コウサする日々

愛知を中心に野球の観戦記を書いています。毎日更新。

高校野球2024年春

誉−一宮 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

4月1日に小牧球場で行われた第2試合、誉−一宮の観戦記です。
県大会進出決定後の試合。県大会に向けて両チームがどんな戦いを見せるか注目して観戦しました。


4012000|7 H11 E0
0000000|0 H3 E2
一宮
(7回コールド)


樋口(11)、モレチ(10)、山本(1)−矢島
一宮
小寺(6)−井上

投手成績

樋口 5回 54球 被安打2 四球0 三振5 失点0
モレチ 1/3 16球 被安打1 四球1 三振0 失点0
山本 1回2/3 21球 被安打0 四球0 三振2 失点0

一宮
小寺 7回 128球 被安打11 四球4 三振3 失点7(自責点3)

(出場選手)

8田所 7篠田(17)→7矢野 5黒田 3与那覇→3平松(13) 8大矢 2矢島 6今野 1樋口(11)→1モレチ→1山本 4栗田→4吉岡(15)
一宮
4大森 8菖池 9山田 3木野 6森下(1) 7萩本→H吉川(17) 1小寺(6) 2井上 5柴山

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番黒田が1塁強襲のタイムリー。1死満塁からタイムリーエラー。2死満塁から8番樋口が2点タイムリー2ベース。この回誉が4点先制。4−0
3回表、1死3塁から9番栗田が犠牲フライ。5−0
4回表、1死2塁から4番与那覇がタイムリー2ベース。5番大矢がタイムリー。7−0
6回裏、ピッチャー交代、モレチ。1死1,2塁でピッチャー交代、山本。
誉がコールドで快勝。

総評

誉が快勝。
誉は初回に先頭の田所選手が2ベース。進塁打のあと、3番黒田選手のタイムリー。更に1死満塁からゲッツーを狙える2ゴロを弾いてしまい、タイムリーエラーに。この後に2点タイムリーが出て試合としては決まってしまいました。
誉としては、3回、4回にも追加点を奪い、コールド圏内にもっていけたものの、その後はもったいない走塁もあって追加点が奪えず。ここは反省点となりました。
モレチ投手が登板し、長身から投げ込むボールに威力がありました。新2年生。今後注目になりそうです。
一宮は接戦に持ち込みたい目論見は初回で崩れてしまいましたが、チームとしてやるべきことは出来ていた印象。選手個々には力がありますしレベルが高いチームだな、と改めて実感。
私学の速い打球に対応出来ていれば、という部分があったので、この経験を県大会に活かしてほしいですね。

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津島−大成 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

4月1日に小牧球場で行われた第1試合、津島−大成の観戦記です。
県大会を決めた後の試合。お互いにエースの登板は回避して、試しながらの試合となりました。

津島
00000|0 H1 E5
5263X|16 H14 E1
大成
(5回コールド)

津島
山下(11)、村瀬(15)、鈴木(10)−高橋
大成
海沼(11)、小久保(10)−山尾、間瀬

投手成績
津島
山下 2回 54球 被安打7 四球1 三振1 失点7(自責点4)
村瀬 1回 21球 被安打5 四球1 三振0 失点6(自責点3)
鈴木 1回 30球 被安打1 四球2 三振0 失点3

大成
海沼 4回 46球 被安打1 四球1 三振3 失点0
小久保 1回 15球 被安打0 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
津島
7山崎 6橋本 8近藤璃 5工藤 9福谷(17) 3仲野→4→3 2高橋 4近藤颯→3伊藤颯→4長瀬→H伊藤(16) 1山下(11)→H柳田(15)→1鈴木(10)
大成
9大池→2間瀬(12) 4小島→H藤本(17) 7山田→7小久保(10)→1 2山尾→3 3奥村→H丹波(20)→9 6水谷(16) 5篠田 1貝沼(11) 8市川(18)→7

(試合経過)
1回裏、無死1,3塁から3番山田がタイムリー。1死2,3塁からタイムリーエラーで1点。更にワイルドピッチで1点。1死1,2塁から7番篠田がタイムリー。1死1,3塁から8番海沼が犠牲フライ。この回打者一巡で5点。5−0
2回裏、1死2塁から4番山尾がタイムリー2ベース。2死2塁から6番水谷がタイムリー。7−0
3回裏、ピッチャー交代、村瀬。無死2塁から9番市川のバントヒットとエラーで1点。1死3塁から2番小島がタイムリー。1死1,2塁から4番山尾のバントヒットとエラーで1点。代打丹波がタイムリー内野安打。2死1,2塁から7番篠田がタイムリー。8番海沼のタイムリー内野安打。この回6点。13−0
4回裏、ピッチャー交代、鈴木。1死1,2塁から4番山尾が2点タイムリー3ベース。5番丹波が犠牲フライ。16−0
5回表、ピッチャー交代、小久保。
大成が大勝。

短評

大成が大勝。
津島としては1回表にエラーで山崎選手が出たものの後続が続けず0点。その裏に山下投手がつかまりミスも出て5失点。これで試合としては決まってしまいました。
山下投手も緩急を使って抑えようという工夫は見せていましたが、私学のチームからするとちょうど合ってしまう球だったかもしれません。
4回に2年生の福谷選手がチーム初ヒット。2年生ですので、こういう経験を今後に活かしたいところ。
大成は6番水谷選手、7番篠田選手の2年生が活躍。4番山尾選手もさすがの打撃を見せました。
エースの堺投手は登板せず。その中で打線の状態が上がってきているのが好材料となりそうです。

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滝−美和 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

3月31日に一宮球場で行われた第2試合、滝−美和の観戦記です。
1次予選で愛知啓成を破る金星を上げた美和が、どんな試合を見せるか注目して観戦しました。


000020001|3 H7 E2
000000020|2 H5 E4
美和


田邉(1)−尾関
美和
高野(1)−天野

投手成績

田邉 9回 108球 被安打5 四球0 三振4 失点2(自責点0)

美和
高野 9回 128球 被安打7 四球5 三振5 失点3

(出場選手)

8竹井 6近藤 2尾関 3安井 4伊藤 5横井 9北川 1田邉 7重盛
美和
2天野(8) 5勝(2) 3佐藤 1高野 9勝井 6大野 8茂村(12) 7土井(13)→H伊藤(7)→7 4川島(5)

(試合経過)
5回表、1死満塁から3番尾関が2点タイムリー。滝が先制。2−0
8回裏、無死2,3塁から代打伊藤の1ゴロの間に1点。1死3塁から9番川島の犠牲フライ。2−2の同点に。
9回表、2死1塁から2番近藤がタイムリー2ベース。滝が再び勝ち越し。3−2
滝が接戦を制し、県大会進出を決めました。

総評

滝は毎回のように塁上を賑わすもののなかなか点が取れない。美和は滝のエース田邉投手の110km前後の球を打ちあぐみ、突破口が開けない。重たい展開のまま中盤に入り、5回表に四球と高野投手のエラーで広がったチャンスで滝が3番尾関選手の2点タイムリーで先制。これで滝が一気に行くかと思いましたが、その後もチャンスを作りながら点が取れない状態。
8回裏に今度は滝にエラーが出て、無死2,3塁に。ここで美和が2点をしっかりと取って同点に。これで延長タイブレークもあるか、と思った9回表に2死無走者から四球、2ベースで勝ち越し。美和も先頭の佐藤選手の2ベースから同点、サヨナラのチャンスになるかと思いましたが、4番以下が倒れ試合終了。
滝が県大会を決めたという試合になりました。
瀧野田邉投手は結局無四球。緩急を使って的を絞らせず。コントロールがしっかりとしていれば抑えられるという見本のような投球。
一方高野投手は失点が四球のランナーから。対照的となりました。
滝の打線は高野投手の速球にも負けていなかったですし、打力はありそうな印象です。
美和はこれで敗者復活トーナメントに。終盤はしっかりと振っていって突破口を開きました。練習してきたことを出し切ってほしいですね。

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修文学院−誠信 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

3月31日に一宮球場で行われた第1試合、修文学院−誠信の観戦記です。
勝てば県大会進出が決まる大事な試合。誠信相手に修文学院がどう戦うか注目して観戦しました。

修文学院
101100000|3 H5 E3
01001110X|4 H8 E3
誠信

修文学院
長澤(1)、中尾(12)、近田(14)−三浦
誠信
吉浦(1)−鈴木

投手成績
修文学院
長澤 6回 111球 被安打7 四死球6 三振1 失点3(自責点2)
中尾 1回 20球 被安打1 四球2 三振1 失点1
近田 1回 18球 被安打0 死球2 三振1 失点0

誠信
吉浦 9回 135球 被安打5 四球2(1) 三振3 失点3

(出場選手)
修文学院
8石川 7マリアノ(13) 5冨満 6太田 3頼藤→H平沢(16) 9若杉 1長澤 2三浦 4草河→H永井(7)

誠信
4竹中 6矢賀 2鈴木 9佐藤 3小沢 8土屋 5比嘉門 7中島 1吉浦

(試合経過)
1回表、2死3塁から4番太田がタイムリー。修文学院が先制。1−0
2回裏、2死1,3塁から1番竹中がバントヒットを決めてタイムリーに。1−1
3回表、2死3塁からワイルドピッチで1点。修文学院が勝ち越し。2−1
4回表、無死3塁から5番頼藤の遊ゴロエラーの間に1点。3−1
5回裏、2死1,2塁から6番土屋がタイムリー2ベース。1塁ランナーもホームを狙うもこれはタッチアウトに。3−2
6回裏、無死1,3塁から9番吉浦のスクイズが成功。3−3の同点。
7回裏、ピッチャー交代、中尾。2死1,2塁から8番中島がタイムリー。誠信が逆転。4−3
8回表、2死満塁まで攻めるも6番若杉が倒れ得点ならず。
8回裏、ピッチャー交代、近田。
誠信が競り勝って県大会進出を決めました。

総評

前半は修文学院ペース。後半は誠信ペースで進みました。
修文学院は1番石川選手が出塁して、中軸で返す。これが得点パターン。4番の太田選手は初回にタイムリー。4回には先頭で3ベースと期待通りの活躍を見せて、4回までに3点を奪う。ただ、5回表に石川選手のヒットのあとに投ゴロ併殺打。6回に三人で抑え込まれると流れが誠信に。
投手陣も踏ん張り切れずに1点差で敗れました。
エラー、四球が失点に絡んでしまったこと。そこが反省点。ただ、チームとしてはもう少し点を取りたかったですね。全体的に固さも感じた試合。この経験を次に活かしたいところ。
誠信は先手を許し、5回には同点になりそうなところでホームタッチアウトで1点止まり。流れとしては良くなかったのですが、吉浦投手が6回に三者凡退。連続三振で抑えたところでかなりチームに元気を与えて、そこからしぶとく点を奪う流れとなりました。
もう少し点を取れるチームになりたいところですが・・・。身体の大きい選手も多く、力はありそうなんですけどね。
エラー四球が失点につながった修文学院と、エラーはあったもののそれが失点にはつながらなかった誠信。試合としてはそこの差となりました。

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科技高豊田−岡崎北 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月28日に豊田球場で行われた第3試合、科技高豊田−岡崎北の観戦記です。
岡崎北は冬に取材をさせていただきながら、今のチームは見れていなかったので、ここを見たくてこの日は足を運びました。

科技高豊田
141000000|6 H13 E0
001000000|1 H4 E2
岡崎北

科技高豊田
才木(18)、柘植(1)−松井
岡崎北
加藤(11)、中山(1)−瀧波

投手成績
科技高豊田
才木 7回 101球 被安打3 四球0 三振6 失点1
柘植 2回 27球 被安打1 四球0 三振4 失点0

岡崎北
加藤 1回1/3 24球 被安打6 四球0 三振0 失点5(自責点3)
中山 7回2/3 93球 被安打7 四球1 三振4 失点1

(出場選手)
科技高豊田
7石川 8寺本→8鈴村(20) 9榊原 5𠮷原(15) 3伊藤 2松井(5) 6山田 4徳味 1才木(18)→H戸高(16)→1柘植(1)
岡崎北
6平野 7上田→4 2瀧波 9人見 3中山(1)→1 5橋口 8柴田 1加藤→3松澤(3)→H小田(13)→3 4永谷→H川合(15)→7小嶋

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番𠮷原がタイムリー。科技高豊田が先制。1−0
2回表、1死1,2塁から1番石川がタイムリー。1死1,3塁から2番寺本が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、中山。3番榊原が犠牲フライ。この回4点追加。5−0
3回表、1死1,3塁から8番徳味がタイムリー。6−0
3回裏、2死2塁から3番瀧波がタイムリー2ベース。6−1
8回裏、ピッチャー交代、柘植。
科技高豊田が勝って2次トーナメント進出を決めました。

総評

科技高豊田は序盤の3回までに6点を奪って優位に。
岡崎北の先発の加藤投手を攻めて、1,2回で5点を奪いました。結果論ですが、岡崎北は中山投手は1点に抑えたので、頭から行っていれば・・・。これはタラレバですけどね。
科技高豊田としては4回以降に追加点を取ってもっと楽に勝ちたいところでした。打線は割と満遍なくヒットが出たのでこれをきっかけにしたいですね。
才木投手が7回まで1失点と好投。登板を見た試合ではコントロールに苦しんでいたのですが、この日は無四球。素晴らしい投球でした。秋は背番号1だった選手。これをきっかけに浮上してほしいですね。
岡崎北は3番の瀧波選手が孤軍奮闘の3安打猛打賞。セカンド送球も速く、かなり楽しみな捕手と感じました。
中山投手も力のある球を投げていましたし、夏に向けてさらに成長してほしいですね。

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刈谷北−知立東 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月28日に豊田球場で行われた第2試合、刈谷北−知立東の観戦記です。
刈谷北は秋に見た時に好投手がいたのですが、この日は不在の様子。試合は一方的な展開になりました。

刈谷北
00000000|0 H2 E4
10320001|7 H12 E0
知立東
(8回コールド)

刈谷北
長谷川(1)−間瀬
知立東
神谷空(10)、磯貝(1)−森玉

投手成績
刈谷北
長谷川 7回0/3 129球 被安打12 四球6(2) 三振8 失点7(自責点5)

知立東
神谷空 3回2/3 59球 被安打1 四死球3 三振4 失点0
磯貝 4回1/3 43球 被安打1 四球0 三振7 失点0

(出場選手)
刈谷北
6平岡 4狩野 2間瀬 1長谷川 5渡邉 8矢田 3藤岡 7三浦→7角岡(11) 9古澤→9平林(10)
知立東
8岩崎 4若杉 2森玉 9舩曳 6小松 1神谷空(10)→7 3田所 5山本 7早川→1磯貝(1)

(試合経過)
1回裏、2死1,3塁から1塁ランナーが挟まれてランダンプレーの間に3塁ランナーが生還。知立東が先制。1−0
3回裏、無死2塁から1番岩崎がタイムリー。無死2塁から2番若杉がバントヒットを決め、1塁送球が逸れる間に2塁ランナーが生還。1死3塁から牽制エラーで1点。4−0
4回表、2死無走者でピッチャー交代、磯貝。
4回裏、1死満塁から2番若杉が2点タイムリー。6−0
8回裏、無死3塁から連続申告敬遠で無死満塁。3番森玉がタイムリーを放ちコールド成立。
知立東が8回コールドで勝ちました。

総評

刈谷北は人数が少なく最後には怪我もあって、申告敬遠の為のベンチからの伝令も出せない状況に。
ライトとレフトはかなり経験が無さそうな選手たちで、打席でもあまり対応が出来ていない感じ。
長谷川投手も何とか粘っていましたが・・・。
最後の場面は先頭の磯貝選手が3ベースを放ち、そこから選手たちの判断で満塁策。ただ、長谷川投手はかなり一杯一杯でしたし、押し出しの危険があるので、無死満塁で勝負した方が良かったかな、と。最後もボール先行からのタイムリーでしたから。こういう経験は今後に活かしてほしいですね。
知立東はエースの磯貝投手が危なげないリリーフ投球。120km前半ですが、ストライク率が高く、どんどん追い込んで打ち取りました。
打線は最終的にはコールドにもっていけましたが、5回〜7回もチャンスがあっただけに、少し物足りない内容。足を絡めて点を取ろうという姿勢は見て取れました。2次でも先手を取って優位に立ちたいですね。

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刈谷−碧南 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月28日に豊田球場で行われた第1試合、刈谷−碧南の観戦記です。
県大会に出るためにはお互いに負けられない1戦。地力は刈谷が上かと思っていましたが、試合は碧南が優位に進めました。

刈谷
000100000|1 H9 E4
00103020X|6 H8 E0
碧南

刈谷
宮野(10)、斎藤(1)、川添(7)−渡辺
碧南
川上(1)−井上

投手成績
刈谷
宮野 5回 88球 被安打7 四死球2 三振1 失点4(自責点1)
斎藤 2回 43球 被安打1 四死球5 三振1 失点2
川添 1回 18球 被安打0 四球1 三振1 失点0

碧南
川上 9回 135球 被安打9 四球3 三振1 失点1

(出場選手)
刈谷
6熊野 4柴田 2渡辺 3岩瀬 7川添→9→1 8高橋 5堀田 9野澤→H小林(17)→7 1宮野(10)→1斎藤(1)→9亀井(18)→H稲垣(13)
碧南
4神谷 8白根 1川上 3竹内(5) 2井上 5小野(9) 9阿部(3) 7宇都 6小林

(試合経過)
3回裏、1死1,3塁から4番竹内の2ゴロエラーの間に1点。碧南が先制。1−0
4回表、1死3塁から7番堀田がタイムリー。1−1の同点に追いつく。
5回裏、2死1,3塁から5番井上のタイムリー2ベース。2死2,3塁から6番小野が2点タイムリー。碧南が3点を勝ち越し。4−1
6回裏、ピッチャー交代、斎藤。
7回裏、1死満塁から8番宇都のゲッツー崩れの間に1点。更に2死満塁から1番神谷に押し出し死球。6−1
8回裏、ピッチャー交代、川添。
碧南が勝って2次トーナメントに進出。刈谷は地区予選敗退となりました。

総評

刈谷は先手を奪われ、追いつくもエラー絡みで再度勝ち越されるとずるずると最後まで行ってしまった、という試合に。
攻撃でも得点圏には得点を取った4回以外も6度進めたのですが・・・。3回表に2死からヒットと2つの四球で満塁として4番岩瀬選手、というところで1本出なかったのが結果的には痛かった。岩瀬選手はその他の2つの打席でも得点圏で凡退。2年生の4番にそこまで求めるのは酷ですが、4番とはそういうポジション。この試合の打線の象徴となってしまいました。
一方守りでも4つエラーが出て、流れがつかめず。5回は2死1塁からエラーでピンチが広がり、そこから連続タイムリー。四球、エラーはやはり敗戦に直結してしまいますね。
碧南は川上投手の好投に尽きます。まっすぐは120kmに満たないくらいですが、緩急を使って刈谷打線を翻弄。四球もあまり出さずにバックもよく盛り立てました。
打線もランナーを置いて何とか低い打球を打って得点しようとする姿勢が見えて、それが勝利につながった印象。
2次トーナメントでもしぶとく戦いたいですね。

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稲沢・稲沢緑風館−尾北 観戦記(2024年春季尾張地区1次予選)

3月27日に小牧球場で行われた第2試合、稲沢・稲沢緑風館−尾北の観戦記です。
勝った方が2次に進める大事な試合。稲沢緑風館は昨年、稲沢、稲沢東、尾西の3つが統合して出来た高校ですが、初めてこの試合で見ることが出来ました。

稲沢・稲沢緑風館
101815|16 H19 E3
003010|4 H2 E0
尾北
(6回コールド)

稲沢・稲沢緑風館
佐藤、後藤−久保
尾北
山門、山本−稲田

投手成績
稲沢・稲沢緑風館
佐藤 4回 90球 被安打2 四球4 三振5 失点3(自責点2)
後藤 2回 29球 被安打0 四球1 三振1 失点1(自責点0)

尾北
山門 3回0/3 76球 被安打4 四球5 三振2 失点4
山本 3回 86球 被安打15 四球1 三振1 失点12

(出場選手)
稲沢・稲沢緑風館
6加藤 7森(4)→3 8水野 2久保 3後藤→1 5江口 1佐藤(7)→7 4甲斐(1) 9梶浦
尾北
6田中 5水谷 2稲田 3安瀬 7蓑田 8玉越 1山門(9)→1山本(1) 9石榑(15)→9福田(13) 4岩崎

(試合経過)
1回表、無死満塁から4番久保の遊ゴロ併殺打の間に1点。稲沢・稲沢緑風館が先制。1−0
3回表、1死1,2塁から4番久保がタイムリー。2−0
3回裏、無死満塁から4番安瀬が押し出し四球。更にワイルドピッチで1点。1死3塁からサインはスクイズだったかもですが、3塁ランナーがスタートをしてバッターがバントを空振りする中、ランナーが生還。ホームスチール成功で尾北が逆転。3−2
4回表、無死1塁から7番佐藤がタイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、山本。8番甲斐がタイムリー3ベース。9番梶浦がタイムリー2ベース。無死2,3塁から2番森がタイムリー。3番水野が2点タイムリー3ベース。4番久保がタイムリー。無死1,2塁から6番江口がタイムリー。この回打者13人で8点取って大量リードに。10−3
5回表、2死3塁から4番久保がタイムリー。11−3
5回裏、ピッチャー交代、後藤。1死2塁から4番安瀬のところでワイルドピッチとキャッチャーの悪送球でランナーが生還。11−4
6回表、1死1,2塁から9番梶浦がタイムリー。2死満塁から3番水野が走者一掃の3点タイムリー2ベース。4番久保がタイムリー3ベース。この回5点。16−4
稲沢・稲沢緑風館が6回コールドで大勝しました。

総評

正直試合を見るまでは稲沢・稲沢緑風館が苦しいのかな、と思っていたのですが、堂々とした戦いにびっくりしました。
現状登録は10人で、ほぼ9人で戦う状況とのことですが、打線はとにかくスイングが良く、追い込まれてからも強いスイングを徹底することで、詰まっても間に落ちる打球を多く打っていました。芯に当てて外野を越す打球も多かったですし、徹底して冬の間に打撃をきたせてきたのが見て取れる内容。
投手は佐藤投手はややコントロールに苦しみながらも何とか粘って4回を3失点で留め、後藤投手は勢いのある球で、尾北打線を翻弄しました。もちろん課題もありますが、こういう試合はチームを元気にしますよね。
尾北はエースの山本投手が踏ん張れず。守備で間に落ちたり、外野を越されたりと、ヒットを集められて大量失点となりました。打ち取ったという当たりをしっかりとアウトに出来るようにしたいところ。夏に向けて失点を減らすようにチームで取り組みたいですね。

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小牧南−一宮南 観戦記(2024年春季尾張地区1次予選)

3月27日に小牧球場で行われた第1試合、小牧南−一宮南の観戦記です。
一宮南は現チーム初めて見るので、小牧南相手にどんな試合をするか注目して観戦しました。

小牧南
0100100000|2 H7 E1
0000001011|3 H9 E3
一宮南
(延長10回タイブレーク)

小牧南
江原(10)、松本(1)−金子
一宮南
牛丸(5)、飯田(1)−栗本

投手成績
小牧南
江原 9回 163球 被安打7 四球6 三振10 失点2
松本 1/3 12球 被安打2 四球0 三振1 失点0

一宮南
牛丸 6回1/3 96球 被安打6 四球3 三振6 失点2
飯田 3回2/3 47球 被安打1 四球0 三振5 失点0

(出場選手)
小牧南
3長谷(5) 6矢野 8大池(2) 4宗野 5鈴木(3) 9小田 7清水 2金子(12) 1江原(10)→R大林→1松本(1)
一宮南
8真野 1牛丸(5)→5 6赤崎 2栗本 9池山→H横井 7林 4佐藤 3伊藤 5前田→1飯田

(試合経過)
2回表、1死3塁から6番小田の1ゴロの間に1点。小牧南が先制。1−0
5回表、2死1,2塁から3番大池がタイムリー。2−0
7回表、1死1塁でピッチャー交代、飯田。
7回裏、2死2塁から9番飯田がタイムリー。2−1
9回裏、2死2塁から9番飯田が2打席連続となるタイムリー。同点に追いつく。尚もヒットと四球で2死満塁となるも、ここは江原が踏ん張り同点で終了。
土壇場で一宮南が追いつきタイブレークに突入。
10回表、送って1死2,3塁となるも、3番大池、4番宗野が連続三振。得点ならず。
10回裏、無死1,2塁から先頭の栗本が三振。代打横井がヒットを放ち、1死満塁。6番林がタイムリーを放ち、一宮南がサヨナラ勝ち。
一宮南がタイブレークを制しました。

総評

お互いの投手陣が持ち味を発揮。ロースコアの接戦となりました。
小牧南は2年生の江原投手が先発。MAX131kmで、ややボールが多く、その分球数は要しましたが、要所で力を入れて三振は10個を奪う。もう少し、変化球を上手く使うなど、力を抜く投球を覚えていくといいかな、と思います。
一宮南の牛丸投手は右のアンダーに近いサイドハンド。ですが、時々上からも投げる変則投手。スピードはそんなに無いのですが、何とか目先を変える投球で粘り、小牧南打線を7回途中まで2失点に抑える好投。そこからエースの飯田投手がマウンドに上がり、コントロールの良さと動く系の変化球を上手く駆使して7回表のピンチをしのぐと、そこから3イニングを抑えきり、勝利につながる好投。タイブレークの10回表も3番4番を三振に抑える完璧な投球で、勝利へとつなぎました。
また飯田投手は打撃でも貢献。7回裏、9回裏に追い込まれながらも連続でタイムリーを放ち、勝負強さを発揮。エースとして投打で貢献しました。
10回裏も送らずに攻撃を仕掛け、それがサヨナラに結びつきました。勢いを2次トーナメントにつなげたいですね。

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吉良−科技高豊田 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月22日にトヨタスポーツセンターで行われた第2試合、吉良−科技高豊田の観戦記です。
序盤から点が入る乱戦となりました。

吉良
323002200|12 H15 E4
011002430|11 H14 E2
科技高豊田

吉良
外山(10)、新海(14)、池田(1)−山下
科技高豊田
松尾(11)、才木(18)、平野(17)、柘植(1)−松井、足立、松井

投手成績
吉良
外山 6回 76球 被安打6 四球3 三振1 失点4
新海 0/3 7球 被安打2 四球1 三振0 失点3(自責点2)
池田 3回 71球 被安打6 四死球3 三振2 失点4(自責点3)

科技高豊田
松尾 1/3 14球 被安打3 死球1 三振0 失点3(自責点2)
才木 1回2/3 49球 被安打1 四球3 三振3 失点2
平野 4回 86球 被安打4 四球3 三振1 失点5(自責点3)
柘植 3回 69球 被安打5 四球2 三振5 失点2

(出場選手)
吉良
5牧 4岩瀬 8加藤 2山下 3石川 9阿部→9大竹(11) 1外山(10)→1新海(14)→1池田(1) 6曽我 7角(12)
科技高豊田
7石川→8→7 8寺本→9 9榊原→2足立(2)→8鈴村(20) 5吉原(15) 3伊藤 2松井(5)→7→2 4戸高(16)→4志自岐(14)→6小出(6)→H今山(13)→4東本(10) 6徳味(4)→4→6 1松尾(11)→1才木(18)→H森岡(19)→1平野(17)→1柘植(1)

(試合経過)
1回表、1死満塁から5番石川が2点タイムリー。1死1,2塁から6番阿部がタイムリー。ここでピッチャー交代、才木。吉良が3点を先制。3−0
2回表、1死1,2塁から2番岩瀬が2点タイムリー2ベース。5−0
2回裏、2死1,2塁から8番徳味がタイムリー。5−1
3回表、ピッチャー交代、平野。1死1,3塁から1番牧がタイムリー。1死満塁からワイルドピッチで1点。1死2,3塁から3番加藤がタイムリー。8−1
3回裏、2死3塁から4番吉原がタイムリー内野安打。8−2
6回表、2死1,3塁から8番曽我が2点タイムリー3ベース。10−2
6回裏、2死1,2塁から牽制エラーで2塁ランナーが生還。2死3塁から7番志自岐がタイムリー2ベース。10−4
7回表、ピッチャー交代、柘植。2死2,3塁から5番石川が2点タイムリー。12−4
7回裏、ピッチャー交代、新海。無死1,3塁から2番寺本がタイムリー。中継エラーの間に1塁ランナーも生還。ここでピッチャー交代、池田。1死3塁から4番吉原がタイムリー。更に2死満塁から8番徳味が押し出し四球。この回打者一巡で4点。12−8
8回裏、1死3塁から3番鈴村が犠牲フライ。2死2塁から5番伊藤がタイムリー。2死満塁から8番徳味が押し出し四球。12−11
吉良が1点差で逃げ切り勝ちました。

総評

序盤は完全に吉良ペース。吉良の打者のスイングが鋭く、科技高豊田の投手陣が序盤から苦しい投球となりました。どんどん振ってくるのですが、それでコースを狙うため、科技高豊田の投手は球数かかさみ、余計に苦しくなる流れ。6回表、7回表には8点差にしたので、コールドで終わるかなと思いましたがそこからの科技高豊田の粘りも見事でした。
科技高豊田は7回、8回の打撃は見事でしたので、それが序盤から出るといいですよね。投手陣は四死球が多かったのでそこが反省点。バックも惜しい守備のあとに長打を食らう場面があったので、しっかりと守って盛り立てたいところですね。
吉良は外山投手が好投しましたが、新海投手、池田投手がつかまり最後は冷や汗をかく流れに。連戦が続くので、投手を変えるのは当然の状況。こういう苦しい流れを抑えきったことをプラスにしたいですね。

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猿投農林−安城南 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月22日にトヨタスポーツセンターで行われた第1試合、猿投農林−安城南の観戦記です。
猿投農林は前日の科技高豊田戦であわや勝利という試合を行いました。その次の試合ということでどういう戦いを見せるか注目して観戦しました。

猿投農林
0002000|2 H7 E3
0050004|9 H8 E1
安城南
(7回コールド)

猿投農林
近藤(6)、吉福(10)−須崎
安城南
清水(11)−田中

投手成績
猿投農林
近藤 6回2/3 139球 被安打7 四死球4 三振6 失点9(自責点6)
吉福 0/3 9球 被安打1 死球1 三振0 失点0

安城南
清水 7回 90球 被安打7 四球2 三振0 失点2

(出場選手)
猿投農林
6吉福(10)→1 8永井(1) 1近藤(6)→6 3谷奥 2須崎 4安東→5 7宮石(11) 9西門(7)→R眞名子(8)→9→4 5加納→9
安城南
8杉山 6黒田 7増田 2田中 3山本(9) 9寺田(1) 1清水(11)→H須藤(10) 5國保 4前田

(試合経過)
3回裏、1死2,3塁からワイルドピッチで1点。1死3塁から2番黒田がタイムリー。1死2塁からタイムリーエラーで1点。1死2塁から4番田中がタイムリー3ベース。更にパスボールで1点。安城南が5点を先制。5−0
4回表、1死2塁から5番須崎が2ランホームラン。5−2
7回裏、1死3塁から2番黒田がタイムリー。2死2,3塁から5番山本が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、吉福。2死2,3塁から代打の須藤がタイムリーを放ちコールド成立。9−2で安城南が勝ちました。

総評

猿投農林は昨年の秋に初めてみた試合で、素晴らしい戦いを見せてくれました。冬には練習にも訪問。そこから成長した姿を見たいと思いましたが、この試合も素晴らしい戦いをみせました。
5点取られた直後に5番須崎選手が2ランホームラン。前日にもホームランが飛び出していたそうで、鋭い打球は安城南よりも多いくらいでした。4番の谷奥選手は3安打。先発の近藤投手は三振を6つ奪う力投。確かな成長をこの試合でも見せてくれて、前日に科技高豊田を土俵際まで追い詰めたのも伊達じゃないというのが分かりました。
渡邉監督の選手を後押しする声掛けも引き続き素晴らしく、出せる力は出したかな、という試合でした。課題もみえた試合でしたが、この経験を夏に活かしてほしいですね。
安城南は7回裏に5番の山本選手の2点タイムリー3ベースが出てようやく試合が決まった形でしたが、予想以上に苦戦した、という試合でした。相手のキャッチャーの肩が弱く、そこにつけこんで得点を取れたのが大きかった。4番の田中選手は鋭い打球を放ち、能力を感じる選手。
清水投手は球威はそんなに無いものの打たせて取る投球で、バックも良く盛り立てました。

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豊橋工科−蒲郡 観戦記(2024年春季東三河地区1次予選)

3月21日に蒲郡球場で行われた第2試合、豊橋工科−蒲郡の観戦記です。
どちらも現チームは初めて見るので、どんなチームか注目しながら観戦しました。

豊橋工科
001000|1 H2 E0
120053|11 H15 E0
蒲郡
(6回コールド)

豊橋工科
山口(1)、山本(10)−井上
蒲郡
荒島(1)、石川航(11)−倉地

投手成績
豊橋工科
山口 4回0/3 78球 被安打11 四球0 三振4 失点7
山本 1回2/3 51球 被安打4 四死球5 三振0 失点4

蒲郡
荒島 5回 69球 被安打2 四死球3 三振4 失点1
石川航 1回 17球 被安打0 四球2 三振0 失点0

(出場選手)
豊橋工科
9若山 7黒柳 4鈴木 3松 2井上 5提髪 8伊藤大 1山口→1山本(10) 6藤城
蒲郡
9槇尾(15)→H(9) 8石守 5山出 3吉見 7木谷 1荒島→H岩倉(13)→1石川航(11) 2倉地 6高橋 4平方

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番吉見がタイムリー。蒲郡が先制。1−0
2回裏、1死2塁から8番高橋がタイムリー。2死3塁から1番槇尾がタイムリー。3−0
3回表、1死3塁からワイルドピッチで1点。3−1
5回裏、無死2,3塁から4番吉見が2点タイムリー。無死1,3塁でピッチャー交代、山本。5番荒島がタイムリー。1死2,3塁からワイルドピッチで1点。2死3塁からパスボールで1点。この回打者一巡で5点。8−1
6回表、ピッチャー交代、石川航。
6回裏、1死1,2塁から代打岩倉が2点タイムリー2ベース。2死満塁から押し出し四球でコールド成立。11−1
蒲郡が大勝しました。

総評

蒲郡の強さが目立ちました。
荒島投手は元東邦−愛知学院大から今ミキハウスにいる荒島投手の弟さんなんですね。勢いのある球を投げていてMAX129kmをマーク。ちょっともったいない形で1点を失ったのですが、いいボールがあるのでどんどんストライクを取って攻めていってほしいですね。
打線は積極的に振っていくスタイルで、強い打球を打っていました。こういう姿勢で戦ってほしいですね。
豊橋工科もランナーを出してからは盗塁を仕掛ける等、積極的な攻撃が目立ちました。守備もエラーは無かったですしやれることはやっていた印象。リリーフの山本投手は四球が多くもったいなかった。

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豊橋中央−豊丘 観戦記(2024年春季東三河地区予選)

3月21日に蒲郡球場で行われた豊橋中央−豊丘の観戦記です。
豊橋中央は好投手が多く、豊丘は昨年見ていい選手だと感じた夏目選手を見たくて観戦しました。

豊橋中央
011422|10 H12 E0
000000|0 H0 E3
豊丘
(6回コールド)

豊橋中央
前島(1)、谷奥(16)、小栗(11)−松井
豊丘
羽賀(1)、夏目(8)−土屋

投手成績
豊橋中央
前島 3回 32球 被安打0 四球0 三振5 失点0
谷奥 2回 16球 被安打0 四球0 三振1 失点0
小栗 1回 17球 被安打0 四球1 三振0 失点0

豊丘
羽賀 3回1/3 58球 被安打7 四死球4 三振1 失点6(自責点4)
夏目 2回2/3 75球 被安打5 四死球5 三振0 失点4

(出場選手)
豊橋中央
6高安→H米田(15)→5 3佐藤 4花井→6 2松井 5砂田→R鈴木桜(19)→4小松 7六車 9井本 1前島→H江崎(13)→R山崎(20)→1谷奥(16)→H清水(14)→1小栗(11) 8夏目
豊丘
3有賀→9 5石田 8夏目→1 2土屋 4渡辺 9植村→8 6伊藤 7山本 1羽賀→3平田(12)

(試合経過)
2回表、2死2,3塁からタイムリーエラーで1点。豊橋中央が先制。1−0
3回表、1死満塁から5番砂田が犠牲フライ。2−0
4回表、1死2,3塁から1番高安がタイムリー。1死2,3塁から牽制エラーで1点。1死3塁から2番佐藤がタイムリー3ベース。中継が乱れる間にバッターランナーも生還。ここでピッチャー交代、夏目。6−0
4回裏、ピッチャー交代、谷奥。
5回表、1死満塁から1番高安がタイムリー。更にワイルドピッチで1点。8−0
6回表、2死満塁から代打米田の高いピッチャーフライを捕れずに記録は2点タイムリー。10−0
6回裏、ピッチャー交代、小栗。
豊橋中央が快勝。継投で6回をノーヒットに抑えました。

総評

豊橋中央が快勝。
2−0で迎えた4回表、下位打線で作ったチャンスに高安選手のタイムリー、佐藤選手のタイムリー3ベースなどで4点を加え、試合を優位に。
その後も相手のミスなどにつけこんで加点し、コールド圏内に。
投手陣は前島投手、谷奥投手がパーフェクトでつなぎ、小栗投手は四球を1つ出したものの、ノーヒットに抑えてほぼ完璧なリレーを見せました。
小栗投手はMAX138kmをマーク。成長している姿も見せました。
豊丘は打つ方は手も足もでない感じに。羽賀投手は左のスピードはそんなにないタイプで、くせ球で抑えにかかりましたが、踏ん張り切れず。四死球が多かったのが反省ですね。あとテンポも良くなかった。打たせて取るタイプだけに、リズムに乗るような投球を心掛けてほしい。
豊丘の夏目選手は2打席とも三振でいいところは見られず。マウンドでは勢いのある球も投げていました。

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豊川は初戦で阿南光に完敗

3月19日に甲子園で行われた豊川高校の初戦、阿南光−豊川の試合をTVで見ていました。

阿南光
230000006|11 H10 E0
000000121|4 H9 E1
豊川

阿南光
吉岡−井坂

豊川
鈴木爽、林、平野、中西、柴田−高橋

阿南光の吉岡投手は143kmを序盤でマークするなど、かなりレベルの高い投手。序盤はまっすぐに押され、変化球に対応できずにチャンスらしいチャンスも作れない展開。
そんな中、豊川の先発の鈴木爽太投手はやはり本調子ではなく、まっすぐは120km台前半で変化球も腕が振れないからか決まらない。結局1,2回で5点を失い大勢が決まってしまいました。
それでも、秋にベンチに入っていなかった豊川の林投手好リリーフ。何とか0点でしのいで後半まで5点ビハインドのままキープすると、7回についに反撃。2死満塁から代打の三浦選手がタイムリー。この時2塁ランナーがホーム憤死。2死だからスタートを切っていても相手が浅いわけだから、3塁コーチャーは見極めてほしかった。
8回にモイセエフ・ニキータ選手が2ランを放ち、2点差に迫るも、9回表に中西投手がつかまり6失点。8回表もかなり危ない中抑えた状況でしたが、9回表は踏ん張れませんでした。
9回裏にも反撃があっただけに、チャンスはあった試合。ただ、エースの鈴木爽太投手の状態が悪かった時点でこういう試合になるのは仕方ないですよね。

新基準のバットになってなかなか長打すら出ない中でホームランを打ったモイセエフ・ニキータ選手は本物。というかスターですね。彼が打てたし、林投手や2年生投手が経験を積めたという意味では、収穫もあった試合でした。

いい投手をどう打つか。夏に向けてしっかりと取り組んでほしいですね。お疲れ様でした。

「タグマ!野球ライターによる選抜の展望・対談」をUPしました。

愛知野球通信plusを運用している“タグマ!”にて、野球サイトを運用しているライターさんと対談を行いました。

記事はこちら

明日から始まる選抜の展望など、実際に取材をされているライターさんの意見なので、参考になるかと思います。

自分は東海地区を担当。

後半ではオフシーズンの全国的な傾向などの話題を話しています。

よろしければご利用くださいませ。

国府−名城大附 練習試合 結果(2024年3月16日)

3月16日に名城大附Gで行われた国府−名城大附の練習試合の結果です。
高校の練習試合はこちらではランニングスコアのみの掲載です。

国府
000100001|2
10100011X|4
名城大附

詳しい観戦記は愛知野球通信plusにて
有料会員様のみの公開となります。

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松蔭−旭丘 練習試合 結果(2024年3月10日)

3月10日に松蔭高校で行われた松蔭−旭丘の練習試合の結果です。

高校の練習試合はランニングスコアのみとなります。

松蔭
000003000|3
00101002X|4
旭丘

詳しい観戦記は愛知野球通信plusにて
有料会員様のみの公開となります。

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大垣商−修文学院 練習試合 結果(2024年3月9日)

3月9日に大垣商Gで行われた大垣商−修文学院の練習試合の結果です。
高校の練習試合はランニングスコアのみの掲載です。

大垣商
000230300|8
000040102|7
修文学院

寒い中での試合になりました。

詳しい観戦記は愛知野球通信plusにて
有料会員様のみの公開となります。

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新基準バットについてのコラムを書きました

愛知野球通信plusにて、新基準バットについてのこの冬の取材でのまとめとしてコラムにしました。

記事はこちら

まだまだ色々変わってくることは多そう。各高校も手探りでしょうし。

選抜での試合も含めて、春を戦っていくうちに見えてくるものも多いかと。

なのであくまでも現時点で、というものですが、ご参考になればと思います。

有料会員様用の記事となります。


第96回選抜高校野球大会組み合わせ決定

第1日 3月18日(月)
▽1回戦
八戸学院光星(青森)─関東第一(東京) (10:30)
田辺(和歌山)─星稜(石川)
近江(滋賀)─熊本国府(熊本)

第2日
豊川(愛知)─阿南光(徳島)(9:00)
敦賀気比(福井)─明豊(大分)
学法石川(福島)─高崎健康福祉大高崎(群馬)

第3日
創志学園(岡山)─別海(北海道)
山梨学院(山梨)─京都外大西(京都)
耐久(和歌山)─中央学院(千葉)

第4日
宇治山田商(三重)─東海大福岡(福岡)
広陵(広島)─高知(高知)
京都国際(京都)─青森山田(青森)

第5日
神村学園(鹿児島)─作新学院(栃木)
大阪桐蔭(大阪)─北海(北海道)
愛工大名電(愛知)─報徳学園(兵庫)

第6日
日本航空石川(石川)─常総学院(茨城)
第2試合から2回戦

2024年のセンバツの組み合わせが決まりました。

パッと見た印象、愛工大名電は厳しい組み合わせ、豊川はまずまずの相手。宇治山田商も十分チャンスはありそうかな、という感じでした。
名電は初戦さえ突破出来れば、優勝だって夢じゃないと思っていましたが・・・。初戦が大一番になりそうですね。
3月18日から大会はスタート。新基準バットでどういう野球になるかも注目ですね。

冬の練習訪問、知多翔洋高校編を更新

愛知野球通信plusで特集している冬の練習訪問。

今回は知多翔洋編をお伝えします。

この冬の企画として高校野球の練習訪問を行ってきましたが、一応今回が区切りとなります。
また4月以降、練習訪問としては行っていきたいと思っていますが、色々聞く内容も変わっていくと思いますので。
知多翔洋は言語化を図り、監督と選手の考えをしっかりと統一する取り組みを行っていました。
知多地区の強豪からどう伸びてくるか、今後も注目したいですね。

有料会員様限定となりますがよろしければご覧くださいませ。

岐阜・三重・静岡 高校野球注目選手リスト 2023−2024

◇岐阜県

大垣工 佐久間 鉄平 捕手(3年)

県岐阜商 森 厳徳 投手(3年)

県岐阜商 寺前 雄貴 内野手(3年)

県岐阜商 加納 朋季 外野手(3年)

関商工 田中 健心 内野手(2年)

関商工 尾方 煌士郎 捕手(2年)

関商工 兜森 健心 投手(2年)

市岐阜商 平塚 大記 投手(3年)

市岐阜商 足立 義虎 外野手(3年)

岐阜第一 鑓水 佑哉 投手(3年)

岐阜第一 水野 匠登 投手(2年)

岐阜第一 阪口 笙 捕手(3年)

中京 桑田 剛心 投手(3年)

中京 三浦 暖都 内野手・投手(3年)

中京 田邊 健司 捕手(3年)

中京 小原 輝也 投手(2年)

◇三重県

宇治山田商 小泉 蒼葉 捕手(2年)

宇治山田商 田中 燿太 投手(3年)

宇治山田商 中村 帆高 投手(3年)

津商 粶 文平 内野手(3年)

津商 水谷 駿希 捕手・投手(3年)

津西 中尾 風人 外野手・捕手(3年)

久居 紀平 大知 内野手(3年)

松阪商 米満 悠真 投手(3年)

松阪商 八木 優大 投手(3年)

神村学園伊賀 寺井 広大 内野手(3年)

神村学園伊賀 西川 篤夢 内野手(2年)

近大高専 吉留 勇太 投手(3年)

近大高専 武内 義樹 投手(2年)

◇静岡県

駿河総合 嶋村 晃太郎 外野手(3年)

知徳 小船 翼 投手(3年)

知徳 京増 嘉紀 内野手(3年)

常葉大橘 木下 瑞貴 投手・内野手(3年)

常葉大橘 秋山 創大 投手(2年)

日大三島 市川 晋 捕手(3年)

浜松開誠館 大迫 翔輔 捕手(3年)



科技高豊田−愛知 練習試合 結果(2024年3月3日)

3月3日にトヨタスポーツセンターで行われた科技高豊田−愛知の練習試合の結果です。
昼からの試合でしたが2試合行われました。

高校の練習試合はランニングスコアのみとなります。

科技高豊田
000600021|9
000101071|10
愛知

愛知
110034231|15
000000000|0
科技高豊田

最後はナイターになりました^^;

詳しい観戦記は愛知野球通信plusにて
有料会員様のみの公開となります。

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名経大市邨−高山西 練習試合 結果(2024年3月2日)

高校野球の練習試合の解禁日、名経大市邨のグランドで行われた名経大市邨−高山西の練習試合にお邪魔しました。

こちらではランニングスコアのみです。

名経大市邨
200000000|2
00403000X|7
高山西

高山西
620020000|10
330100001|8
名経大市邨

高山西が2連勝でした。

詳しい観戦記は愛知野球通信plusにて
有料会員様のみの公開となります。

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冬の練習訪問、犬山高校編を更新

愛知野球通信plusで特集している冬の練習訪問。

今回は犬山編をお伝えします。

犬山高校は昨年の夏までのチームは地力があり、県大会にも秋・春出ていた世代。
今のチームは2年生が少なく、秋は競り負けた形に。
全体で15人と決して多くはないチームですが、まとまりを感じる雰囲気が良かった。

安井監督の異色の経歴も興味深かったです。

有料会員様限定となりますがよろしければご覧くださいませ。

冬の練習訪問、愛知高校編を更新

愛知野球通信plusで特集している冬の練習訪問。

今回は愛知編をお伝えします。

愛知高校は自分にとって母校。かつては私学5強と言われたこともあり、甲子園にも出ているのですが、最後に出たのが1994年。ちょうど今年で30年になります。
いつか母校が出てそれを応援しにいくのが夢の一つ。

この日は中日ドラゴンズOBの彦野さんや元東邦ガス監督の法元さんら、愛知高校のOBの方もいらっしゃっていました。
みなさん、やはり母校を応援する気持ちはあるんですよね。

色々環境は変わってきていますが、そんな中でも最善を尽くしている選手、関係者のみなさん。そんな様子が少しでも伝わればと思います。

有料会員様限定となりますがよろしければご覧くださいませ。

冬の練習訪問、新川高校編を更新

愛知野球通信plusで特集している冬の練習訪問。

今回は新川編をお伝えします。

新川高校は刈谷高校との合同練習でお邪魔しました。
合同練習というものが初めてでしたので、色々新鮮でしたし、両チームにとって刺激になっている様子が見て取れていいな、と思って見学いたしました。

ちょっと時間が経っての更新になりましたが、よろしければご覧くださいませ。

有料会員様限定となります。

冬の練習訪問、杜若高校編を更新

愛知野球通信plusで特集している冬の練習訪問。

今回は杜若編をお伝えします。

杜若は元プロ野球の選手として活躍したユウキさん(田中祐貴)が2022年から監督へ就任され、昨年の夏はベスト8進出と着実に復活への道を歩んでおります。

正直、元プロ野球選手ということで少し取材前は緊張していたのですが、物腰は柔らかく、丁寧に取材にもお答えくださいました。
そして、野球観が近く、取材していて楽しい時間でした。

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冬の練習訪問、岡崎工科高校編を更新

愛知野球通信plusで特集している冬の練習訪問。

今回は岡崎工科編をお伝えします。

岡崎工科は平松監督が就任後、着実に強くなって、県大会も4季連続で出場。立派なグランドを持ち、公立としてはかなり恵まれた環境となっています。

ただ、それも平松監督の人間性というか、魅力からそうなっているんだな、と今回の取材で感じました。これまでも豊川工業、豊田工業を強くしてきて、そういった経験や積み重ねが大きいんだろうな、と感じます。

有料会員様限定となりますが、よろしければご覧くださいませ。

冬の練習訪問、津島北高校編を更新

愛知野球通信plusで特集している冬の練習訪問。

今回は津島北編をお伝えします。

津島北高校は前身の津島商工時代に甲子園に出場。立派なグランドがあって尾張地区では県大会にも顔を出すチームでした。
ただ、ここ2年ちかく、学校自体も定員割れを起こすなど部員不足となり連合チームでの出場を余儀なくされております。

連合チームについての話や、それによって井上監督が変化したこと、大府の馬場先生の話などを伺っております。

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高校野球を中心にアマチュア野球や中日のことを日々追っています。ブログが中心ですが、ツイッターでは、思ったことをつぶやいています。こっちのが本音が多いかも?
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