ここで6番柘植選手が粘って7球目に叩いて2ゴロ。1点を奪って逃げ切りました。
全体的には和合病院のペースでの試合でした。ただ三京アムコも勝つチャンスはあったんですけどね。
和合病院の投手は球が速い投手が多い。そこに経験のある山口投手がいる。やはりレベルが高いですね。
まだまだ叩きもできる選手、できない選手がいるなど、これからの部分もありますが、伸びしろとも言えますし、ここからまた強くなっていくかもです。
和合病院に勝つには長打で粉砕とかそういうのが必要なのかなとも感じます。ただ、ミスをしない。ミスに付け込む。特にこういう決勝で勝つのは大変なんだなと改めて感じました。
三京アムコは新人の小野投手が投げられなかったのが微妙に響きました。この悔しさを次の天皇杯で生かしたい。もうちょっと打てるチームにしていってほしいですね。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年05月31日07:05

フタバ産業－和合病院観戦記（2025年国スポ軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

5月29日に刈谷球場で行われたフタバ産業－和合病院の準決勝第2試合。
強豪同士の一戦は期待通りの好ゲームになりました。

フタバ産業
００１０１００００│２　H5　E1
０００２０２００×│４　H4　E1
和合病院

フタバ産業
水谷(16)、山本(14)－小見山
和合病院
南(17)、下川(13)－市川

投手成績
フタバ産業
水谷 5回1/3 76球被安打2 四死球3 三振2 失点4（自責点2）
山本 2回2/3 54球被安打2 四球2 三振0 失点0

和合病院
南 4回1/3 44球被安打5 四球0 三振1 失点2
下川 4回2/3 60球被安打0 四死球3 三振4 失点0

（出場選手）
フタバ産業
7杉崎(9) 5服部(1) 2小見山(39) D白井(3)→D佐々木 3尾西(24) 8伊藤(2) 9早田(5) 6渡邉(8) 4杉山(4)
和合病院
5青木(1) 4上地(9) 2市川(10) 9前田(3) 3池田(5) 6柘植(7) D長峯(27) 7森浦(6) 8古賀(0)

（試合経過）
3回表、1死3塁から2番服部が叩いて1点。フタバ産業が先制。1－0
4回裏、無死1，2塁から4番前田のセカンドゴロ進塁打を悪送球して1点。1死2，3塁から6番柘植が叩いて1点。和合病院が逆転。2－1
5回表、1死から8番渡邉がソロホームラン。1死1塁でピッチャー交代、下川。
6回裏、1死1，2塁でピッチャー交代、山本。2死満塁から7番長峯がタイムリー。8番森崎が押し出し四球。和合病院が勝ち越し
4－2
和合病院が逃げ切って決勝進出を決めました。

総評

中盤までは互角の戦い。お互いに持ち味を出した試合でした。
6回裏は無死1，2塁から4番前田選手を三振に斬ったところでフタバ産業は山本投手にスイッチ。いい形で継投したかに思えたのですが・・・。
その山本投手が2死2，3塁から四球、タイムリー、押し出し四球。攻略した和合病院がお見事でしたが、ここは踏ん張ってほしかったですね。
一方の和合病院も5回途中で下川投手にスイッチ。この下川投手が149km/hをマークするなど球威で押してノーヒットピッチング。リリーフ投手の内容で勝敗が分かれた試合になりました。
フタバ産業は打線が長打が売り。ただ、長打が出ないと点にならない。こればかりは仕方ないですが・・・。
叩きは決められるのでいかに1死3塁を作れるかがカギになりそうです。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年05月30日12:30

豊田鉄工－三京アムコ観戦記（2025年国スポ軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

5月29日に刈谷球場で行われた準決勝の第1試合、豊田鉄工－三京アムコの観戦記です。
豊田鉄工の先発は三京アムコにいた南出投手。古巣相手にどんな投球を見せるか注目して観戦しました。

豊田鉄工
１００２０００００│３　H6　E1
００１４００００×│５　H5　E1
三京アムコ

豊田鉄工
南出(17)、伊藤(20)－山本
三京アムコ
松原(13)、藤井(15)、山本(19)－小柳津

投手成績
豊田鉄工
南出 6回0/3 116球被安打5 四死球6 三振2 失点5（自責点1）
伊藤 2回 21球被安打0 四球1 三振1 失点0

三京アムコ
松原 3回 60球被安打3 四球3 三振2 失点1
藤井 1回 29球被安打3 四球1 三振0 失点2
山本 5回 49球被安打0 四球0 三振0 失点0

（出場選手）
豊田鉄工
9清水(2) 8森(51) 4桑原(3) 3名古路(5) D小川(25) 6中根(4) 7田口(8) 2山本(22) 5安食(0)
三京アムコ
8後藤(23)→7 D藤澤(7) 4牛島(1) 7藤江(10)→9 2小柳津(22) 6吉野(6) 9鶴田(8)→8松山侑(3) 3松山力(24) 5山口(4)

（試合経過）
1回表、2死1，3塁から5番小川がタイムリー。豊田鉄工が先制。1－0
3回裏、1死2，3塁から4番藤江の叩きで1点。1－1の同点に追いつく。
4回表、ピッチャー交代、藤井。先頭の7番田口がソロホームラン。2死1，2塁から3番桑原がタイムリー。豊田鉄工が勝ち越し。3－1
4回裏、1死満塁から1番後藤の1ゴロでホームに投げるもセーフに。2番藤澤はライトオーバーのタイムリー。2塁ランナーはホームを狙うもタッチアウトに。2死2，3塁から3番牛島が2点タイムリー。三京アムコが逆転。5－3
5回表、ピッチャー交代、山本。
7回裏、無死1塁でピッチャー交代、伊藤。
三京アムコが勝って決勝進出を決めました。

短評

豊田鉄工の南出投手は昨年まで三京アムコでエース格で頑張っていた投手。
古巣相手の登板というところでしたが、どちらかというとピッチャーの方がやりにくかったのかなという感じですね。ボールそのものは走っていましたが四死球が多く4回はエラーも絡んで逆転。球筋を見ている分、打者が有利だったのかもです。
豊田鉄工も相手の松原投手、藤井投手を攻めて3点を取ったのですが、5回から登板した山本投手にパーフェクトに抑え込まれました。
豊田鉄工はまだ全国大会は未経験。初の出場を目指しましたが・・・。こういう経験を次に生かしたいですね。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年05月24日07:05

ブラザー工業－豊田鉄工観戦記（2025年国スポ軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

5月23日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、ブラザー工業－豊田鉄工の観戦記です。
準々決勝の第1試合。ブラザー工業がどんな戦いを見せるか注目して観戦しました

ブラザー工業
０００００３０│３　H6　E1
０３２０２１２│１０　H11　E0
豊田鉄工
（7回コールド）

ブラザー工業
佐藤(30)、吉崎(19)、越田(20)－光田
豊田鉄工
徳久(13)、井上(19)－山本

投手成績
ブラザー工業
佐藤 3回 57球被安打5 四球1 三振0 失点5
吉崎 2回 46球被安打3 四球3 三振1 失点2
越田 1回2/3 29球被安打3 四死球2 三振0 失点3

豊田鉄工
徳久 5回 56球被安打2 四球0 三振3 失点0
井上 2回 22球被安打4 四球0 三振0 失点3

（出場選手）
ブラザー工業
4岩間(2) 5川瀬(16) 6篠田桐(13) 2光田(9) 8山田(24) 9有薗(27) D森(25) 7篠田柳(17) 3林(10)
豊田鉄工
9清水(2) 8森(51) 4桑原(3) 3名古路(5)→7 D小川(25) 6中根(4) 7田口(8)→5 2山本(22) 5安食(0)→H小島(9)→3

（試合経過）
2回裏、2死2塁から7番田口がタイムリーヒット。2死2塁から8番山本がタイムリーエンタイトル2べース。9番安食がタイムリー。豊田鉄工が3点を先制。3－0
3回裏、2死3塁から5番小川が2ランホームラン。5－0
4回裏、ピッチャー交代、吉崎。
5回裏、2死2塁から5番小川がタイムリー2ベース。6番中根がタイムリー。7－0
6回表、ピッチャー交代、井上。2死1塁から1番岩間が2ランホームラン。2番川瀬もホームランを放ち、3点を返す。7－3
6回裏、ピッチャー交代、越田。2死2塁から3番桑原がタイムリー2ベース。8－3
7回裏、2死2，3塁から9番小島の2点タイムリーでコールド成立。
10－3で豊田鉄工が快勝。

総評

ブラザー工業の先発は監督でもある佐藤投手。100km/hくらいの球にさらに遅い球を使って緩急で打ち損じを狙う投球。初回は見事にはまりましたが、2回にランナーが出ると足も絡められて連打を食らい3失点。3回には小川選手が2ランを放ち5－0として、豊田鉄工が優位に立ちました。
ただ、ブラザー工業もバッティングはかなりよくて序盤からランナーは出していましたし、6回には岩間選手、川瀬選手が連続ホームラン。一旦はコールドを回避する反撃も見せます。
ベスト8まで勝ち上がった力の一端は見ることが出来ました。
豊田鉄工は徳久投手が危なげない投球。打線は下位打線で得点を重ねました。小川選手が好調で、この試合でも長打2本で3打点。この後の試合もポイントになっていきそうです。
豊田鉄工はここまではやや組み合わせは恵まれた印象。ここから一段相手のレベルが上がるので、そこでどういう試合ができるか注目です。

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2025年05月23日07:05

ニデックー和合病院観戦記（2025年国スポ軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

5月22日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、ニデックー和合病院の観戦記です。
絶対王者だった和合病院はやや力が落ちている印象で、ニデックは今年打線が好調。注目の対戦でした。

ニデック
０００１０２０００│３　H6　E2
１０００１１１０×│４　H7　E1
和合病院

ニデック
近藤(19)、春田(16)－水谷
和合病院
南(17)、加藤(16)、下川(13)－市川

投手成績
ニデック
近藤 6回 97球被安打5 四球5 三振2 失点3（自責点2）
春田 2回 32球被安打2 四球0 三振3 失点1

和合病院
南 4回 80球被安打4 四死球4 三振4 失点1
加藤 1回0/3 24球被安打1 四球2 三振0 失点2
下川 4回 60球被安打1 四球1 三振5 失点0

（出場選手）
ニデック
9泉(2) 4加藤(5) 2水谷(10) D濱(8) 5土井(25) 6越智(1) 8竹内(7) 7房野(6)→H杉本(12)→7 3籾山(24)
和合病院
5青木(1) 4上地(9) 2市川(10) 9前田(3)→8 3池田(5)→7 6柘植(7) D後藤(23) 7森浦(6)→9 8古賀(0)→H長峯→3

（試合経過）
1回裏、2番上地がレフトへライナーで入るソロホームラン。和合病院が先制。1－0
4回表、1死1，3塁から9番籾山が叩いて3ゴロで1点。1－1
5回表、ピッチャー交代、加藤。
5回裏、1死1，3塁から4番前田の叩きで1点。和合病院が勝ち越し。2－1
6回表、無死1，2塁でピッチャー交代、下川。1死2，3塁から2番加藤が2点タイムリー2ベース。ニデックが逆転。3－2
6回裏、1死2塁から8番森浦がタイムリー2ベース。3－3
7回裏、ピッチャー交代、春田。1死1塁から3番市川が右中間を破るタイムリー2ベース。和合病院が再び逆転。4－3
和合病院がシーソーゲームを制しました。

総評

和合病院が初回に上地選手のホームランで先制。
ニデックはそこから毎回のようにチャンスを作るもなかなか点が奪えず。それでも4回表にようやくエンドラン叩きで同点に追いつくも尚ものチャンスを生かせない。
和合病院は5回裏に叩きをしっかりと決めて勝ち越し。ニデックは6回表に2四球で出したランナーを2番の加藤選手が2点タイムリーを放ち逆転に成功。ただ、ここでも尚ものチャンスを生かせなかった。
和合病院は6回裏に8番の森浦選手、7回裏に3番市川選手にタイムリー2ベースが出て逆転。そのまま逃げ切りました。
ニデックとすれば、追加点が取れなかったために苦しくなった形。そこをしっかりと抑えた和合病院がさすがだったとも言える試合でした。
和合病院は4本の長打が全て4点に絡む内容。取るべきところで取れるのはさすがですね。
投手陣では3人目の下川投手が147km/hをマークするなど速球を武器に7回以降は三者凡退で抑え込み勝利に貢献。徐々に打線も上向いている印象で、次も強豪の小林クリエイトが相手ですがいい試合になりそうです。

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2025年05月16日12:05

大森石油－豊田自動織機観戦記（2025年国スポ軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

5月13日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、大森石油－豊田自動織機の観戦記です。
大森石油はこの大会から元中日の若松投手、三ツ俣内野手、砂田投手がデビュー。その活躍も注目されました。

大森石油
０００００１２０００３│６　H8　E1
０００２０１００００３│６　H8　E2
豊田自動織機
（延長11回からタイブレーク・抽選の結果豊田自動織機が2回戦へ進出）

大森石油
若松(61)、砂田(19)、樋口(13)、高田(35)－熊谷
豊田自動織機
子迫(18)、魚住(19)－黒田

投手成績
大森石油
若松 5回 66球被安打5 四球2(1) 三振1 失点2
砂田 4回 62球被安打2 四球3 三振3 失点1
樋口 1回0/3 15球被安打0 四球2 三振0 失点3（自責点1）
高田 1回 12球被安打1 四球0 三振1 失点0

豊田自動織機
子迫 6回2/3 120球被安打6 四死球8(1) 三振2 失点3（自責点2）
魚住 4回1/3 63球被安打2 四球4 三振1 失点3（自責点1）

（出場選手）
大森石油
6松岡岳(3) 7寺沢(24) 3古川(29) 4石坂(7)→H西川(2)→4 5三ツ俣(66) 8財前(0)→8藤掛(23)→H堀井(5)→8藤田(4) 9松岡拓(10) 2熊谷(27) D長嶋(18)→H高桑(6)→D
豊田自動織機
8山口(14) 4守田(6) 3松本(23)→R島本(4) 7河村(2)→R野田(25) D佐藤(11)→H萬部(1)→D→H上原(31) 6戸嶋(10) 9貞廣(7)→H鈴木(28) 2黒田(24)→R持田(12) 5長谷川(8)

（試合経過）
4回裏、1死1塁から4番河村が2ランホームラン。豊田自動織機が2点を先制。2－0
6回表、1死から5番三ツ俣がソロホームラン。2－1
6回裏、ピッチャー交代、砂田。1死3塁から代打萬部のエンドラン3ゴロの間に1点。3－1
7回表、1死2塁から3番古川のライトフライでランナーがタッチアップ。送球が逸れる間に1点。2死1，3塁でピッチャー交代、魚住。代打堀井がタイムリー。3－3の同点に追いつく。
9回で決着つかず延長戦。
10回裏、ピッチャー交代、樋口。
11回からタイブレークへ。
11回表、2死満塁から6番藤田が走者一掃の3点タイムリー2ベース。大森石油が3点を勝ち越し。6－3
11回裏、無死満塁でピッチャー交代、高田。2死満塁から8番黒田の走者一掃の3点タイムリー2ベース。6－6の同点に。同点のまま、抽選での勝負となり、豊田自動織機が抽選の末勝利を収めました。

総評

大森石油は元中日の若松投手が先発。元々球が速いタイプではないですが、まっすぐの球速は130km/h前後。緩急を使っての投球の幅は見せましたが、こういう投球で社会人の上位チームに通用するかは見てみたいところ。
5回2失点での降板でしたが、本人はもうちょっと投げたかったとのこと。
6回からも元中日の砂田投手がマウンドへ。4イニングを投げて1失点。最初はマウンドがはまらず苦労したとのことでしたが、修正した7回からは0を並べたのはさすが。MAXは138km/hでした。ずっとリリーフでやっていたので、4イニングでばてたと話、そこは反省していました。軟式というかアマチュア野球では登録の選手に限りがあるので、ロングリリーフが当たり前。ここは慣れていってほしいですね。
野手で唯一の元中日、三ツ俣選手は6打席で全出塁。6回にはホームランを放ち、さすが元プロというところを見せました。守備ではエラーが1つ。守備が難しいとは本人談。これは慣れでしょうね。
大森石油は2回表に財前選手が負傷退場。これが痛かった印象です。その後に出た選手は活躍したのですが・・・。
少なくとも2枚増えた投手陣は今後にとっては大きいところ。天皇杯はもう少しかみ合った戦いを見せてほしいですね。
豊田自動織機は子迫投手が先発。四死球8つ（うち1つは申告敬遠）と荒れ気味でしたが、まっすぐは140km/hをマーク。ボールの勢いは一番ありました。セットで球威が落ちていましたが、意外と粘ったのも確か。こういう結果を自信にしてほしいですね。
11回裏は3点を勝ち越され厳しいかなと思いましたが2死から黒田選手がよく打ちました。
抽選は運ですが、そういうしぶとさで神様が味方したかなと思います。
リリーフの魚住投手も粘りましたし、これを勢いにしてほしいです。

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2025年05月16日07:05

トヨタ自動車－アイシン観戦記（2025年国スポ軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

5月13日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、トヨタ自動車－アイシンの観戦記です。
トヨタ系列対決となりました。

トヨタ自動車
２００１３００００│６　H11　E0
０００２００００１│３　H4　E3
アイシン

トヨタ自動車
出口(25)、小林(47)－根岸
アイシン
柴田(19)、日高(18)－中村

投手成績
トヨタ自動車
出口 5回被安打1 四球4 三振0 失点2
小林 4回被安打3 四球2 三振2 失点1

アイシン
柴田 5回被安打9 四死球4 三振1 失点6
日高 4回被安打2 四球2 三振1 失点0

（出場選手）
アイシン
5大原(5) 2中村(10) 6平川(16) 4毛受(13) 3中島(24) 9河合(23) 8甲(27) 1柴田(19)→1日高(18) 7川北(21)
トヨタ自動車
9藤田(0) 4松田(2) 6川田(10) 2根岸(33) 5濱地(7) 8西内(24) 3小林(47)→1 D兼武(1)→3淺井(9) 7水野(31)

（試合経過）
1回表、無死3塁から2番松田がタイムリー。2死2塁から5番濱地がフェンス直撃のタイムリー2ベース。トヨタ自動車が2点を先制。2－0
4回表、2死3塁から9番水野がタイムリー3ベース。3－0
4回裏、2死1塁から6番河合が2ランホームラン。3－2
5回表、1死2塁から4番根岸が2ランホームラン。5番濱地も連続ホームラン。6－2
6回表。ピッチャー交代、日高。
6回裏、ピッチャー交代、小林。
9回裏、1死から6番河合がこの日2本目のソロホームラン。6－3
トヨタ自動車が勝ちました。

総評

トヨタ自動車は立ち上がりからアイシンの先発の柴田投手を攻めて、初回に濱地選手の2点タイムリー2ベース。4回には水野選手のタイムリー3ベース。5回には根岸選手、濱地選手の連続ホームランと長打攻勢で5回までに6点を奪い試合を優位に進めます。
そのリードを出口投手、小林投手のリレーで守り切り勝利。快勝となりました。
ただ、石井監督は6回以降、アイシンの日高投手から点を取れなかったことを反省点に上げ、こういう力のある球を投げる投手から打てるようにしたいとのこと。ただ、長打が出ているのはいいことですよね。こういう打撃をレベルの高い投手から出来るようにしたい。
アイシンは序盤から苦しい流れでしたが、4回に河合選手の2ランで1点差に詰め寄りました。その直後に踏ん張りたかったですが・・・。
日高投手は力があるものの、仕事の関係でリリーフに回った印象。アイシンはそういうケースが多いのは仕方ないのかもですが気の毒ですね。
河合選手はホームランを2本放ちました。パンチ力が素晴らしかった。

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2025年04月10日12:05

和合病院－イスコジャパン観戦記（2025年全名古屋軟式野球大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

4月4日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、和合病院－イスコジャパンの観戦記です。
和合病院は2025年の公式戦初戦。どんな戦いをするかを見たくて足を運びました。

和合病院
０００１０１０００│２　H7　E0
０００００００００│０　H1　E3
イスコジャパン

和合病院
南(17)－市川
イスコジャパン
伊藤(18)－二村

投手成績
和合病院
南 9回 65球被安打1 四球0 三振4 失点0

イスコジャパン
伊藤 9回 127球被安打7 四球2 三振3 失点2（自責点1）

（出場選手）
和合病院
8古賀(0) 4上地(9) 9前田(3) 3池田(5) D長峯(27) 2市川(10) 5森浦(6) 6柘植(7) 7竹ノ内(24)
イスコジャパン
8吉田(6) 4竹延(6) 6村田(10) 3土岐(5) D長嶋(27) 9林(24) 2二村(2) 7山崎(1) 5尾野(3)

（試合経過）
4回表、1死2，3塁から6番市川の叩きが内野安打となり1点。和合病院が先制。1－0
6回表、1死3塁から6番市川の叩きで1点。2－0
和合病院の南が1安打完封。65球というびっくりする球数の少なさでした。

総評

和合病院の2025年の初戦。ここ数年で結構選手が変わってきている印象です。
先発の南投手が素晴らしく、1安打完封。65球という球数の少なさにびっくりしますが、ストライク先行で、球速は130km/h中盤から後半。手元でボールが来ているみたいで、イスコジャパンはポップフライが多かった。結局いい当たりがほとんど出ない内容となっていました。
2点はいずれも市川選手の叩きから。こういうのがきちっと決められるのがすごいですね。まだ叩きができない選手もいる感じでしたが、いずれはみんなが決められるようになっていくんでしょう。
現在の軟式は長打がものを言う野球という印象なのですが、和合は変わらず。チャンスを確実にものにするのはすごいです。
イスコジャパンもエースの伊藤投手が好投して粘りましたが・・・。打つ方が1安打ではなんともならない。
不運な判定もありましたが・・・。6回はミスからの失点なので、ここは気を付けたいですね。

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2025年03月22日17:05

小林クリエイト－大森石油観戦記（2025年東海五県軟式野球愛知大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

3月19日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた東海五県軟式野球愛知大会の準々決勝、小林クリエイトー大森石油の観戦記です。
初回から小林クリエイトのホームラン攻勢になりました。

小林クリエイト
４５０５１│１５　H15　E0
０００００│０　H2　E1
大森石油
（5回コールド）

小林クリエイト
杉田(23)、田村(26)－奥田
大森石油
高田(35)、西野(9)－熊谷

投手成績
小林クリエイト
杉田 2回被安打0 四球0 三振1 失点0
田村 3回被安打2 四死球3 三振1 失点0

大森石油
高田 3回0/3 被安打10 四死球4 失点10（自責点8）
西野 2回被安打5 四球2 三振0 失点5

（出場選手）
小林クリエイト
8都嶋(2) 9大西(24) D牛島(58) 5杉本(25) 2奥田(27) 4都筑(0) 7森岡(7)→H浜崎(9)→7 6葛西(1) 3宮野(8)
大森石油
D寺沢(24)→9松岡岳(10) 5堀井(5) 4財前(0) 6石坂(7) 2熊谷(27) 3高桑(6) 9西野(9)→1 7藤田(4) 8藤掛(23)

（試合経過）
1回表、1番都嶋、2番大西が連続ホームラン。1死後、4番杉本、5番奥田が連続ホームラン。いきなり4本のホームランで4点。4－0
2回表、1死から9番宮野がソロホームラン。2死1，2塁から4番杉本がタイムリー。5番奥田がタイムリー2ベース。さらにタイムリーエラー。7番森岡がタイムリー2ベース。この回5点追加。9－0
3回裏、ピッチャー交代、田村。
4回表、先頭の奥田がこの日自身2本目となるホームラン。ここでピッチャー交代、西野。2死3塁から9番宮野がタイムリー。2死1，2塁から2番大西が2点タイムリー3ベース。3番牛島がタイムリー。14－0
5回表、1死1塁から代打浜崎がタイムリー2ベース。15－0
小林クリエイトが大勝しました。

短評

5回コールドとなりましたが、本来は5回コールドは制度としてなく、試合としては大森石油がギブアップした形だったようです。
大森石油はピッチャーが2人しか登録されておらず、しかも長島投手は投げられない感じ。もう一人登録するはずだったピッチャーがメンバー表に入っておらず、その投手も投げられないという状況に。そういう経緯もあって、試合続行を断念したというのが実情だった感じ。
ただ小林クリエイトの打線は容赦なかったです。いきなり初回から4本のホームラン。結局チームで6本のホームランを放ちました。
熱田愛知時計120スタジアムは狭いとはいえ、熱田ムランは1つだけ。あとは文句なしの当たりばかりでした。
大森石油はこれから新戦力が入るという話も聞きました。そこから立て直したいですね。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年02月19日00:10

「元巨人の川嵜陽仁投手が軟式社会人の菊水化学工業へ」の一報記事を書きました。

カテゴリ: 軟式社会人野球; プロ野球

愛知野球通信plusにて誉から巨人の育成に入った川嵜投手を去就について第一報を出しました。

記事はこちら。

こういう形でスクープを出すのは2回目。

メディアとして、信頼が出てきているのかな、と感じます。

それだけ情報の取り扱いは難しいですし、信頼を得るのは大変で、なくすのは一瞬

これからも信用第一、関係者の方に信頼してもらえる存在になっていきたいですね。

そのうえで皆様に興味を持ってもらえる記事を書いていきたいです。

2025年02月14日12:10

ヒサダ－トヨタ車体観戦記（2025年新春選抜軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

2月12日にパロマ瑞穂野球場で行われた決勝戦、ヒサダ－トヨタ車体の観戦記です。
冷たい雨も降ったりする環境の中、試合はタイブレークまでもつれました。

ヒサダ
００１０２０００００１│４　H6　E0
００００２０００１０２│５　H10　E1
トヨタ車体
（延長11回からタイブレーク）

ヒサダ
春本(21)、岡崎(16)、玉井(42)－伊藤
トヨタ車体
若山(21)、野村大(10)－野村謙、木村

投手成績
ヒサダ
春本 5回 67球被安打5 四死球2 三振3 失点2
岡崎 4回 63球被安打4 死球2 三振3 失点1
玉井 1回1/3 25球被安打1 四死球3 三振0 失点2（自責点0）

トヨタ車体
若山 6回 95球被安打5 四球2 三振5 失点3
野村大 5回 69球被安打1 四死球4 三振4 失点1（自責点0）

（出場選手）
ヒサダ
7稲垣(12) 6杉浦(6) 5森(1) 3秦(3) D矢岸(7)→R石川(20) 2伊藤(10) 8上萩(9) 9畔柳(25)→H利見(26) 4西尾(8)
トヨタ車体
9筏伸之助(9) 8坂本大喜(1) 4山本(23) 3田原(7) 6坂本大心(6) 7木村(3)→2 D武村(15)→H鈴木(24)→D→7 5筏太郎(2) 2野村謙(22)→森(99)→1野村大(10)

（試合経過）
3回表、1死1，3塁から、2番杉浦のレフトファールフライをレフトが飛びついてキャッチ。タッチアップで犠牲フライとなりヒサダが先制。1－0
5回表、1死1塁から1番稲垣が2ランホームラン。3－0
5回裏、2死満塁から9番野村謙が2点タイムリー。3－2
6回裏、ピッチャー交代、岡崎。
7回表、ピッチャー交代、野村大。
9回裏、1死2，3塁から代打森のところでエンドラン。バッターが叩いて投ゴロの間に1点。トヨタ車体が土壇場で追いつく。3－3
10回裏、ピッチャー交代、玉井。
11回表、タイブレークの無死1，2塁から犠打と四球で満塁。9番西尾の遊ゴロでゲッツーを焦ってややもたつき、2塁のみホースアウト。その間に3塁ランナーが生還。ヒサダが1点勝ち越し。4－3
11回裏、1死満塁から8番筏太郎のところで3塁ランナースタートのエンドラン。6－4と投げるも2塁がセーフとなり記録野選で同点
なおも1死満塁から9番野村大がサヨナラレフトオーバーのタイムリー。トヨタ車体がタイブレークを制し、2連覇を達成しました。

総評

ヒサダが3回に犠牲フライで先制。そこから5回表に稲垣選手の2ランホームランが出て試合は決まったかなと思いました。
ただ、試合としてはその裏にトヨタ車体が2死満塁から9番野村謙の2点タイムリー。これで1点差に詰めたのが大きかった。
9回裏、トヨタ車体は3塁ランナーエンドランをうまく決めて同点。11回裏も同じく3塁ランナーエンドランを決めて同点に追いつく。こだわって練習してきたそうですが、鮮やかなエンドランによる叩きでした。
トヨタ車体としては若山投手、野村大投手の継投で勝ち切ったのは大きい。濱田投手がエースとなっていますが、やはり3人くらいはトーナメントを勝ちあがるには必要ですし。
野村大投手は最後打者としても決めてくれました。この連覇をきっかけにほかの県大会で上位に食い込んで、新春に出たいと筏監督は目標を語りました
ヒサダは逃げ切りたい試合でしたが・・・。第2試合の完投から連投で投げた春本投手が5回まで投げて試合を作ったのが素晴らしかった。岡崎投手、玉井投手も粘りましたが、やはり春本投手を引っ張ったように信頼感が違う印象。
2番手以降の投手をどうするかが今後の課題になりそうです。
稲垣選手は大会2号となるホームラン。素晴らしいバッティングでした。
ヒサダも惜しい準優勝ですが、これを今後のきっかけにしてほしいですね。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年02月14日00:10

名鉄NX運輸Polaris－トヨタ車体観戦記（2025年新春選抜軟式野球愛知県大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

2月12日にパロマ瑞穂野球場で行われた準決勝の第1試合、名鉄NX運輸Polaris－トヨタ車体の観戦記です。
名鉄NX運輸Polarisはパナソニックインダストリー春日井と中庸スプリングを倒してのベスト4入り。どんなチームか注目して観戦しました。

名鉄NX運輸Polaris
０００００００００│０　H3　E2
１３００００００✕│４　H5　E1
トヨタ車体

名鉄NX運輸Polaris
蟹谷(17)、竹腰(11)－阪本
トヨタ車体
濱田(11)－野村謙

投手成績
名鉄NX運輸Polaris
蟹谷 6回 79球被安打5 四死球4 三振2 失点4
竹腰 2回 24球被安打0 四球0 三振2 失点0

トヨタ車体
濱田 9回 102球被安打3 四球1 三振6 失点0

（出場選手）
名鉄NX運輸Polaris
8湯本(7) 6細川(22) 2阪本(19) 4大熊(9) 5山本(10) 3吉田(3) 9伊藤(18) 7酒井(27) D大谷(8)→H日比野(12)
トヨタ車体
9筏伸之助(9) 8坂本大喜(1) 4山本(23) D森(99) 6坂本大心(6) 7木村(3) 5筏太郎(2) 2野村謙(22)

（試合経過）
1回裏、1死1塁から3番山本がタイムリー2ベース。トヨタ車体が先制。1－0
2回裏、2死1，2塁から1番筏伸之助がタイムリー。2番坂本大喜が2点タイムリー3ベース。3点追加。4－0
7回裏、ピッチャー交代、竹腰。
トヨタ車体の濱田が3安打完封。トヨタ車体が2年連続の決勝進出を決めました。

総評

トヨタ車体の先制攻撃がお見事でした。
初回に山本選手のタイムリー2ベースで先制すると、2回裏には2死から四死球で溜まったランナーを1番筏伸之助選手と2番坂本大喜選手の連続長短打で3点。これでかなり優位に立ちました。
濱田投手は以前ほどスピードは出ていなかった印象ですけど、点差もあったので、ある程度省エネのピッチング。変化球をうまく使って打たせて取っていた印象です。要所では三振も取っていましたし、さすがの投球でした。
名鉄NX運輸Polarisはヒットは散発では出たものの、序盤の4失点で攻め手が限られましたし、チャンスらしいチャンスを作れず。
蟹谷投手は3回以降はボールも走り出したので、もう1，2点、失点を抑えたかった。
竹腰投手がかなりいいボールを投げていたので、今後も戦力として期待できそうです。
雰囲気のいいチームで、スタンドに応援も来ていました。今後、注目チームになっていくかもです。

ピックアップ選手等はこちら

2025年02月13日00:10

第77回愛知県新春選抜軟式野球大会はトヨタ車体の連覇で幕を閉じました。

カテゴリ: 軟式社会人野球

2月4日（火）
トヨタ車体3－1豊正ブレーキ
三浦電機7－5豊田自動織機
名鉄NX運輸Polaris5－1パナIND.春日井

5日（水）
トヨタ自動車5－6中庸スプリング
矢作産業5－6アイシン
ヒサダ7ー2寿々

6日（木）
近藤産興7－2東邦ガス
トヨタ車体6－2三浦電機
名鉄NX運輸Polaris5－3中庸スプリング

7日（金）
オーエスジー5ー0アイシン
ヒサダ7ー2近藤産興

12日（水）
準決勝
トヨタ車体4－0名鉄NX運輸Polaris
オーエスジー1ー7ヒサダ

決勝
ヒサダ4－5Xトヨタ車体（延長11回からタイブレーク）

トヨタ車体が連覇を達成しました。
おめでとうございます！

2025年02月09日07:05

ヒサダー近藤産興観戦記（2025年愛知県新春選抜軟式野球大会）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

2月7日にパロマ瑞穂野球場で行われたヒサダー近藤産興の観戦記です。
ヒサダは最近大学野球で活躍した選手が入っており、強くなりそうなチーム。新春選抜リーグにもかつて出ていた近藤産興とどういう試合をするか注目して観戦しました。

ヒサダ
１００１４００１０│７　H13　E1
００００１０００１│２　H5　E2
近藤産興

ヒサダ
春本(21)、北村(1)、玉井(42)－伊藤
近藤産興
鬼頭(11)、中野(17)、河合(18)－吉田

投手成績
ヒサダ
春本 8回 98球被安打5 四球0 三振4 失点1
北村 2/3 25球被安打0 四死球4 三振0 失点1
玉井 1/3 2球被安打0 四球0 三振0 失点0

近藤産興
鬼頭 4回2/31 11球被安打9 四球1 三振3 失点6（自責点4）
中野 2回1/3 22球被安打1 四球0 三振0 失点0
河合 2回 37球被安打3 四球2 三振0 失点1

（出場選手）
ヒサダ
7稲垣(12) 6杉浦(6) 5森(1) 3秦(3) D矢岸(7) 2伊藤(10) 8上萩(9) 9畔柳(25) 4西尾(8)
近藤産興
4余合(6) 8上戸(1) 9日比野(66) 6大西(7) 5水野(10) 3平田(9) 2吉田(27) 7福田(54) D松前(67)

（試合経過）
1回表、1死3塁から3番森がタイムリー。ヒサダが先制。1－0
4回表、1死2塁から6番伊藤がタイムリー2ベース。2－0
5回表、1死1，2塁から4番秦がタイムリー2ベース。5番矢岸がタイムリー内野安打。2死2，3塁から7番上萩がタイムリー。2死1，2塁でピッチャー交代、中野。6－0
5回裏、2死3塁から9番松前がタイムリー。6－1
8回表、ピッチャー交代、河合。2死2塁から2番杉浦がタイムリー。7－1
9回裏、ピッチャー交代、北村。1死1，3塁から6番平田のゲッツー崩れの間に1点。2死満塁でピッチャー交代、玉井。7－2
ヒサダが快勝。準決勝進出を決めました。

総評

ヒサダがヒット13本を放ち、7点を奪って快勝。
ランナーを出して得点圏に進めてタイムリーが出る理想的な展開。もう1，2点取ってコールド圏内まで持っていけると理想ですが・・・。3番森選手、4番秦選手がいい打球を打っていて、力がありました。
先発の春本投手も手元でキレがあり、8回1失点と素晴らしい投球。四球もなく球数も少なかったのがよかったです。
北村投手は公式戦初登板だったそうで、143km/hをマークするなどボールに力はありました。軟式になれて、ばらつきがなくなってくると相手は脅威になりそう。
近藤産興はバッテリーエラーなど、ミスがちょこちょこでてそれが失点につながりました。
打線もやや淡泊。投手陣はまずまずの球を投げていましたが・・・。鬼頭投手は球数が多く、その分5回につかまったかなと。ボール先行を減らしたいです。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年01月29日12:05

イスコジャパン－菊水化学工業観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月28日にパロマ瑞穂野球場で行われたリーグ最終戦、イスコジャパン－菊水化学工業の観戦記です。
唯一雪の影響で延期した試合、両先発はベスト9をかけての一戦でした。

イスコジャパン
０００００００００｜０　H2　E0
００１０００１１Ｘ｜３　H10　E2
菊水化学工業

イスコジャパン
伊藤(18)－二村
菊水化学工業
澤田(18)－小塚

投手成績
イスコジャパン
伊藤 8回 114球被安打10 三振3 四死球2 失点3

菊水化学工業
澤田 9回 107球被安打2 四球0 三振3 失点0

（出場選手）
イスコジャパン
4竹延(23)→H川村(26) 6村田(10) 8吉田(8) D長嶋(22)→勢田(28)→谷口(27) 3小川(5) 7山崎(1) 9林(24) 2二村(2) 5尾野(3)
菊水化学工業
7冨依(1) 6江川(6) 8田中(9) 2小塚(10) 4速水(0) 3栁沼(4)→5 5渡邊(7)→R鈴木(8)→3中村(32) D岩田(2)→H濱田(5) 9高木(3)

（試合経過）
3回裏、2死2塁から2番江川がタイムリー。菊水化学工業が先制。1－0
7回裏、1死1，3塁から8番岩田がタイムリー。2－0
8回裏、2死から4番小塚、5番速水の連続2ベースで1点。3－0
菊水化学工業が勝ってリーグ戦勝ち越し。4位タイとなりました。

総評

3週間に渡って行われた軟式の新春選抜リーグ戦の最終戦。
優勝とは関係ない試合でしたが、実は好投して勝った方がベスト9という投手対決。
序盤から投手戦となりましたが、3回に先制した菊水化学工業が主導権を握り、終盤追加点を取って逃げ切ったという試合になりました。
澤田投手は状態がよく、3回以降はノーヒットピッチング。見事な完封で大会4勝目。ベスト9を獲得しました。
終わってみれば菊水化学工業はヒット数も10本を数え、いい形でリーグ戦を終えることが出来ました。
5勝4敗と勝ち越したことは収穫。チーム防御率も上位でした。あとはどう点を取るか。今年の躍進のカギになりそうです。
イスコジャパンも中盤持ち直しましたが、結局3勝5敗1分で7位タイ。上位進出はなりませんでした。
こちらは投手陣がカギ。伊藤投手以外に出てきてほしいところです。

ピックアップ選手等は
こちら。

2025年01月28日13:55

愛知県軟式野球新春選抜リーグ戦2025はフタバ産業の優勝で幕を閉じました。

カテゴリ: 軟式社会人野球

新春選抜リーグ戦2025 順位表（最終成績）

フタバ産業の3年ぶり5回目の優勝で幕を閉じました。
関係者の皆様、選手の皆様、お疲れ様でした。
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優勝フタバ産業 7勝1敗1分勝ち点7.5
2位ニデック 7勝2敗勝ち点7
3位 GTRニッセイ 5勝3敗1分勝ち点5.5
4位三京アムコ 5勝4敗勝ち点5
4位菊水化学工業 5勝4敗勝ち点5
6位豊田鉄工 4勝5敗勝ち点4
7位イスコジャパン 3勝5敗1分勝ち点3.5
7位小林クリエイト 3勝5敗1分勝ち点3.5
9位東郷製作所 3勝6敗勝ち点3
10位大森石油 1勝8敗勝ち点1

1月8日（水）
フタバ産業8－1大森石油（7回コールド）
豊田鉄工7－0東郷製作所（7回コールド）
ニデック7ー0菊水化学工業（8回コールド）

9日（木）
小林クリエイト1－8GTRニッセイ（7回コールド）
三京アムコ2－1イスコジャパン
フタバ産業4－2豊田鉄工

10日（金）
大森石油1－5東郷製作所
ニデック12－2三京アムコ（7回コールド）
菊水化学工業－イスコジャパン（延期）

11日（土）
豊田鉄工2－4ニデック
小林クリエイト3－7フタバ産業
GTRニッセイ3ー1大森石油

14日（火）
イスコジャパン4－9GTRニッセイ
東郷製作所4－0菊水化学工業
三京アムコ1－3小林クリエイト

15日（水）
菊水化学工業2－1三京アムコ
フタバ産業2－0東郷製作所
大森石油3－4豊田鉄工

16日（木）
ニデック20－0イスコジャパン（7回コールド）
小林クリエイト6－7大森石油
GTRニッセイ6－6フタバ産業

17日（金）
豊田鉄工2－4菊水化学工業
三京アムコ2－1GTRニッセイ
ニデック5－4東郷製作所

18日（土）
三京アムコ7－0大森石油（7回コールド）
フタバ産業6－1菊水化学工業
イスコジャパン0－0小林クリエイト

19日（日）
東郷製作所1－2小林クリエイト
豊田鉄工3－4イスコジャパン
GTRニッセイ4－7ニデック

22日（水）
フタバ産業4－2ニデック
豊田鉄工2－3三京アムコ
大森石油0－6菊水化学工業

23日（木）
ニデック1－3小林クリエイト
菊水化学工業2－5GTRニッセイ
東郷製作所5－10イスコジャパン

24日（金）
三京アムコ5－0フタバ産業
イスコジャパン4－2大森石油
小林クリエイト7－10豊田鉄工

25日（土）
GTRニッセイ1－2豊田鉄工
大森石油2－14ニデック(8回コールド)
東郷製作所2－0三京アムコ

26日（日）
菊水化学工業6X－5小林クリエイト
GTRニッセイ10－2東郷製作所（8回コールド）
イスコジャパン3－10フタバ産業（8回コールド）

28日（火）
菊水化学工業3－0イスコジャパン

2025年01月28日07:05

フタバ産業－イスコジャパン観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月26日にパロマ瑞穂野球場で行われた第3試合、フタバ産業－イスコジャパンの観戦記です。
フタバ産業は勝てば優勝というところで迎えた前回の三京アムコ戦で完敗。昨年と同じ、最終戦をマジック1で迎えて、勝てば優勝、引き分けなら決定戦、負けたらV逸という状況となりました。
イスコジャパンが状態を上げていたので、何とか先手を取りたいという中での試合となりました。

フタバ産業
３１０００１１４｜１０　H11　E1
００００１００２｜３　H10　E2
イスコジャパン

フタバ産業
水谷(16)－小見山
イスコジャパン
宮間(15)、川口(14)、平井(17)、山田(16)－二村

投手成績
フタバ産業
水谷 8回 105球被安打10 四球0 三振5 失点3（自責点2）

イスコジャパン
宮間 5回 74球被安打7 四球1 三振1 失点4
川口 1回 19球被安打1 四球2 三振1 失点1
平井 1回 19球被安打0 四球0 三振0 失点1（自責点0）
山田 1回 19球被安打3 四球2 三振0 失点4

（出場選手）
フタバ産業
6山下(10) 5服部(1) 9渡邊(8) 7早田(5) 8伊藤(2) 4杉山(4) 3白井(3) 2小見山(39) D村瀬(21)
イスコジャパン
4竹延(23) 6村田(10) 8吉田(8) D長嶋(22)→H川村(26) 9林(24)→9小阪(7) 3小川(5) 7山崎(1) 2二村(2) 5尾野(3)

（試合経過）
1回表、先頭の山下が3ベース。2番服部がタイムリー。1死2塁から4番早田が2ランホームラン。フタバ産業が3点を先制。3－0
2回表、1死2塁から9番村瀬がレフト線に落ちるタイムリー。4－0
5回裏、1死1，2塁から1番竹延がタイムリー。4－1
6回表、ピッチャー交代、川口。2死1塁から7番白井がタイムリー2ベース。5－1
7回表、ピッチャー交代、平井。1死3塁から3番渡邊の投ゴロが野選となり1点。6－1
8回表、ピッチャー交代、山田。2死1，3塁から9番村瀬がタイムリー。1番山下がタイムリー2ベース。2死2，3塁から2番服部が2点タイムリー3ベース。4点追加。10－1
8回裏、1死1塁から3番吉田がタイムリー2ベース。2死1，3塁から6番小川の1ゴロタイムリーエラーで1点。10－3
フタバ産業が8回コールドで勝って3年ぶり5回目の優勝を飾りました。

総評

フタバ産業が初回に3点を先制して優位に立ち、先発した水谷投手がしっかりと抑えて試合を作り、勝って優勝を勝ち取りました。
思ったよりは意識していなかったそうですが、昨年と全く同じシチュエーションで、昨年は優勝を逃した苦い経験があったところ、今年はしっかりと勝ち切った。こういうのは今年の流れを掴む上では大きいかなと思います。
ただフタバ産業も怪我人が出ていて、この日にDHへ入ったのは投手の村瀬選手。苦しい布陣かなと正直思っただけに、その村瀬選手が2本タイムリーを打ったところに勢いというか勝つ流れがあったなと思いますね。
大会を通じて、ポイントになったのはGTRニッセイ戦での劣勢から一旦は逆転しての引き分け。この試合でGTRニッセイが勢いを失ったので、ターニングポイントの試合となりました。
ここからまた新人が入ったりして、チームの再編成はありそうですけど、今年はフタバ産業が中心になってくるかなという気がしますね。
イスコジャパンはエースの伊藤投手が使えず、その他の投手で何とかしのいで、という試合でしたが、ここが踏ん張れず。
残り1試合を火曜日に残しているので、何とかこれに勝って勝率5割にしたいところ。
リーグ戦序盤から比べるとチームは良くなっているので、有終の美を飾れるかも注目です。

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2025年01月24日07:05

三京アムコ－豊田鉄工観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月22日にパロマ瑞穂野球場で行われた第2試合、三京アムコ－豊田鉄工の観戦記です。
優勝争いからは脱落して、残りの試合は今後に向けての戦いとなってくる両チーム。
ロースコアの接戦となりました。

三京アムコ
０００１０１１００｜３　H8　E2
０１０００００１０｜２　H5　E0
豊田鉄工

三京アムコ
山本淳(19)、米庄(21)、小野(17)－小柳津
豊田鉄工
長谷川(15)、伊藤(20)－山本

投手成績
三京アムコ
山本淳 6回 83球被安打4 四死球3 三振4 失点1
米庄 1回 17球被安打1 四球0 三振0 失点0
小野 2回 35球被安打0 四球1 三振2 失点1（自責点0）

豊田鉄工
長谷川 7回 100球被安打7 四死球2 三振0 失点3
伊藤 2回 23球被安打1 四球0 三振2 失点0

（出場選手）
三京アムコ
7後藤(23) 9鶴田(8) 3藤澤(7) D藤江(10) 4牛島(1) 2小柳津(22) 6吉野(6) 8松山(3) 5山口84)
豊田鉄工
8森亮(51) 9清水(2) 7工藤(7) 3名古路(5) 4村田(6) D小川(25) 2山本(22) 6中根(4) 5安食(0)→H田口(8)

（試合経過）
2回裏、1死2塁から6番小川がタイムリー。豊田鉄工が先制。1－0
4回表、2死3塁から4番藤江が3ベース。三京アムコが同点に追いつく。1－1
6回表、1死1，3塁から5番牛島の代打野選で勝ち越し。2－1
7回表、2死3塁から2番鶴田がタイムリー。3－1
7回裏、ピッチャー交代、米庄。
8回表、ピッチャー交代、伊藤。
8回裏、無死3塁から3番工藤の遊ゴロの間に1点。3－2
三京アムコが競り勝ちました。

総評

豊田鉄工は2回裏に6番小川選手のタイムリーで先制するも、追加点が奪えない間に逆転され、最後1点差に迫るも敗れるという試合でした。
長谷川投手は7回3失点と試合は作りましたが、あとアウト1つで1点目と3点目は失った。最少失点でしのいでいるので、責めるのは酷ですが、あとアウト1つをしっかりと取っていきたいところ。
敗れた5敗は全て1～2点差。これをいかにひっくり返すかが今年のカギになりそうです。
三京アムコはしぶとい点の取り方で3点取って逆転。ようやくらしさが出てきたかなというところです。
これで4勝3敗と白星先行しましたが、優勝争いに絡めなかったのは反省点。
もうちょっと複数点を取るイニングが作れるといいかなと思いますが・・・。
山本淳投手はさすが。ルーキーの米庄投手、小野投手はいずれも140km/h以上を投げて異色のスピードをみせました。
次はフタバ産業戦。存在感を見せられるかどうか。注目ですね。

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2025年01月23日16:16

ニデックーフタバ産業観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月22日にパロマ瑞穂球場1試合、ニデックーフタバ産業の観戦記です。
首位攻防戦。勝った方が首位になってマジック2が出るという状況でした。

ニデック
０００００００２０｜２　H6　E1
００００３００１Ｘ｜４　H5　E1
フタバ産業

ニデック
近藤(19)、玉木(15)、早矢仕(18)、春田(16)－水谷
フタバ産業
水谷(16)、奴賀(17)、安富(18)－小見山

投手成績
ニデック
近藤 3回 50球被安打1 四球2 三振1 失点0
玉木 3回 36球被安打3 四球1 三振1 失点3（自責点1）
早矢仕 1回 19球被安打0 四球1 三振0 失点0
春田 1回 18球被安打1 四球1 三振0 失点0

フタバ産業
水谷 5回0/3 96球被安打4 四死球4 三振0 失点0
奴賀 1回 14球被安打0 四球0 三振1 失点0
安富 3回 39球被安打2 四球1 三振1 失点2

ニデック
8竹内(7) 9泉(2) 2水谷(10) 5土井(25) 3濱(8) 6越智(1) D杉本(12) 7房野(6)→H清水裕(4)→7 4加藤(5)

フタバ産業
4杉山(4) 6山下(10) D佐々木(25) 7早田(5) 9渡邊(8) 5服部(1) 8伊藤(2) 2小見山(39) 3白井(3)

（試合経過）
4回裏、ピッチャー交代、玉木。
5回裏、1死満塁からワイルドピッチで1点。更に1死23塁からエンドランを仕掛けて1ゴロの間に2塁ランナーまで生還。フタバ産業が3点を先制。3－0
6回表、無死1，3塁でピッチャー交代、奴賀。ここで奴賀は6－4－3のゲッツーを取り、最後は空振り三振。完璧な仕事をみせた。
7回表、ピッチャー交代、安富。
7回裏、ピッチャー交代、早矢仕。
8回表、無死満塁から6番越智の遊ゴロの間に1点。7番杉本の2ゴロの間に1点。3－2
8回裏、ピッチャー交代、春田。1死2，3塁から6番服部の1ゴロの間に3塁ランナーが生還（記録は野選）。4－2
フタバ産業が首位攻防戦を制して1位に浮上。優勝マジックを2としました。（残り2試合）

総評

ここまでニデックが6連勝。フタバ産業が5勝1分と勝ち点差0.5で迎えた首位攻防戦。
期待通りの接戦となりました。
序盤からお互いにランナーは出すも得点が取れない中、最初に動いたのはニデック。予定通りだと思いますが、4回から玉木投手に継投します。ここまで継投で勝ってきていましたし、玉木投手は主に中継ぎで4勝を挙げる大活躍を見せている投手。ただ、フタバ産業からすると、ちょっと与しやすい感じになったかもですね。
5回裏は伊藤選手の内野安打から。当たりは良くないながらも、しっかりと最後まで緩めずに走った伊藤選手が素晴らしかった。そこからエラー、四球で満塁に。ワイルドピッチでフタバ産業が先制すると、2番山下選手のところで2ボールからエンドラン。これが1ゴロになって、ちょっとゆっくり1塁へ入ったのをみて杉山選手がこれも全力疾走を緩めず、2塁から生還。この3点目が大きかったですね。
8回裏にも1死1，3塁から6番服部選手の1ゴロで3塁ランナーが好スタートをきって野選。しぶとい点の取り方も見事でしたが、それぞれの選手の全力疾走が素晴らしかったです。
投手では6回表のピンチでマウンドへ上がった奴賀投手がこのピンチをゲッツーと三振で切り抜けたのが大きかった。影のヒーローは彼ですね。それぞれの選手が役割を果たす姿も印象的でした。
ニデックは1回から6回までで5度得点圏。初回に無死1，2塁から打たせていって、三人が凡退したのが一つポイントとなりました。
今大会ではバントを使わずにどんどん打っていくスタイルで大量点を奪ってきたニデック。それがこの日は上手く打ち取られましたが、それでも長打力を生かして打っていくスタイルは続けてほしいですよね。
この日は継投が上手くいかなかった形ですが、これも今大会の戦いを継続した結果。ただ、先発の近藤投手は悪くなさそうでしたので、もう少し柔軟に継投を考えてもよさそうです。
これで、フタバ産業はマジックが2。残り2試合とも勝てば優勝が決まります。この日の戦いを今年続けていきたいと語った柴田監督ですが、この手ごたえでしっかりと勝ち切りたいですね。

ピックアップ選手等はこちら

2025年01月21日07:05

ニデック－GTRニッセイ観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月19日にパロマ瑞穂野球場で行われた第3試合、ニデック－GTRニッセイの観戦記です。
5連勝と全勝を続けるニデックに対し、負けると優勝がかなり厳しくなるGTRニッセイの一戦。両チームの打撃が光る試合となりました。

ニデック
０３０００１２１０｜７　H11　E1
０００４０００００｜４　H10　E1
GTRニッセイ

ニデック
近藤(19)、玉木(15)、早矢仕(18)、春田(16)－水谷
GTRニッセイ
縄田(18)、中島(15)、山方(16)－大野

投手成績
ニデック
近藤 5回 75球被安打8 四球2 三振1 失点4
玉木 2回 33球被安打2 四球1 三振1 失点0
早矢仕 1回 10球被安打0 四球0 三振0 失点0
春田 1回 14球被安打0 四球1 三振2 失点0

GTRニッセイ
縄田 4回 71球被安打5 四球1 三振1 失点3
中島 3回 50球被安打4 四球2 三振0 失点3
山方 2回 36球被安打2 四球0 三振3 失点1

（出場選手）
ニデック
8竹内(7) 9泉(2) 2水谷(10) 5土井(25) 3濱(8) 6越智(1) D杉本(12) 7房野(6) 4加藤(5)
GTRニッセイ
7渡邊(24) 8原田(10) 5大平(4) 3濱元(3) D高木(13) 6荒木(1)→4 9黒野(9) 4鈴木(6)→6林考(5) 2大野(22)

（試合経過）
2回表、1死2，3塁からワイルドピッチで1点。2死1塁から9番加藤が2ランホームラン。ニデックが3点を先制。
4回裏、1死1，3塁から6番荒木のレフト後方のフライを取り切れず、記録タイムリー2ベース。1死2，3塁から7番黒野がバスターで叩いた打球が低いライナーで伸びてスタンドイン。3ランホームランとなりGTRニッセイが逆転。4－3
5回表、ピッチャー交代、中島。
6回表、2死3塁から9番加藤がタイムリー。4－4の同点となる。
6回裏、ピッチャー交代、玉木。
7回表、1死2，3塁からワイルドピッチで1点。1死3塁から5番濱がタイムリー。ニデックが再逆転。6－4
8回表、ピッチャー交代、山方。1死1，3塁から1番竹内の3ゴロエラーの間に1点。7－4
8回裏、ピッチャー交代、早矢仕。
9回裏、ピッチャー交代、春田。
ニデックが逆転勝ちをおさめて6連勝。再度首位に立ちました。

総評

どちらも打撃がすごくて、長打が飛び交った試合。
ニデックは9番の加藤選手が大当たりで、2回表に2ランを放つと、6回には同点タイムリー。どちらも2死からだったので価値が高い。
7回表にひっくり返しましたが、とにかく序盤から声が良く出ていて、いい雰囲気を作っていました。ベテランが率先していい空気を作っていると玉木投手が話してくれましたが、2010年以来の優勝へ一丸となっている雰囲気も感じます。
玉木投手はこの日も勝ち投手となって、これで4勝目。運も味方につけて、大きな原動力になっています。
GTRニッセイは今大会注目ながら不振だった黒野選手に待望の一発。不調の選手がバスターで脱するというのはよくある話なので、これをいいきっかけにしてほしいところ。
バントが全て悪いとは言いませんが、複数点負けているところでバントや叩き、盗塁死や牽制死等、もったいないと感じるケースが多い試合でした。
どこからもホームランが出る打線。相手からすると脅威でしかない。
色々打順の兼ね合いもあると思いますが、素直に打撃力を生かされる方が相手は嫌かな、と改めて感じました。
ルーキーの山方投手は不運な打球もあって失点しましたが、2イニングで3奪三振。戦力として今後も期待出来そうです。

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2025年01月20日16:06

イスコジャパンー豊田鉄工観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月19日にパロマ瑞穂野球場で行われた第2試合、イスコジャパン－豊田鉄工の観戦記です。
イスコジャパンはここまで4試合を戦い3敗1分でまだ未勝利。初勝利なるか注目して観戦しました。

イスコジャパン
０００００００４０｜４　H10　E2
０００３０００００｜３　H7　E1
豊田鉄工

イスコジャパン
山田(16)、伊藤(18)－二村
豊田鉄工
徳久(13)、釜谷(23)、伊藤(20)－山本

投手成績
イスコジャパン
山田 3回2/3 被安打4 四死球3 失点3（自責点1）
伊藤 5回1/3 66球被安打3 四球1 失点0

豊田鉄工
徳久 7回2/3 被安打7 失点4
釜谷 0/3 11球被安打1 四球1 三振0 失点0
伊藤 1回1/3 25球被安打2 四球1 三振0 失点0

（出場選手）
イスコジャパン
4竹延(23) 6村田(10) 9吉田(8)→H谷口(27)→9新井(4) D長嶋(22)→H林(24)→D 8小阪(7) 3小川(5) 7山崎(1) 2二村(2) 5尾野(3)
豊田鉄工
8森亮(51) 9清水(2) 4桑原(3) 3名古路85) 7村田(6) D小川(23)→H小島(9)→D 2山本(22)→H吉村(10) 6中根(4) 5安食(0)→R木村(24)

（試合経過）
8回表、2死満塁から6番小川がタイムリー。ここでピッチャー交代、釜谷。7番山崎に押し出し四球。8番二村が回転のかかった三ゴロを放ち、これが不規則な動きでレフトへ抜けて2者生還。イスコジャパンが逆転。ここでピッチャー交代、伊藤。4－3
イスコジャパンが逆転勝ちで今大会初勝利をおさめました。

総評

4回裏に相手のミスにもつけこんで豊田鉄工が3点を先制。ここまで未勝利だったイスコジャパンにとって、この日も厳しい展開でした。
攻撃も丸2試合無得点が続き、この日も7回まで0点。苦しい状況でしたが、8回表に1番の竹延選手が先頭バッターでヒットを放って突破口を開き、2死満塁から小川選手のタイムリー、押し出し四球、二村選手のラッキーもあった2点タイムリーで逆転。4回途中にエース伊藤投手を継ぎこんで失点を止めた継投が身を結ぶ結果となりました。
豊田鉄工は徳久投手が7回まで0点。完封、完投も見えていた部分で継投が遅れた形に。そしてリリーフの釜谷投手の内容が悪く逆転も許す形に。釜谷投手はボールの走りが悪く、苦しい投球でした。
徳久投手は初勝利が目前でした。怪我明けというのはありますが、大学時代は完投が当たり前だった投手。状態を上げて、チームを勝たせる投手になっていってほしいですね。

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2025年01月12日07:47

イスコジャパンー三京アムコ観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月9日にパロマ瑞穂野球場で行われた第2試合、イスコジャパン－三京アムコの観戦記です。
この試合までが全チーム初戦となる一戦。今大会初の1点差の攻防の試合となりました。

イスコジャパン
００００００１００｜１　H6　E0
００００２０００Ｘ｜２　H6　E1
三京アムコ

イスコジャパン
伊藤(18)－二村
三京アムコ
山本淳(19)、松掛(11)、山本朔(12)－小柳津

投手成績
イスコジャパン
伊藤 8回 113球被安打6 四死球4 三振5 失点2

三京アムコ
山本淳 6回 86球被安打3 四球1 三振4 失点0
松掛 1回 21球被安打3 四球1 三振0 失点1
山本朔 2回 25球被安打0 四球0 三振2 失点0

（出場選手）
イスコジャパン
4竹延(23) 9林(24) 6村田(10) 7山崎(1) 8吉田悠(8)→H川村(26)→8小阪(7) D長嶋(22) 3小川(5)→R勢田(28)→3谷口(27) 2二村(2) 5尾野(3)
三京アムコ
8後藤(23)→7 6吉野(6) 3藤澤(7) D藤江(10) 2小柳津(22) 7鶴田(8)→9 4牛島(1) 9佐藤(2)→8松山侑(3) 5山口(4)

（試合経過）
5回裏、1死満塁から3番藤澤が粘って押し出し四球。4番藤江がタイムリー。三京アムコが2点を先制。2－0
7回表、ピッチャー交代、松掛。先頭の6番長嶋がソロホームラン。尚も2死満塁まで攻めるも3番村田が倒れて1点止まり。2－1
8回表、ピッチャー交代、山本朔。
三京アムコが逃げ切りました。

総評

4回まではお互いの投手が粘って0－0の投手戦に。
5回裏に三京アムコが先頭の8番佐藤のヒットを足掛かりにチャンスを広げ、1死満塁から3番藤澤選手が8球粘って四球を取って先制。続く4番藤江選手は四球の後の初球を捉えてタイムリー。こういうしぶとく点を取れるのが今の三京アムコの強さですね。
先発の山本淳投手がチームで唯一のベテランという立場ですが、しっかりと試合を作って6回を無失点。ボールも走っていて、状態はよさそうでした。
1点差に迫られたあとの8回からマウンドに上がった山本朔投手も素晴らしい内容で2イニングをパーフェクト。まっすぐで空振りを取っていたのが印象的でした。
昨年は初参加で初勝利まで時間がかかった三京アムコ。今年は初戦を競り勝てたので、勢いに乗れるか注目です。
イスコジャパンはエースの伊藤投手が粘って抑えていましたが、5回はちょっとボールが抜けて四球も重なっての失点。先制するまで粘りたかったですが・・・。
新人の二村捕手がスタメンマスクを被り、伊藤投手を好リード。盗塁も1つしっかりと刺して見せ場を作りました。もう一人のルーキーの林選手も2安打のマルチ。
こういう新戦力が頑張れば、チーム力は上がってきそうです。

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2025年01月11日18:05

GTRニッセイー小林クリエイト観戦記（2024年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月9日にパロマ瑞穂野球場で行われた第1試合、GTRニッセイ－小林クリエイトの観戦記です。
昨年優勝チーム（GTRニッセイ）VS一昨年優勝チーム（小林クリエイト）の対戦。
好ゲームを期待しましたが、中盤から一方的な試合になりました。

GTRニッセイ
０００４３１０｜８　H15　E0
００００００１｜１　H7　E1
小林クリエイト
（7回コールド）

GTRニッセイ
三浦(14)、中島(15)－大野
小林クリエイト
杉田(23)、田中(17)－奥田

投手成績
GTRニッセイ
三浦 6回 88球被安打5 四球1 三振3 失点0
中島 1回 30球被安打2 四球1 三振0 失点1

小林クリエイト
杉田 4回1/3 87球被安打10 死球1 三振0 失点6
田中 2回2/3 37球被安打5 四球0 三振1 失点2

（出場選手）
GTRニッセイ
6荒木(1) 8原田(10) 9黒野(9) 3濱元(3) 7高木(13) D倉地(7)→H板倉(25) 5大平(4) 4鈴木(6) 2大野(22)
小林クリエイト
7都筑(0) 6川西(4) D牛島(58) 5杉本(25) 8浜崎(9) 2奥田(27) 9都嶋(2) 4葛西(1)→4徳弘(11) 3宮野(8)

（試合経過）
2回裏、1死3塁から7番都嶋のところでエンドランを仕掛けるも空振りで3塁ランナーがアウト。チャンスを生かせず。
4回表、先頭の4番濱元がソロホームラン。2死2塁から8番鈴木の2ゴロがイレギュラーしてタイムリーに。2死2塁から9番大野がタイムリー。2死1，3塁からワイルドピッチで1点。GTRニッセイが4点を先制。4－0
5回表、1死1塁から5番高木が2ランホームラン。ここでピッチャー交代、田中。2死1，3塁から9番大野がタイムリー。7－0
6回表、2死から4番濱元がソロホームラン。8－0
7回裏、ピッチャー交代、中島。1死1塁から7番都嶋がタイムリー2ベース。8－1
GTRニッセイが7回コールド勝ちをおさめました。

総評

3回まではお互いにランナーを出しながら粘って0－0だったのですが、4回に4番の濱元選手が先制ホームランを放つと、そこからつながって4点をGTRニッセイが先制。
5回表には昨年不調だった高木選手にも2ランホームランが飛び出し、試合を決定づけました。
濱元選手は6回にもこの日2本目となるソロホームランを放ち、昨年からの好調を維持。ものすごい打撃を見せています。昨年は公式戦のホームラン数が20本。とんでもない数ですよね。
先発のベテランの三浦投手はピンチは作るもそこでしっかりと抑えるさすがの投球。
この日は期待の黒野選手がノーヒットだったのですが、全然問題ないあたりにチームとしての強さを感じますね。
小林クリエイトは7回裏に1点を返し意地を見せましたが、投手陣はやはりちょっと苦しさを感じる初戦となってしまいました。
浜崎選手、都嶋選手がマルチ。この後も打線でカバーをしていきたいですね。

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2025年01月10日18:05

菊水化学工業－ニデック観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月8日にパロマ瑞穂野球場で行われた第3試合、菊水化学工業－ニデックの観戦記です。
両チームの先発の落ち着いた投球から入っていきました。

菊水化学工業
００００００００｜０　H6　E5
０００３０２１１｜７　H8　E0
ニデック
（8回コールド）

菊水化学工業
小松(11)、澤田(18)－小塚
ニデック
近藤(19)、玉木(15)、春田(16)－水谷

投手成績
菊水化学工業
小松 6回 105球被安打5 四球3 三振3 失点5（自責点0）
澤田 1回2/3 33球被安打3 四球1 三振1 失点2

ニデック
近藤 3回 30球被安打2 四球0 三振2 失点0
玉木 3回 32球被安打1 四球1 三振0 失点0
春田 2回 30球被安打3 四球1 三振0 失点0

（出場選手）
菊水化学工業
7冨依(1) 4速水(0) 6江川(6) 8田中(9) 2小塚(10) 9柳沼(4) D渡邊(7) 3高木(3) 5岩田(2)
ニデック
8竹内(7) 9泉(2)→清水(4)→9 2水谷(10) 5土井(25) 3濱(8) 6越智(1) D杉本(12) 7房野(6) 4加藤(5)

（試合経過）
4回表、ピッチャー交代、玉木。
4回裏、2死満塁から9番加藤の押し出し四球。1番竹内の2点タイムリー2ベース。ニデックが3点を先制。3－0
6回裏、1死3塁からタイムリーエラーで1点。2死2塁から9番加藤がタイムリー。5－0
7回表、ピッチャー交代、春田。
7回裏、ピッチャー交代、澤田。2死1塁から5番濱がタイムリー2ベース。6－0
8回裏、2死3塁から1番竹内がタイムリーを放ちコールド成立。ニデックが8回コールドで勝ちました。

総評

3回まではお互いの投手が安定していて投手戦の様相でしたが、4回裏に小松投手が急にボールが増えて2四球とエラーで満塁。2死後、押し出し四球で先制を許すと、1番竹内選手に2点タイムリー2ベースが出て3点。これでニデックがかなり優位に立ちました。
その後、ニデックはチャンスでタイムリーが出て着実に加点。打線の強さを感じさせる試合に。
投手陣は3イニングずつつないでいく形でしたが、先発の近藤投手がかなり復調していたのと、ルーキーの玉木投手が生きのいい球を投げていたことが収穫。この中から軸になる投手が出てくると、チームとしてもかなり楽になっていきそうです。
菊水化学工業は精彩を欠く試合となってしまいました。エラーが5つも出てはさすがに苦しい。
小松投手、澤田投手ともにボールは悪くなかった。
リーグ戦は続いていくので上手く切り替えていきたいですね。

ピックアップ選手等はこちら。

2025年01月10日07:05

東郷製作所－豊田鉄工観戦記（2025年新春選抜リーグ戦）

カテゴリ: 観戦記; 軟式社会人野球

1月8日にパロマ瑞穂野球場で行われた第2試合、東郷製作所－豊田鉄工の観戦記です。
開幕日なのでどちらも初戦。去年下位に低迷したチーム同士だったので、どちらがいいスタートを切るか注目して観戦しました。

東郷製作所
０００００００｜０　H6　E2
００４０１０２｜７　H9　E2
豊田鉄工
（7回コールド）

東郷製作所
久保田(11)－牧山
豊田鉄工
長谷川(15)、伊藤(20)－山本

投手成績
東郷製作所
久保田 6回2/3 122球被安打10 四死球4 三振4 失点7（自責点5）

豊田鉄工
長谷川 6回 73球被安打5 四球1 三振0 失点0
伊藤 1回 12球被安打1 四球0 三振0 失点0

（出場選手）
東郷製作所
5都嶋(1) 4池上(20) 6飯田(5) 3野瀬(9) 9小代田(3) 2牧山(22) 8近藤生(7) 7山口(18) 1久保田(11)
豊田鉄工
8森(51) D吉村(10)→小島(9) 9清水(2) 3名古路(5) 4村田(6) 7工藤(7) 2山本(22) 5安食(0) 6中根(4)

（試合経過）
3回裏、1死1，2塁から2番吉村、3番清水が連続タイムリー。さらにタイムリーエラーで1点。1死満塁から6番工藤の遊ゴロでホーム封殺の後の送球が逸れて2塁ランナーが生還。この回豊田鉄工が4点先制。4－0
5回裏、2死2塁から4番村田がタイムリー。5－0
7回表、ピッチャー交代、伊藤。
7回裏、2死1，2塁から5番村田がタイムリー。更に2死満塁から7番山本がタイムリー。これで7回コールドが成立。豊田鉄工が快勝。

総評

豊田鉄工が7回コールド勝ち。
3回裏に豊田鉄工が四球でチャンスを作って連打と相手のエラーで4点を取って主導権を握ると、5回裏、7回裏にもタイムリーを集めてコールド勝ち。
一通りの選手にヒットが出ましたし、いい形でスタートを切れました。
先発の長谷川投手は打たせて取る投球でランナーを出しながらも落ち着いた投球でテンポ良く抑えて試合を作りました。今大会は中心として投げることになりそうです。
東郷製作所は久保田投手の内容は悪くなかったのですが、ちょっと球際の弱さも目立ち、久保田投手には気の毒な結果になってしまいました。
打線も7回中6回でランナーを出していたのですが、チャンスを広げられず。点数が開いた後は難しいところですが、もうちょっと何とかしたいところです。
ルーキーの都嶋選手が3度出塁して1番として機能したのが好材料ですね。

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