コウサする日々

愛知を中心に野球の観戦記を書いています。毎日更新。

社会人野球

JR東海−日本製鉄東海REX 観戦記(2025年JABAべーブルース杯)

5月5日に大垣北公園野球場で行われたJR東海−日本製鉄東海REXの観戦記です。
JR東海は今大会の敗退が決まっていて、日本製鉄東海REXは勝てば準決勝進出が決まるという状況の試合。日本製鉄東海REXは幸先よく先制しましたが・・・。

JR東海
000000100│1 H5 E1
100000000│1 H5 E
日本製鉄東海REX

JR東海
宮島(13)、林山(34)、辻井(17)−牛尾
日本製鉄東海REX
加藤(13)、池戸(14)−室木

投手成績
JR東海
宮島 6回2/3 98球 被安打5 四死球3 三振3 失点1
林山 1回1/3 20球 被安打0 死球1 三振1 失点0
辻井 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0

日本製鉄東海REX
加藤 6回1/3 88球 被安打4 四球1 三振3 失点1
池戸 2回2/3 38球 被安打1 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
JR東海
6吉田(4) 5山澤(10) 4山崎(0)→4佐々木(6) 8水谷(1) 3平野(7) 9堀尾(25) D宮田(30) 2牛尾(33) 7松野(3)
日本製鉄東海REX
9山本(3) 3吉村(26) 5市丸(5) 7筒井(1) 8長南(10) D阿保(22)→R勝盛(8)→H大塚(2) 6平野(6)→H宮坂(24) 2室木(31) 4宮本(7)

(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から牽制エラーで1点。日本製鉄東海REXが先制。1−0
7回表、1死1,3塁から5番平野がタイムリー。ここでピッチャー交代、池戸。1−1の同点。
7回裏、2死1,2塁でピッチャー交代、林山。
9回裏、ピッチャー交代、辻井。
1−1の引き分けとなりました。

総評

JR東海はJABA静岡大会で日本選手権切符を取っており、しかもこの試合では勝っても準決勝には行けない状況。東海地区としては日本製鉄東海REXが勝った方がべーブルース杯の優勝できる可能性が上がるので、そうなってほしかったのですが・・・。
やはり勝負事ですし、JR東海もわざと負けるわけにはいかない。
そんな中でも何となく日本製鉄東海REXさんどうぞどうぞという感じはしたものの、それを勝ち切れなかったので仕方がないですね。
JR東海の宮島投手、日本製鉄東海REXの加藤投手がどちらも好投。加藤投手は最近あまり結果が出ていなかっただけにこれをいいきっかけにしたいところ。
JR東海は水谷選手がマルチ。日本製鉄東海REXは山本選手がマルチ。どちらもいい状態になっていますね。

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日本製鉄鹿島−西濃運輸 観戦記(2025年JABAべーブルース杯)

5月5日に大垣北公園野球場で行われた第1試合、日本製鉄鹿島−西濃運輸の観戦記です。
西濃運輸は今年初めて見るので、どんな仕上がりか注目して観戦しました。

日本製鉄鹿島
010011000│3 H7 E1
01013000×│5 H7 E1
西濃運輸

日本製鉄鹿島
山口直(18)、金城(20)、坂本(19)−松田
西濃運輸
塩本(29)、奥(17)、内藤(19)−城野

投手成績
日本製鉄鹿島
山口直 4回1/3 70球 被安打3 四死球2 三振2 失点4
金城 1回2/3 40球 被安打4 四球1 三振1 失点1
坂本 2回 23球 被安打0 死球1 三振2 失点0

西濃運輸
塩本 5回 79球 被安打4 四死球2 三振2 失点2(自責点1)
奥 2回 42球 被安打3 四球1 三振0 失点1
内藤 2回 29球 被安打0 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
日本製鉄鹿島
6田崎(2)→H柳内(0) 4冨田(26) 7山口駿(10) 3今里(8) D生田目(1) 2松田(23) 5樫村(6)→H福島(22)→5 9山田(24)→H平山(4)→9 8陶山(25)
西濃運輸
9左向(24) 8河田(26) 7福島(1) 5野崎(28) D譽田(9) 4小中(10)→4大山(0) 3河西(25)→R福山(8)→3 2城野(2) 6宮田(7)

(試合経過)
2回表、無死1,2塁から6番松田がタイムリー2ベース。日本製鉄鹿島が先制。1−0
2回裏、無死1,2塁から6番小中のバントでピッチャーが悪送球する間に1点。1−1
4回裏、2死から6番小中がソロホームラン。西濃運輸が逆転。2−1
5回表、1死2,3塁から3番山口駿の内野ゴロの間に1点。2−2
5回裏、1死1,3塁でピッチャー交代、金城。1死満塁から3番福島のゲッツー崩れの間に1点。4番野崎がタイムリー。5番譽田がタイムリー2ベース。西濃運輸が勝ち越し。5−2
6回表、ピッチャー交代、奥。無死1,3塁から代打福島の犠牲フライ。5−3
7回裏、ピッチャー交代、坂本。
8回表、ピッチャー交代、内藤。
西濃運輸が逃げ切りました。

短評

西濃運輸は独立リーグから新加入の塩本投手が先発。故障明けとのことでしたが、悪いなりにも試合をまとめて5回を2失点(自責点は1)。ある程度持ち味を発揮しました。
ここまで投手力に苦しんでいる印象の西濃運輸。この日は2イニングをパーフェクトリリーフした内藤投手とともに、今後の戦いにキーになってきそうです。
打線は5回にうまくつながって3点を勝ち越し。そのまま逃げ切った形になりました。怪我人も出ているようで、ここから都市対抗2次予選へ向けて1か月でどうチームを仕上げるか、注目です。
西濃運輸は1年目の野手が3人出ていました。彼らが戦力になってくると面白いチームになるかなと感じました。

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JR東日本−ホンダ鈴鹿 観戦記(2025年JABAべーブルース杯決勝戦)

5月7日にぎふしん長良川球場で行われた決勝戦、JR東日本−ホンダ鈴鹿の観戦記です。
ホンダ鈴鹿はここ2年、2大大会に出れていないので、久しぶりの全国をつかめるか注目して観戦しました。

JR東日本
100030000│4 H9 E0
020200001│5 H10 E1
ホンダ鈴鹿

JR東日本
古谷(13)、坂根(18)、山崎(11)、諸隈(29)、西居(15)、西田(20)−小藤
ホンダ鈴鹿
川原(15)、寺瀬(11)、花城(20)−長

投手成績
JR東日本
古谷 3回2/3 68球 被安打7 四球1 三振3 失点4
坂根 0/3 7球 被安打1 四球1 三振0 失点0
山崎 1/3 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0
諸隈 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0
西居 3回 46球 被安打1 死球1 三振2 失点0
西田 1/3 11球 被安打1 四球1 三振0 失点1

ホンダ鈴鹿
川原 4回0/3 85球 被安打5 四球4 三振1 失点4
寺瀬 3回 35球 被安打3 四球0 三振3 失点0
花城 2回 23球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
JR東日本
8山内(10) 6海崎(7) D菅田(44) 5高橋(3) 4杉崎成輝(6)→H渡辺(5)→4山本(2) 3杉崎成(25) 7佐藤(1) 9栗林(8) 2小藤(26)
ホンダ鈴鹿
8長野(1) 6中川(7) D畔上(10) 4藤江(6) 3伊藤(32) 2長(27) 7岡野(26) 9栗原(29)→H近藤(8)→9中野(25) 5貞光(5)

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番菅田がタイムリー。JR東日本が先制。1−0
2回裏、無死1塁から7番岡野が2ランホームラン。ホンダ鈴鹿が逆転。2−1
4回裏、2死1,3塁でピッチャー交代、坂根。2死満塁から3番畔上が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、山崎。4−1
5回表、無死1,2塁から2番海崎がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、寺瀬。2死2,3塁から5番杉崎成輝が打ち取ったレフト前のフライが落ちて2点タイムリーに。4−4の同点。
5回裏、ピッチャー交代、諸隈。
6回裏、ピッチャー交代、西居。
8回表、ピッチャー交代、花城。
9回裏、ピッチャー交代、西田。1死2塁から3番畔上がタイムリー2ベースを放ち試合終了。ホンダ鈴鹿がサヨナラ勝ちでJABAべーブルース杯優勝を飾りました。

総評

初回にJR東日本が3番菅田選手のタイムリーで先制。しかし、ホンダ鈴鹿は2回裏に岡野選手の2ランホームランですかさず逆転。4回裏にも2死からチャンスを作って畔上選手が2点タイムリーを放ち3点リードと試合を優位にします。
しかし、ホンダ鈴鹿の川原投手がピリッとせず、序盤から四球が目立つ状態。なんとか4回まで踏ん張りましたが5回につかまって1点返され無死2,3塁で寺瀬投手にスイッチ。ここで寺瀬投手は2死までこぎつけるも5番杉崎成輝選手を打ち取ったように見えたレフト前の当たりをレフトが捕れずに同点タイムリーに。試合が振り出しに戻ります。
ここからはお互いの投手が我慢比べ。寺瀬投手、花城投手、西居投手の両左腕が好投して8回まで同点に。
9回表も花城投手が抑えると、9回裏、JR東日本は継投で西田投手がマウンドへ。先頭バッターに四球を出して、犠打の後に3番畔上選手がサヨナラタイムリー2ベースを放ち、ホンダ鈴鹿の優勝となりました。
正直最終回は畔上選手と勝負したのが不可解でした。まぁ3番を歩かせて4番勝負というシチュエーションは得ていてそこまで打っていなくても4番は打つものですが・・・。この大会、もっと言うと京都大会から畔上選手は打ちまくっているので、ホンダ鈴鹿とすれば畔上選手で勝負してくれてラッキーという感じでした。
ただ、そこまでの投手陣の踏ん張りは素晴らしかった。寺瀬投手、花城投手。特に花城投手は第1試合でも3イニングを投げていての間が空いての登板。難しい調整だと思うのですが、2イニングを1安打無失点。勝利に結びつけました。
ここ2年、2大大会から遠ざかり、首脳陣の交代もあって臨んだシーズン。一つ結果が出たことはホンダ鈴鹿にとっては大きいですね。チームの雰囲気も良くなっていくでしょうし。
2次予選までの1か月もいい準備をしてほしいものです。
ただ、川原投手の使い方がポイントになりそう。間隔が短かったとはいえ、もうちょっと踏ん張ってほしい試合でした。
パーフェクト(参考)をした寺瀬投手は大きな戦力になりそうです。

JR東日本−三菱自動車岡崎 観戦記(2025年JABAべーブルース杯)

5月7日に長良川球場で行われた準決勝の第2試合、JR東日本−三菱自動車岡崎の観戦記です。
東海地区に枠が来てほしいので三菱自動車岡崎を応援しながらの観戦でした。

JR東日本
010000040│5 H10 E1
020001000│3 H6 E1
三菱自動車岡崎

JR東日本
児玉(14)、山崎(11)、小谷野(21)、諸隈(29)、西居(15)−小藤、岩本
三菱自動車岡崎
近藤(20)、清川(14)、鈴木(13)、神原(16)−西川

投手成績
JR東日本
児玉 1回1/3 53球 被安打1 四死球6 三振1 失点2
山崎 4回2/3 87球 被安打3 四球1 三振4 失点1
小谷野 2/3 15球 被安打1 四球0 三振0 失点0
諸隈 1/3 2球 被安打0 四球0 三振0 失点0
西居 2回 19球 被安打1 四球0 三振0 失点0

三菱自動車岡崎
近藤 7回0/3 104球 被安打6 四球2 三振4 失点3
清川 1/3 12球 被安打2 四球1 三振0 失点2
鈴木 1/3 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0
神原 1回1/3 17球 被安打1 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
JR東日本
8篠田(23)→H倉石(24)→9→9栗林(8) 6海崎(7) D菅田(44) 5高橋(3) 9山内(10)→8 4杉崎成輝(6) 7佐藤(1) 3杉崎成(25) 2小藤(26)→H山本(2)→2岩本(9)
三菱自動車岡崎
5菅原(3)→6 3小室(6) 4古川(7) 7岳原(30)→R茂木(2)→9→H大手(4) 9東(1)→7 D豊住(24) 8中村奎(31) 2西川(10) 6内藤(8)→H山下(27)→5荒井(5)

(試合経過)
2回表、2死から7番佐藤がソロホームラン。JR東日本が先制。
2回裏、1死満塁から2番小室に押し出し四球。ここでピッチャー交代、山崎。3番古川の犠牲フライ。三菱自動車岡崎が逆転。2−1
6回裏、2死満塁から1番菅原がタイムリー。3−1
7回裏、ピッチャー交代、小谷野。2死1塁でピッチャー交代、諸隈。
8回表、無死1塁から代打倉石がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、清川。無死満塁から4番高橋がタイムリー。5番山内が犠牲フライ。ここでピッチャー交代、鈴木。1死1,3塁から5番杉崎成輝がタイムリー。2死1,2塁でピッチャー交代、神原。JR東日本が一挙4点取って逆転。5−3
8回裏、ピッチャー交代、西居。
JR東日本が逆転勝ちで決勝戦進出を決めました。

総評

三菱自動車岡崎が先制されるもすぐに逆転。6回にも追加点を奪って2点リードにしたところで勝ったかなと思いました。
先発の近藤投手は高卒2年目という若さですが、JR東日本相手に堂々のピッチング。7回まで1点で抑えます
8回に四球、タイムリー2ベースを浴びて降板となりましたが、どちらかというと引っ張りすぎたかなと。結果論にはなってしまいますが・・・。そこまでn内容が良かっただけに、監督としても変えづらかったかなと思いますが・・・。
何とか同点で止めたかったところで2番での清川投手、3番手鈴木投手が踏ん張れず。逆転負けを喫しました。
先発をリリーフした山崎投手、最後投げた西居投手が素晴らしい内容でした。
三菱自動車岡崎は6回に菅原選手のタイムリーが出て勝ったかなと思いましたが・・・。
振り返ると初回に児玉投手の乱調で1死満塁のチャンスをもらうも生かせず。2回裏にも2点は取ったもののタイムリーは出ず。
ここでもう1,2点取っていれば終盤の展開は違ったかなと思いますね。

ホンダ鈴鹿−ホンダ 観戦記(2025年JABAべーブルース杯)

5月7日に長良川球場で行われた準決勝の第1試合、ホンダ鈴鹿−ホンダの観戦記です。
ホンダ対決となった試合は最後までもつれました。

ホンダ鈴鹿
1002200102│8 H12 E2
2000030011│7 H11 E1
ホンダ
(延長10回タイブレーク)

ホンダ鈴鹿
井村(17)、花城(20)、田中(24)−長
ホンダ
片山(34)、岡野(12)、千葉(11)−辻野

投手成績
ホンダ鈴鹿
井村 5回1/3 101球 被安打9 四球1 三振6 失点5
花城 3回2/3 64球 被安打2 四球2 三振3 失点1
田中 1回 20球 被安打0 四球0 三振1 失点1(自責点0)

ホンダ
片山 5回 93球 被安打6 死球1 三振5 失点5(自責点4)
岡野 3回 47球 被安打4 四球1 三振6 失点1
千葉 2回 32球 被安打2 四球0 三振1 失点2(自責点0)

(出場選手)
8長野(1) 6中川(7) D畔上(10) 4藤江(6) 3伊藤(32)→3阿部(0) 2長(27) 7岡野(26)→H近藤(8)→R栗原(29) 9田野(3)→H中野(25)→9 5貞光(5)
ホンダ
3峯村(26) 8鈴木(24) 5山下(29) D井上(10)→R小口(7) 2辻野(23) 4三浦(5) 9右田(25)→H三井(31) 6中村(3) 7金城(1)

(試合経過)
1回表、2死から3番畔上がソロホームラン。ホンダ鈴鹿が先制。1−0
1回裏、2死2塁から4番井上が2ランホームラン。ホンダが逆転。2−1
4回表、1死2塁から5番伊藤がレフト前に落ちるタイムリー2ベース。6番長がタイムリー。ホンダ鈴鹿が再逆転。3−2
5回表、2死2塁から3番畔上がタイムリー3ベース。4番藤江がタイムリー。5−2
6回表、ピッチャー交代、岡野。
6回裏、1死満塁から8番中村が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、花城。1死満塁から1番峯村がライトフェンス直撃のタイムリー。5−5
8回表、1死2塁から代打近藤がタイムリー。ホンダ鈴鹿が勝ち越し。6−5
9回表、ピッチャー交代、千葉。
9回裏、先頭の鈴木が同点ホームラン。6−6
延長タイブレークに突入。
10回表、送って1死2,3塁k。7番栗原がタイムリー。8番中野が犠牲フライ。ホンダ鈴鹿が2点を勝ち越し。8−6
10回裏、ピッチャー交代、田中。1死1,2塁から代打三井の遊ゴロゲッツーコースで1塁送球が1バウンドで取れず、エラーの間に1点。8−7
ホンダ鈴鹿がタイブレークを制して決勝進出。

総評

これぞシーソーゲームという試合。ホンダ鈴鹿が4回表、5回表に2点ずつとって突き放した時はそのまま勝つかなと思いましたが、ホンダもさすがの強さ。
6回裏に追いついて、8回に勝ち越しを許すも土壇場の9回裏にホームランで追いつく底力を見せる。
タイブレークではバントで明暗。しっかりと決めたホンダ鈴鹿と、3塁封殺となったホンダ。その差が最後の1点差になりました。
あと、個人的にはサードコーチャーの差が出た試合だったかなと思いました。ホンダ鈴鹿は藤原コーチが完璧な判断で、4回表の2点、8回の1点をエスコート。一方10回表はタイムリーの時に2塁ランナーをしっかりと止めて、次の犠牲フライを呼び込む。
一方のホンダは6回裏に1死満塁で1番峯村のライトフェンス直撃のタイムリー。この時に2塁ランナーがライトのフェイクにひっかかり3塁でストップ。この場面はコーチャーも大事ですよね。大きなプレーとなりました。
ホンダ鈴鹿は花城投手の好投が光りました。打つ方で畔上選手、長選手の活躍が目立つ。また途中出場の選手、近藤選手、栗原選手、中野選手の活躍も素晴らしく、チーム全員で勝った試合となりましたね。

東芝−ホンダ鈴鹿 観戦記(2025年JABA京都大会)

4月25日に湖東スタジアムで行われた第2試合、東芝−ホンダ鈴鹿の観戦記です。
ホンダ鈴鹿はドラフト候補の川原投手が先発。その内容に注目して観戦しました。

東芝
200100011│5 H13 E1
000022002│6 H6 E0
ホンダ鈴鹿

東芝
松山、浅野、神野−萩原、中村
ホンダ鈴鹿
川原(15)、田中(24)、漢人(13)−長

投手成績
東芝
松山 5回1/3 75球 被安打4 死球1 三振4 失点4
浅野 1回2/3 17球 被安打0 死球1 三振1 失点0
神野 1回1/3 21球 被安打2 四球1 三振1 失点2

ホンダ鈴鹿
川原 6回 94球 被安打9 四球2 三振4 失点3
田中 2回2/3 48球 被安打4 四球0 三振1 失点2
漢人 1/3 8球 被安打0 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
東芝
6山田(0) 5大庭(6) 3下山(10) 4齊藤(1) 8光本(3) 2萩原(9)→2中村(27) D諸橋(28) 9太田(24) 7長沢(2)
ホンダ鈴鹿
8長野(1) 6中川(7) 3伊藤(32) 4藤江(6) D畔上(10) 9田野(3)→7 2長(27) 7栗原(29)→H近藤(1)→9岡野(26) 5貞光(5)→R堀内(2)→5

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番齊藤が2ランホームラン。東芝が2点を先制。2−0
4回表、2死2塁から9番長沢がタイムリー3ベース。3−0
5回裏、無死1塁から5番畔上が2ランホームラン。3−2
6回裏、無死2塁から1番長野がタイムリー2ベース。無死1,3塁からワイルドピッチで1点。1死2塁でピッチャー交代、浅野。ホンダ鈴鹿が逆転。4−3
7回表、ピッチャー交代、田中。
8回表、2死3塁から8番太田が同点タイムリー。4−4
8回裏、ピッチャー交代、神野。
9回表、2死から3番下山が逆転のソロホームラン。5−4。ここでピッチャー交代、漢人。
9回裏、1死1塁から5番畔上がこの日2本目となる2ランホームランを左中間に叩き込み、ホンダ鈴鹿が逆転サヨナラ勝ちを収めました。

総評

ホンダ鈴鹿はドラフト候補の川原投手が先発。この日は初回に2ランホームランを浴びるなどピリッとせず。MAXも144km/hにとどまりかなり苦しい投球でした。
それでも6回まで投げて3点でしのいだ点は評価できます。
個人的には1年目から大きな変化が見られない点が気がかりですが・・・。
全力で投げたときの球は悪くない。それをアベレージで出せるようになれば、と思います。
2番手の田中投手がMAX149km/h出ていて、フォークに見どころがありました。回をまたいだ時に課題はありそうでしたが・・・。ある程度複数イニングが投げられるといいですね。
漢人投手がサイドハンドになっていてびっくりしました。
打つ方は監督もおっしゃっていましたが畔上選手さまさま。2ラン2本とも左中間への当たりで、ベテラン健在を見せつけてくれました。
ホンダ鈴鹿は首脳陣が変わりチーム再建の真っただ中。こういう勝利からいい流れを作っていってほしいですね。
東芝は松山投手が4回までパーフェクトも5回の畔上選手に一発を浴びて、そこから崩れました。
打線は要所で長打が出ていましたし、3番下山選手、4番齊藤選手はいい選手だなと感じました。
キャッチャーの萩原選手の肩も素晴らしいですね。
能力の高いチームだなと感じました。

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日本製鉄瀬戸内−東邦ガス 観戦記(2025年JABA京都大会)

4月25日に湖東スタジアムで行われた第1試合、日本製鉄瀬戸内−東邦ガスの観戦記です。
東邦ガスは今季初観戦でしたので、どんなチームになっているか注目して観戦しました。

日本製鉄瀬戸内
023010010│7 H12 E1
00003520×│10 H9 E0
東邦ガス

日本製鉄瀬戸内
川瀬航(11)、下堂(14)、西本(20)−島上、福井
東邦ガス
辻本(19)、棒(14)、清水(21)、吉田(12)−氷見、山田

投手成績
日本製鉄瀬戸内
川瀬航 5回1/3 84球 被安打5 四死球2 三振5 失点8(自責点7)
下堂 1回2/3 33球 被安打3 四球0 三振4 失点2
西本 1回 16球 被安打1 四球0 三振0 失点0

東邦ガス
辻本 2回0/3 80球 被安打5 四球3 三振2 失点5
棒 3回 67球 被安打4 四死球2 三振6 失点1
清水 2回 23球 被安打1 四球0 三振2 失点0
吉田 2回 48球 被安打1 四球2 三振1 失点1

(出場選手)
日本製鉄瀬戸内
4市原(6) 8遠藤(0)→H中井(8)→9 5内倉(26) D岡(3)→H佐々木(39) 9江川(24)→8 3小深田(25) 7広田(2) 2島上(22)→H向井(1)→2福井(27) 6川瀬剛(7)
東邦ガス
8浦口(0) 7松井(25) 5宮下(8) 3若林(6) D柴田(9) 6佐々木(4) 9大木(24) 2氷見(2)→2山田(22) 4高垣(10)

(試合経過)
2回表、1死から6番小深田がソロホームラン。2死1,2塁から1番市原がタイムリー。日本製鉄瀬戸内が2点を先制。2−0
3回表、無死1,2塁から5番江川がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、棒
無死満塁から7番広田が2点タイムリー2ベース。なおも無死満塁となるも追加点は棒遒阻止。5−0
5回表、1死3塁から9番川瀬剛がタイムリー。6−0
5回裏、1死から5番柴田が初ヒット。そこから佐々木もヒットでつなぎ、7番大木が3ランホームラン。一挙3点を返し6−3
6回表、ピッチャー交代、清水。
6回裏、1死1,2塁から4番若林のタイムリー2ベース。1死満塁から6番佐々木が満塁ホームラン。ここでピッチャー交代、下堂。東邦ガスが逆転。8−6
7回裏、2死2,3塁から4番若林が2点タイムリー2ベース。10−6
8回表、ピッチャー交代、吉田。2死1塁から3番内倉がタイムリー2ベース。10−7
8回裏、ピッチャー交代、西本。
東邦ガスが長打攻勢で逆転勝ち。

総評

5回表が終わって日本製鉄瀬戸内が6−0とリード。一方の東邦ガスはパーフェクトに抑え込まれている。そこからこんな試合になるとは全く想像ができなかったです。
柴田選手、佐々木選手の連打で口火を切り、大木選手の3ラン。6回はルーキーの佐々木選手の逆転満塁ホームラン。これにはびっくりしました。
佐々木選手は今日だけ見たら、どうしてドラフトにかからなかったんだろうと思う選手。これから2年間が楽しみになりました。フルスイングとショートを続けていってほしいです。
東邦ガスは佐々木選手が加わったことで、かなり打てるチームになってきています。打線はかなり楽しみ。
ただ、一方で辻本投手は心配。手術もあって今季初登板だったようですが・・・。
投手陣では清水投手が戦力になってきそう。彼の好投も大きかった。
日本製鉄瀬戸内は川瀬航投手が4回まで完璧だっただけに、ちょっと変えるのが難しかったか。
元NPBの小深田選手のホームランはなかなかすごい当たりでした。やはりプロにいた選手というのはすごいなと感じましたね。

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ソフトバンク2軍−トヨタ自動車 OP戦 結果(2025年4月24日)

4月24日にトヨタスポーツセンターで行われたソフトバンク2軍−トヨタ自動車のオープン戦の結果です。
オープン戦ですので、ランニングスコアのみとなります。

ソフトバンク
001011131│8 H13 E0
000000001│1 H5 E3
トヨタ自動車

ソフトバンク
田浦、星野、大城、村田、岡田、宮崎、川口、宮里−牧原功、谷川原
トヨタ自動車
後藤、池村、高尾、磯村−箱山

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名城大−JR東海 観戦記(2025年東海社会人・愛知大学野球対抗戦)

3月14日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた大学社会人対抗戦、2日目の第2試合、名城大−JR東海の観戦記です。
どちらも今年は初めて見るので、どんなチームか注目しながら観戦しました。

名城大
100001000│2 H6 E1
30110000×│5 H9 E1
JR東海

名城大
大嶽(17)、永田(15)、藤井(11)、増田(16)、天野(19)−前田、谷
JR東海
不後(14)、水谷健(11)、林山(34)、柳橋(12)−須永、山本陸

投手成績
名城大
大嶽 1回 24球 被安打3 四球1 三振0 失点3
永田 3回 46球 被安打2 四球2 三振1 失点2(自責点1)
藤井 2回 19球 被安打0 四球1 三振0 失点0
増田 1回 11球 被安打3 四球0 三振0 失点0
天野 1回 18球 被安打1 四球1 三振2 失点0

JR東海
不後 5回 70球 被安打3 四球1 三振3 失点1
水谷健 2回 25球 被安打3 死球1 三振1 失点1
林山 1回 12球 被安打0 四球1 三振1 失点0
柳橋 1回 12球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
名城大
9五島(14) D西山(9) 6山陰(10) 7雄龍(8)→H山田開(7)→7 3木村(3) 5垣津(26)→2谷(27)→H高原(24) 8古田(23)→H井上(1) 2前田(22)→H海老原(6)→5 4佐藤(2)→H山田賢(38)→4
JR東海
D下山(37) 7松野(3)→H山本晃(5)→7藤井(31) 9三村(8) 8水谷祥(1) 5平野(7)→6山崎(0) 3冨田(30) 2須永(23)→H山本陸(27)→2 4佐々木(6) 6山澤(10)→5

(試合経過)
1回表、2死3塁から4番雄龍がタイムリー内野安打。名城大が先制。1−0
1回裏、1死2塁から3番三村がタイムリー3ベース。4番水谷祥がタイムリー2ベース。5番平野がタイムリー3ベース。3連続長打でJR東海が3点取ってすぐに逆転。3−1
2回裏、ピッチャー交代、永田。
3回裏、1死2塁から4番水谷祥がタイムリー2ベース。4−1
4回裏、1死2,3塁からワイルドピッチで1点。5−1
5回裏、ピッチャー交代、藤井。
6回表、ピッチャー交代、水谷。1死2,3塁から5番木村の2ゴロの間に1点。5−2
7回裏、ピッチャー交代、増田。
8回表、ピッチャー交代、林山。
8回裏、ピッチャー交代、天野。
9回表、ピッチャー交代、柳橋。
JR東海が勝ちました。

総評

JR東海は2年目左腕の不後投手が先発。1回に内野安打2本で先制を許したものの、味方がすぐに逆転してからは安定した投球を見せて5回を3安打1失点。まずまず、という内容でした。今年は先発として結果を残してほしい投手の1人。勝てる投球を期待したいですね。
打線は若手中心の中で2年目の4番、水谷祥選手が2本の2ベースで2打点と目立ちました。昨年から中軸を任されていて、今年は4番も多くなりそうな選手。勝利を呼び込む打点を期待したいですね。
名城大は先発として期待される大嶽投手が踏ん張れなかったのは残念。そんな中好投を見せたのが3番手で投げた藤井投手。2イニングをノーヒット(1四球)に抑え、MAX147km/hをマーク。これまでそんなに投げていない投手ですが、4年生ですし、投手の中心になっていってほしい投手。
天野投手は151km/hをマーク。投げすぎに注意して、リーグ戦を戦ってほしい。
1年生でスタメンで出た垣津選手がヒットを放ち存在感をみせました。

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東海地区大学・社会人有望選手特集 トヨタ自動車 後藤凌寿 投手

愛知野球通信plusにてトヨタ自動車の後藤凌寿投手の特集記事をUPしました。

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四日市商を弱小といったら失礼ですけど、後藤投手がいた3年間でも3年の夏に1勝しただけ。強くなかったのは間違いない。
そこからドラフト候補と言われるまでになっているのもすごいですが、東北福祉大、トヨタ自動車と高いレベルの中で成長していることがすごいなと感じます。

社会人ではナンバーワンの評価になる可能性もある投手。
いい形で秋を迎えてほしいですね。

ジェイプロジェクト−帝京平成大 オープン戦 結果(2025年3月10日)

3月10日に阿久比球場で行われたジェイプロジェクト−帝京平成大のオープン戦の結果です。
こちらではランニングスコアのみとなります。

ジェイプロジェクト
000000102│3
010000100│2
帝京平成大

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社会人有望選手特集 トヨタ自動車 増居翔太投手の記事をUPしました。

愛知野球通信plusにて、トヨタ自動車の増居投手の記事をUPしました。

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増居投手は日本選手権で快投を見せ、評価を高騰させましたが、ドラフトが終わったあと。ドラフトの時点では調査書は1つだけという状況でした。

日本選手権の状態を続ければ、今年はプロがほっておかないと思いますが、意外と状態の維持というのは難しい。
その部分の見極めもされる1年となりそうです。

アイシンーオーエスジー観戦記(2025年愛知県新春選抜軟式野球大会)

2月7日にパロマ瑞穂野球場で行われた第1試合、アイシンーオーエスジーの観戦記です。
オーエスジーは唯一の1回戦シードチームということで、大会4日目にして大会初戦となりました。

アイシン
000000000│0 H3 E1
00301010✕│5 H8 E1
オーエスジー

アイシン
河合、日高−中村
オーエスジー
伊藤−寺崎

アイシン
河合 5回 被安打6 四死球2 三振3 失点4(自責点3)
日高 3回 被安打2 四死球3 三振1 失点2

オーエスジー
伊藤 9回 被安打3 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
アイシン
4大原(5) 2中村(10) 6吉村(7) 3中島(24)→H柴田(19) 1河合(23)→1日高(18) 9川北(21) 7都築(25) 8橋上(1) 5竹之腰(2)
オーエスジー
7田中蒼(4) 5大島(5) 8洞田(7) 6田中来(1) 3高谷(9) 2寺崎(22) 4黒田(19) D速水(25) 9石原(17)

(試合経過)
3回裏、1死満塁から2番大島の2点タイムリー。1死1,2塁から3番洞田の2ゴロで4−6−3と渡るも1塁への送球が逸れ、2塁ランナーが生還。この回オーエスジーが3点を先制。3−0
5回裏、2死2塁から3番洞田がタイムリー2ベース。4−0
5回裏、ピッチャー交代、日高。
7回裏、2死1塁から6番寺崎がタイムリー2ベース。5−0
オーエスジーの伊藤が最後まで投げ切って完封。オーエスジーがベスト4入りを決めました。

短評

オーエスジーはほとんど練習ができない中での試合だったそうで、まずは動きを思い出すことがテーマだったと平山監督が語っていました。その割には動けたといっていましたが、3回に大島選手の2点タイムリーで先制すると、効果的に長打も出て追加点を奪い快勝となりました。
伊藤投手が1回、2回と1本ずつヒットを許すも3回から8回まではパーフェクトピッチング。安定した投球が光りました。
オーエスジーは大学時代に見たことある選手がチラホラいて、これから上がってくる可能性も感じるチーム。この勝利をきっかけにしたいところです。
アイシンはちょこちょこミスも出ましたし、もったいない失点も多かった。
2番手で投げた日高投手はまずまず力のある球を投げていました。
なかなか選手がそろわないことが多いイメージですが、今年度はいい状態で試合に臨んでほしいです。

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「ジェイプロジェクト 弉耆患投手」特集の記事をUPしました。

愛知野球通信plusにてジェイプロジェクトの弉耆患投手の記事をUPしました。

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来年の社会人の推し選手は弉翕蠎蠅なと思っています。

かなり紆余曲折があって、ここまで頑張れているのもすごいなと感じる選手。

NPBに辿り着けるか分かりませんが、頑張ってほしいなと思いますね。

また、ジェイプロジェクトの選手の環境も伝わるかなと思っています。


「豊橋中央 内山京介投手は西濃運輸へ。」記事をUPしました。

愛知野球通信plusにて豊橋中央の内山投手の記事をUPしました。
記事はこちら

今回、初めて公に豊橋中央の内山投手の進路が「西濃運輸」と公表されました。

両チームの関係者の方に、自分が発表する形でもいいかと伺ったところ、快くOKと言っていただきました。
ウェブメディアという、歴史や伝統がない中ですが、それでも地道に、誠実にやってきた一つの形かなぁと個人的にすごく誇りに思っています。

これからも、こういった記事も書けるように頑張っていきたいなと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

2024年社会人野球表彰者が発表されました。

2024 ベストナイン最終選考結果・個人記録表彰

先日東海地区のベストナインが発表になっていましたが、今回は全国でのベストナイン等の発表となりました。
※画像はJABAのHPより引用。

東海地区から多数選ばれる結果に。
(敬称略)

セカンド
佐藤勇基(中京大中京−法政大−トヨタ自動車)2回目

サード
野崎大地(敬徳−久留米工業大−西濃運輸)初

ショート
和田佳大(鹿児島情報−中京大−トヨタ自動車)初

外野手
逢澤峻介(関西−明治大−トヨタ自動車)初

吉岡郁哉(智辯学園−法政大−王子)初

網谷圭将(千葉英和−横浜DeNA−ヤマハ)2回目

首位打者賞
吉岡郁哉

最多打点賞
逢澤峻介

東海地区からこれだけベスト9に選ばれるのはすごいですよね。
各選手はおめでとうございます。
来年も全国大会での東海地区の活躍を期待したいです。

JABA東海地区連盟年間表彰

ベストナイン

投手 笠井健吾(三菱自動車岡崎) 初 明和−慶応大
捕手 細川勝平(王子) 愛知商−中部大
一塁手 若林俊充(東邦ガス) 日体荏原−日体大
二塁手 宮崎竜成(ヤマハ) 初 創志学園−立命大
三塁手 野崎大地(西濃運輸) 初 敬徳−久留米工大
遊撃手 山崎大輝(JR東海) 初 長崎商−中部学院大
外野手 網谷圭将(ヤマハ) 初 千葉英和−横浜DeNA
外野手 逢澤峻介(トヨタ自動車) 初 関西−明治大
外野手 大塚太一(日本製鉄東海REX) 静清−神奈川工科大
指名打者 八木健太郎(トヨタ自動車) 初 早稲田実−早稲田大

武田賞 吉田聖弥(西濃運輸) 伊万里農林

優秀投手賞 池田大将(東海理化) 柏日体−拓殖大

新人賞 松野海舟(JR東海) 八王子−桐蔭横浜大

優秀監督賞 佐伯尚治(西濃運輸) 九産大
      藤原航平(トヨタ自動車) 中央大

東海地区のベストナインが発表されました。
表彰された皆様おめでとうございます。

今年は東海地区の全国での活躍が光った1年でしたね。
来年もこれが続くとうれしいです。

ドラフトにかかった2人(ヤマハの宮崎選手、西濃運輸の吉田投手)が表彰されました。
来年はドラフトでどの選手がかかるかも注目されそうです。

候補として現時点では

ホンダ鈴鹿 川原投手
トヨタ自動車 後藤投手
トヨタ自動車 池村投手
ジェイプロジェクト 弉翕蠎
トヨタ自動車 熊田内野手
ヤマハ 西村外野手

あと解禁済みの中で
トヨタ自動車 増居投手
ヤマハ 沢山投手

が有力でしょうか。他にも出てくる選手はいると思うので、また来年も楽しみです。

日本製紙石巻−トヨタ自動車 観戦記(2024年社会人野球日本選手権)

11月2日に京セラドーム大阪で行われた第2試合、日本製紙石巻−トヨタ自動車の観戦記です。
日本選手権に強いトヨタ自動車がどういう試合を見せるか、注目して観戦しました。

日本製紙石巻
000010100|2 H8 E0
50030000X|8 H9 E0
トヨタ自動車

日本製紙石巻
生長、中島、星野、秋田、相内、平間、鈴木、川合−坂口、佐藤
トヨタ自動車
増居、細川、池村、加藤−福井

投手成績
日本製紙石巻
生長 3回1/3 83球 被安打6 四球5 三振2 失点8
中島 1/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
星野 1/3 12球 被安打1 四球1 三振1 失点0
秋田 2回 43球 被安打1 四球2 三振1 失点0
相内 2/3 15球 被安打0 死球1 三振0 失点0
平間 0/3 10球 被安打0 四球2 三振0 失点0
鈴木 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0
川合 1回 11球 被安打1 四球0 三振0 失点0

トヨタ自動車
増居 6回 97球 被安打3 死球1 三振7 失点1
細川 1回 16球 被安打3 四球0 三振0 失点1
池村 1回 19球 被安打0 四球1 三振0 失点0
加藤 1回 25球 被安打2 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
日本製紙石巻
9小林俊 7宮川 8水野 5丹呉 D中嶋→H末武 3佐藤→2 6橋本→H東本→R金井→6杉山 2坂口→H小野→3→H小林尚 4今野
トヨタ自動車
D八木 5熊田 9宮崎→H多木→9 8逢澤 3北村 6和田→H今泉→6 2福井 4佐藤 7徳本

(試合経過)
1回裏、1死満塁から5番北村が押し出し四球。6番和田が走者一掃の3点タイムリー2ベース。2死3塁から8番佐藤がタイムリー。トヨタが一挙5点を先制。5−0
4回裏、1死満塁でピッチャー交代、中島。ワイルドピッチで1点。2死2,3塁でピッチャー交代、星野。4番逢澤が2点タイムリー3ベース。3点追加。8−0
5回表、先頭の6番佐藤がソロホームラン。8−1
5回裏、ピッチャー交代、秋田。
7回表、ピッチャー交代、細川。2死2塁から代打東本がタイムリー。8−2
7回裏、ピッチャー交代、相内。2死1塁でピッチャー交代、平間。2死満塁でピッチャー交代、鈴木。
8回表、ピッチャー交代、池村。
8回裏、ピッチャー交代、川合。
9回表、ピッチャー交代、加藤。
トヨタ自動車が勝ちました。

総評

トヨタ自動車が初回から日本製紙石巻の生長投手を攻めて5点。しっかりとボールを見極めて押し出し四球を取り、6番の和田選手が3点タイムリー2ベースを放ち一気に試合を優位にします。
これまで9番を打つことが多かった和田選手を6番にした采配が大当たり。勝負強さを買っての事でしたが、打順が上手くはまりましたね。
トヨタ自動車の増居投手はまっすぐが走っており、MAX148km/hをマーク。序盤は4者連続三振を取り、6回で7奪三振。これだけ投げるとNPBに声がかかってもよかったかも、と思える投球でした。
追い込んでもう一つ決め球が欲しい印象もありますが、今後もチームに貢献を続ければまた評価も変わってくるかもですね。
リリーフでは池村投手が150km/hをマークし、来年に向けて存在感をみせました。
日本製紙石巻は先発の生長投手が誤算。立ち直りを期待して続投させましたが、4回にピンチを作って降板。試合が決まってしまいました。一発勝負のトーナメント。もうちょっと早めに見切ってもよかったかもですね。
4番手の秋田投手が勢いのある球を投げていました。それだけにもったいない印象も。
トヨタ自動車は地力を感じる勝ち方でしたし、勢いに乗るかもですね。

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日立製作所−JR東海 観戦記(2024年社会人野球日本選手権)

11月2日に京セラドーム大阪で行われた第1試合、日立製作所−JR東海の観戦記です。
社会人野球では珍しい空中戦となりました。

日立製作所
121000300|7 H12 E0
03300020X|8 H8 E0
JR東海

日立製作所
岡、原田、青野、生井−鮎ケ瀬、渡邊
JR東海
柳橋、辻井、喜久川、河野−牛場

投手成績
日立製作所
岡 2回1/3 45球 被安打4 四死球3 三振0 失点5
原田 2回2/3 41球 被安打1 四球1 三振4 失点1
青野 1回2/3 28球 被安打3 四球1 三振1 失点2
生井 1回1/3 21球 被安打0 四球1 三振1 失点0

JR東海
柳橋 2回 34球 被安打2 四球1 三振0 失点3
辻井 5回 81球 被安打8 四球1 三振4 失点4
喜久川 1回 16球 被安打1 四球0 三振0 失点0
河野 1回 21球 被安打1 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
日立製作所
6宮 D森下 9清水 3東 5谷内 8真砂 7吉川 2鮎ケ瀬→H松下→2渡邊 4野中
JR東海
7三村 6吉田有 5山崎→4 9水谷祥 3平野→5 2牛場 D堀尾 4佐々木→H布施→3上神 8吉田隼

(試合経過)
1回表、2番森下がソロホームラン。日立製作所が先制。1−0
2回表、無死2,3塁から7番吉川の遊ゴロの間に1点。1死3塁から8番鮎ケ瀬の野選で1点。3−0
2回裏、1死2,3塁から7番堀尾の2点タイムリー。8番佐々木が同点タイムリー2ベース。3−3
3回表、ピッチャー交代、辻井。2死1,2塁から5番谷内がタイムリー。日立製作所が勝ち越し。4−3
3回裏、先頭の吉田有が同点ソロホームラン。1死1塁でピッチャー交代、原田。1死2塁から5番平野がバックスクリーンに打ち込む逆転2ランホームラン。6−4
6回裏、ピッチャー交代、青野。
7回表、1死1,2塁から1番宮が逆転3ランホームラン。7−6
7回裏、1死2塁から2番吉田有が再逆転となる2ランホームラン。8−7。2死1塁でピッチャー交代、生井。
8回表、ピッチャー交代、喜久川。
9回表、ピッチャー交代、河野。
JR東海が空中戦を制して2回戦進出を決めました。

総評

立ち上がりからJR東海の柳橋投手がつかまり、かなり2回表で3失点。苦しい状況となりましたが、2回裏に7番の堀尾選手が2点タイムリーを放ち、これがかなり大きかったですね。続く佐々木選手のタイムリー2ベースで同点。3回表に辻井投手が登板して1点を勝ち越されるも、3回裏には吉田有輝選手のホームラン、5番平野選手が逆転の2ランホームランを放ち、逆転。JR東海のホームラン攻勢で試合をひっくり返します。
落ち着かない序盤でしたが、JR東海の辻井投手、日立製作所の原田投手が試合を落ち着かせて、後半勝負へ。
7回表に日立製作所が宮選手の3ランで逆転。JR東海は苦しくなったが、その裏に2番の吉田有輝選手がこの試合2本目となる2ランホームランで再逆転。本人もいつ以来か記憶にないという1試合2本のホームランで試合をひっくり返し、そのリードを喜久川投手、河野投手が何とか踏ん張ってJR東海が勝利を収めました。
社会人野球では珍しい5本のホームランが飛び交う空中戦。平野選手はバックスクリーンに打ち込むホームランでしたし、吉田有輝選手も打った瞬間に入る当たりでした。
投手がお互いに踏ん張り切れなかったとも言えそうですが、JR東海としては打線が好調なのは好材料。都市対抗野球を逃した分、今大会に懸ける思いも強いでしょうから、この勢いを今後に生かしたいですね。

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三菱自動車岡崎−東京ガス 観戦記(2024年社会人日本選手権)

10月30日に京セラドーム大阪で行われた三菱自動車岡崎−東京ガスの観戦記です。
三菱自動車岡崎にとっては初戦が強豪相手。どういう試合を見せるか注目して観戦しました。

三菱自動車岡崎
001100020|4 H10 E0
001000001|2 H6 E0
東京ガス

三菱自動車岡崎
秋山翔(21)、笠井(19)−西川
東京ガス
高橋(34)、伊東(14)、臼井(15)−馬場

投手成績
三菱自動車岡崎
秋山翔 7回 85球 被安打4 四球0 三振4 失点1
笠井 2回 26球 被安打2 四球1 三振1 失点0

東京ガス
高橋 4回 78球 被安打6 死球1 三振5 失点2
伊東 2回 33球 被安打0 四球0 三振2 失点0
臼井 3回 54球 被安打4 四球1 三振5 失点2

(出場選手)
三菱自動車岡崎
9豊住(24)→7山田(29) 3小室(6) 4古川(7) 7岳原(30)→7東(1)→9 D菅原(3)→H宮野(33)→R里見(28) 5伊藤(26)→R荒井(5)→5 8中村(31) 2西川(10) 6斎藤(9)
東京ガス
8中尾(33) 4相馬(3) 5仲俣(7) 3内海(25) D冨岡(0) 7笹川(24) 9小野田(26) 2馬場(20) 6北本(2)→H加藤(8)→6山崎(6)

(試合経過)
3回表、1死2,3塁から1番豊住がタイムリー。尚も1死満塁のチャンスでしたが、3番古川、4番岳原が生かせず。それでも三菱自動車岡崎が1点を先制。1−0
3回裏、先頭の8番馬場がソロホームラン。1−1の同点。
4回表、1死1,2塁から8番西川がタイムリー。三菱自動車岡崎が勝ち越し。2−1
5回表、ピッチャー交代、伊東。
7回表、ピッチャー交代、臼井。
8回表、2死2塁から代打宮野がしぶとくライト前へ運ぶタイムリー。尚も伊藤がヒットでつなぎ、7番中村がタイムリー。2点を追加。4−1
8回裏、ピッチャー交代、笠井。
9回裏、2死1,3塁から6番笹川がタイムリー。4−2
三菱自動車岡崎が逃げ切り2回戦進出を決めました。

総評

三菱自動車岡崎は下位打線がつながり、3回表に豊住選手のタイムリーで先制。追いつかれた直後の4回裏にも8番西川選手のタイムリーで勝ち越しと連打が出ます。ただ、両方のイニングともあと1点が取れていればもうちょっと楽になるところですが、そういうところをしっかり抑えるところが社会人の強豪チームですよね。
それでもそのリードをエースの秋山翔投手がしっかりと抑えていき、7回1失点の好投をみせます。今年はずっとあまり良くない投球が多かったのですが、ようやく状態が上がってきたようで、本人も手ごたえをつかんだ様子。次戦以降も期待できます。
三菱自動車岡崎は先制打を打った豊住選手が9回裏に好守備を見せた時に怪我。肩を脱臼したようでした。この後の出場は難しそうな感じ。
戦力ダウンとなりますが、これでより結束する可能性もありますし、代わりにでる選手に期待。
この日は4番に入った高卒ルーキーの岳原選手はノーヒット。マークもされるし簡単じゃないですね。それを周りが上手くカバーした形に。早いタイミングで1本出てほしいです。
笠原投手は153km/hをマーク。1イニング目は素晴らしかった。2イニング目はちょっと落ちていましたので、ここは反省点。次は先発かなと思いますのでそこで今日の経験を生かしてほしい。
東京ガスはなかなか秋山投手を捉えられず。どうやら初対戦だったそうで、それも秋山投手が優位にたてた要因だったかもです。
最終回以外はチャンスらしいチャンスも作れず。ちょっと勝機が無い試合でした。
8回表の2失点も重かったですね。
伊東投手が素晴らしい球を投げていたのが収穫。来年ドラフト候補にはなってきそう。

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三菱自動車岡崎−王子 観戦記(2024年日本選手権東海地区最終予選代表決定戦)

9月19日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた代表決定戦、三菱自動車岡崎−王子の観戦記です。
王子は中島投手が先発。三菱自動車岡崎はここまであまり登板がなかった坂巻投手が先発をしました。

三菱自動車岡崎
000030000|3 H9 E0
000000020|2 H6 E0
王子

三菱自動車岡崎
坂巻(34)、神原(16)−西川
王子
中島(16)、若林(13)、三島(11)、宮崎(21)、浅井(14)、登坂(15)−横山

投手成績
三菱自動車岡崎
坂巻 7回2/3 102球 被安打5 四死球2 三振2 失点2
神原 1回1/3 24球 被安打1 四球0 三振1 失点0

王子
中島 4回1/3 86球 被安打3 四球4 三振3 失点2
若林 1/3 9球 被安打2 四球0 三振1 失点1
三島 1/3 16球 被安打0 四球2 三振0 失点0
宮崎 2回 25球 被安打2 四球0 三振2 失点0
浅井 1回0/3 34球 被安打2 四球2 三振0 失点0
登坂 1回 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0


三菱自動車岡崎
9豊住(24) 3小室(6) 5荒井(5) D岳原(30)→R冨澤(4) 4古川(7) 8中村奎(31) 7山田(29)→H菅原(3)→7東(1) 2西川(10) 6内藤(8)
王子
5山口(4) 6前田(5) 3平野(10) 7吉岡(6) D神鳥(25)→H廣部(24)→H賀部(29) 9横井(1)→R大杉(3)→8 8山ノ井(8)→9 2横山(27)→H松田(9)→2 4中川(7)

(試合経過)
5回表、1死1,3塁でピッチャー交代、若林。2死2,3塁から3番荒井が2点タイムリー。4番岳原がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、三島。3−0
6回表、ピッチャー交代、宮崎。
8回表、ピッチャー交代、浅井。
8回裏、2死満塁から1番山口が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、神原。3−2
9回表、無死1,2塁でピッチャー交代、登坂。
三菱自動車岡崎が勝って日本選手権代表を決めました。

総評

三菱自動車岡崎は坂巻投手が先発。ここまでほとんど公式戦の登板が無かったのですが、かなり状態がよく、初回のピンチをしのいでからはスイスイと投球。かつてドラフト候補だった頃を思い出すピッチングを見せました。
王子の先発は中島投手。立ち上がりから状態がよく、投手戦の様相を呈します。
ただ、中島投手は徐々にランナーを出す機会が増えて、5回表に1死1,3塁で交代。若林投手が2死を取るも、荒井選手、岳原選手にタイムリーを浴びて交代。そこから小刻みに継投していき反撃を待ちます。
王子はようやく8回裏にチャンスを作り、2死満塁から山口選手の2点タイムリーで1点差に。三菱自動車岡崎は抑えの神原投手を投入し、このピンチをしのぐと、1点リードを守り切り三菱自動車岡崎が代表を勝ち取りました。
三菱自動車岡崎はキャプテンの荒井選手がこの試合でスタメンとなり、2点タイムリーを放ち、2試合連続でヒーローに。殊勲選手賞を獲得していました。
4番の岳原選手が今日も活躍。3打数3安打2四球と全打席出塁。チームの大きなピースとなっています。
王子は投手を総動員していますが、その影響が出ないといいなと思います。それでも終盤の反撃につながりましたし、切り替えて次の代表決定戦に臨んでほしいですね。

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ジェイプロジェクトー東邦ガス 観戦記(2024年日本選手権東海地区最終予選)

9月18日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第2試合、ジェイプロジェクト−東邦ガスの観戦記です。
大会初戦で惜しい試合を落としたジェイプロジェクト。今季なかなか勝てない中で、どういう戦いを見せるか注目して観戦しました。

ジェイプロジェクト
201000000|3 H11 E2
04010010X|6 H9 E1
東邦ガス

ジェイプロジェクト
三木(17)、菅原(22)−浅野、田中
東邦ガス
辻本(19)、吐前(29)、吉田(12)、高橋(18)−氷見、山田

投手成績
ジェイプロジェクト
三木 4回 71球 被安打7 四球1 三振6 失点5(自責点4)
菅原 4回 55球 被安打2 四球1 三振4 失点1(自責点0)

東邦ガス
辻本 2回2/3 51球 被安打7 四球1 三振1 失点3
吐前 2回1/3 28球 被安打1 四球0 三振3 失点0
吉田 2回 32球 被安打2 四球1 三振4 失点0
高橋 2回 23球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
ジェイプロジェクト
D加藤(0) 9上宮田(34) 4片岡(2) 7橋本恭(23) 3今井(10)→R満田颯(13)→3 8岡田一(27) 2浅野(37)→H岡田宗(5)→2田中(38) 6宮内(6) 5橋本太(25)→H木内(4)→5岡本(51)
東邦ガス
4飯田(35) 9松井(25) 7比嘉(1)→H新村(23)→8木村(31) D若林(6) 3柴田(3) 5虎谷85) 2氷見(2)→2山田(22) 6宮下(8) 8浦口(0)→7

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番橋本恭がタイムリー。1死1,3塁から5番今井の遊ゴロの間に1点。ジェイプロジェクトが2点を先制。2−0
2回裏、1死満塁から8番宮下が走者一掃の3点タイムリー3ベース。9番浦口がタイムリー。東邦ガスが4点取って逆転。4−2
3回表、2死1,2塁から代打岡田宗がタイムリー。ここでピッチャー交代、吐前。4−3
4回裏、2死3塁から9番浦口がタイムリー内野安打。5−3
5回裏、ピッチャー交代、菅原。
6回表、ピッチャー交代、吉田。
7回表、先頭の上宮田が3ベース。無死3塁のチャンスでしたが、後続が生かせず無得点。
7回裏、無死1,3塁から2番松井が犠牲フライ。6−3
8回表、ピッチャー交代、高橋。
東邦ガスが勝って第3代表トーナメントの2回戦進出を決めました。

総評

ジェイプロジェクトとしては初回に東邦ガス辻本投手を攻めて2点を先制。ベテランを並べた中軸が機能しての先制でしたし、勢いに乗れそうでしたが、三木投手が2回裏に捕まって逆転を許すと、3回に1点を返して以降、得点が奪えず。
4回表の1死3塁、7回表の無死3塁を生かせなかったのが響きました。その裏に両方失点しているので、余計にこの攻防が勝敗を分けた形に。
都市対抗の2次予選の頃に比べると、かなり打撃がよくなり、点が取れる雰囲気もありましたが、あと1本が出なかったのも響きました。
若い選手が多いチームなので、本来ならこの悔しさを来年に、というところですが、チームの特性から何人選手が残るのか、まずはそこからになってしまうのが、ジェイプロジェクトの苦しいところ。
それでも弉翕蠎蠅いれば、チームは強くなっていくと思うので、来年のチーム作りも注目したいです。
東邦ガスは辻本投手に球威がなく、苦しい展開になりそうな状況でした。それでも打線がすぐにひっくり返し、辻本投手の後を引き継いだ吐前投手の好投で試合の流れを落ちつかせて勝利にもっていけたのはよかった。辻本投手は心配ですが・・・。今後の投手起用も注目です。
打線は下位打線が機能。8番の宮下選手の3点タイムリー3ベースは見事な当たりでしたし、9番浦口選手が3打数3安打の大活躍。今大会はいまだに凡退無しでキーマンになってきそうです。
3番手の吉田投手も無失点に抑えました。元プロながら春は本来の力を出せずに苦戦。春に比べると球速も5km/hくらい上がり、ピッチングが出来るようになってきました。今後、戦力として期待できそうです。
東邦ガスは氷見捕手が打者のフルスイングのバットが当たるアクシデントで交代。山田捕手が無難にこなしましたが、今後に影響が心配されます。

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西濃運輸−東海理化 観戦記(2024年日本選手権東海地区最終予選)

9月18日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第3代表トーナメント1回戦、西濃運輸−東海理化の観戦記です。
負けたら終わりのトーナメント1回戦。西濃運輸は注目の吉田投手が先発しました。

西濃運輸
210000000|3 H7 E0
11000111X|5 H12 E1
東海理化

西濃運輸
吉田(29)、池田(12)、森岡(20)、山下(13)、庄司(14)、野田(15)−城野
東海理化
金田(11)、河野(18)、茶谷(20)−池間

投手成績
西濃運輸
吉田 1回1/3 29球 被安打5 四球0 三振1 失点2
池田 2/3 8球 被安打1 四球0 三振0 失点0
森岡 1回0/3 24球 被安打0 四球4 三振0 失点0
山下 3回 39球 被安打3 死球1 三振1 失点1
庄司 1回 23球 被安打2 四球0 三振0 失点1
野田 1回 17球 被安打1 四球1 三振0 失点1

東海理化
金田 2回 57球 被安打3 四死球3 三振2 失点3
河野 3回 51球 被安打3 四死球2 三振2 失点0
茶谷 4回 53球 被安打1 四球2 三振3 失点0

(出場選手)
西濃運輸
9左向(24) 6北野(6) 5野崎(28) D小中(10) 8原田(31) 2城野(2) 7修行(7) 4宮田(4)→H河田(26)→R丹下(23)→4大山(0) 3福山(8)
東海理化
8木村(27) 5川上(23) 3武藤(8) 7齋藤(1) D池田健(22)→H井貝(2) 9河田(31)→9鈴木(3) 2池間(12) 4中野(10) 6近藤大(6)

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番野崎が2ランホームラン。西濃運輸が2点を先制。2−0
1回裏、無死1,3塁から3番武藤の1ゴロの間に1点。この時にベースカバーに入った吉田が足をひねったかで一時中断。再度マウンドへ。後続は抑えます。2−1
2回表、2死満塁から2番北野のタイムリー。2塁ランナーはホームでアウトに。3−1
2回裏、1死1,3塁から9番近藤大がタイムリー。ここでピッチャー交代、池田。3−2
3回表、ピッチャー交代、河野。
3回裏、ピッチャー交代、森岡。
4回裏、無死1,2塁でピッチャー交代、山下。
6回表、ピッチャー交代、茶谷。
6回裏、1死2塁から1番木村がタイムリー2ベース。3−3の同点に追いつく。
7回裏、ピッチャー交代、庄司。2死から7番池間が勝ち越しのソロホームラン。東海理化が逆転。4−3
8回裏、ピッチャー交代、野田。2死1塁から4番齋藤がタイムリー2ベース。5−3
東海理化が逆転で勝ちました。西濃運輸は今予選敗退が決定。

総評

西濃運輸の吉田投手は前回の試合でノックアウト(1回1/3で7失点)されており、それを受けての登板。この日もまっすぐが見事に捉えられて、2回途中、2失点で降板。チームも破れて今季は終了となり、苦い最終登板となってしまいました。
この日はそんなに悪い状態ではないように感じましたが、武器であるまっすぐがかなり捉えられてしまい、徐々に投げる球が無くなっていった印象。有力視されるNPBのドラフト前に、課題を突き付けられたような登板となってしまいました。
昨年の秋に台頭して、1年ずっと走り続けてきたので、疲れも相当あったでしょうし、チームを背負って投げるという状況にどんどんなっていったので、そのプレッシャーもあったかと思います。最終的にどういう評価になるかは分かりませんが、ドラフトにはかかると思いますので、まずはしっかりと疲れを取って、じっくりと自分の状態と向き合ってほしいですね。
西濃運輸としては序盤にリードして、それを池田投手からリレーで守りに行きましたが、全体的に投手がピリッとせず。山下投手が3イニング目に追いつかれ、庄司投手、野田投手も失点して敗戦。1年間、吉田投手の次に苦しんだ形でした。来年は誰が軸になってくるか。今日投げた庄司投手に奮起してほしいところですね。
打つ方では野崎選手の活躍、左向選手のスピードが光りました。小中選手の不調も尾を引いた形になりました。
東海理化は金田投手を2イニングで諦めて、河野投手を投入。3イニングを無失点に抑えたことで流れを徐々に自チームに引き込むことに成功。
なかなか打線もチャンスを生かせない形が続きましたが、6回裏に木村選手のタイムリー2ベースで追いつくと、7回裏に池間選手のホームランで勝ち越し。これは山根監督ら味方もびっくりの一発でした。8回には4番の齋藤選手にタイムリー2ベースが出る等、長打が効果的に出て勝利。打線が活発なので、厳しい状況(あと3連勝が必要)ですけど、希望も出てくる勝利だったと思います。
茶谷投手の好投も大きかった。6回から投げて4イニングを無失点。今季は怪我もあってここまでなかなか出てこれなかったそうですが、チームを救う存在になっていきそうです。

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王子−ホンダ鈴鹿 観戦記(2024年日本選手権東海地区最終予選)

9月17日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1代表トーナメントの準決勝第2試合、王子−ホンダ鈴鹿の観戦記です。
王子はエースの近藤投手、ホンダ鈴鹿は2年目の川原投手が登板しました。

王子
000230010|6 H12 E1
005000000|5 H8 E0
ホンダ鈴鹿

王子
近藤(19)、宮崎(21)、浅井(14)−細川、横山
ホンダ鈴鹿
川原(15)、漢人(13)、竹内(11)、花城(20)、田中(24)−岡澤

投手成績
王子
近藤 2回2/3 50球 被安打6 四死球2 三振1 失点5
宮崎 3回 54球 被安打1 四球1 三振2 失点0
浅井 3回1/3 47球 被安打1 四球0 三振2 失点0

ホンダ鈴鹿
川原 4回 74球 被安打4 四死球3 三振2 失点2
漢人 0/3 13球 被安打1 四球2 三振0 失点3
竹内 2/3 16球 被安打1 四球0 三振1 失点0
花城 2回1/3 35球 被安打4 四球0 三振1 失点0
田中 2回 26球 被安打2 四球1 三振1 失点1

(出場選手)
王子
5山口(4) 6前田(5) 3平野(10) 7吉岡(6) D神鳥(25) 9横井(1)→8大杉(3) 8山ノ井(8)→9 2細川(22)→2横山(27) 4中川(7)
ホンダ鈴鹿
5貞光(5)→H阿部(0) 4藤江(6) 3伊藤(32) D松本(4) 8長野(8) 7田野(3)→R岡野(26) 6中川(7) 9中野(25)→H栗原(29) 2岡澤(28)→H畔上(10)

(試合経過)
3回裏、先頭の7番中川がソロホームラン。8番中野が連続ホームラン。1死1,3塁から3番伊藤がタイムリー。2死満塁から6番田野が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、宮崎。ホンダ鈴鹿が打者一巡の猛攻で5点を先制。5−0
4回表、無死2,3塁から7番山ノ井の2ゴロの間に1点。1死1,3塁から9番中川のセーフティスクイズが成功。5−2
5回表、ピッチャー交代、漢人。無死満塁でピッチャー交代、竹内。5番神鳥が2点タイムリー。1死1,3塁から7番山ノ井がスクイズを決めて同点。ここでピッチャー交代、花城。5−5の同点に追いつく。
6回裏、2死2塁でピッチャー交代、浅井。
8回表、ピッチャー交代、田中。2死2塁から4番吉岡がタイムリー。王子が勝ち越し。6−5
王子が勝って第1代表決定戦進出を決めました。

総評

ホンダ鈴鹿は3回裏に王子の近藤投手を攻めて、中川選手、中野選手の連続ホームランをきっかけに、この回更に3点を追加して近藤投手をノックアウト。勝負あったかと思いました。
しかし川原投手がピリッとせず、4回表に2失点。ここでホンダ鈴鹿は川原投手を諦めて漢人投手にスイッチするもこれが裏目。1アウトも取れずに満塁にしたところで竹内投手に交代。しかしタイムリーとスクイズで同点とされ、花城投手まで投入して何とか同点で食い止めます。
王子としては、5点ビハインドで宮崎投手を投入し、宮崎投手が2点返した後の4回裏を三者凡退で斬って、流れを呼び込んだのが大きかった。そして6回途中まで投げて浅井投手にスイッチ。この浅井投手が素晴らしく、MAX151km/hのまっすぐでホンダ鈴鹿打線を押し込んでいき、3回1/3を1安打無失点。8回表に勝ち越したリードを守り切りました。
ホンダ鈴鹿側からいくと継投失敗。これに尽きますし、王子側は継投から流れを呼び込み、相手の継投の隙をついてスクイズで同点に追いつき、8回には4番の吉岡選手のタイムリーで逆転。勢いのつきそうな試合をものにしたという試合になりました。
王子は細川捕手の死球から交代というアクシデントもありましたが、横山捕手がしっかりと穴を埋めました。これも大きかったですね。
ホンダ鈴鹿はこのままずるずるいかないといいのですが・・・。エースに期待がかかりますね。

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三菱自動車岡崎−JR東海 観戦記(2024年JABA日本選手権東海地区最終予選)

9月17日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた三菱自動車岡崎−JR東海の観戦記です。
勝てば第1代表決定戦進出となる試合でした。

三菱自動車岡崎
0000010002|3 H8 E0
0100000000|1 H7 E1
JR東海

三菱自動車岡崎
秋山翔(21)、神原(16)−西川
JR東海
川本(16)、林山(34)、辻井(17)、喜久川(21)、河村(18)、戸田(19)−牛場

投手成績
三菱自動車岡崎
秋山翔 8回 103球 被安打6 四球1 三振5 失点1
神原 2回 26球 被安打1 四球1 三振2 失点0

JR東海
川本 5回2/3 72球 被安打4 四球0 三振3 失点1(自責点0)
林山 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0
辻井 1/3 10球 被安打1 四球0 三振0 失点0
喜久川 2/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
河村 2回 32球 被安打2 四球0 三振1 失点0
戸田 1回 15球 被安打1 四球0 三振1 失点2(自責点0)


(出場選手)
三菱自動車岡崎
9豊住(24) 3小室(6)→R斎藤(9)→4 8中村奎(31) D岳原(30)→R里見(28) 4古川(7)→3 5菅原(3) 7山田(29)→H冨澤(4)→7東(1)→H伊藤(26)→2 2西川(10)→H荒井(5)→7大工原(27) 6内藤(6)
JR東海
D三村(8) 6吉田有(4) 5山崎(0)→4 9水谷祥(1) 3平野(7)→5 2牛場(33)→R堀場(25) 4佐々木(4)→H伊藤(10)→3上神(28) 6吉田隼(9) 7松野(3)

(試合経過)
2回裏、無死1,3塁から6番牛場がタイムリー。JR東海が先制。1−0
6回表、2死1塁から3番中村の左中間の当たりをやや重なる形で落球。1塁ランナーが生還。ここでピッチャー交代、林山。1−1
7回表、ピッチャー交代、辻井。1死3塁でピッチャー交代、喜久川。このピンチを見逃し三振から3塁ランナーが少し飛び出したところでキャッチャーからの送球でアウト。ゲッツーで抑えます。
8回表、ピッチャー交代、河村。
9回裏、ピッチャー交代、神原。
延長タイブレークに突入。
10回表、2死2,3塁から代打の荒井が2点タイムリー。三菱自動車岡崎が勝ち越し。3−1
10回裏、無死1,2塁から8番吉田隼が四球。無死満塁から9番松野が三邪。1番三村が見逃し三振。2番吉田有は1塁の好プレーもあって1ゴロに倒れ試合終了。
三菱自動車岡崎がタイブレークを制し、第1代表決定戦に進出を決めました。

総評

JR東海が2回裏に3連打で先制。しかもノーアウトという状況だったので、追加点が取れれば一気にJR東海が勝つ流れでしたが、ここでバント失敗からゲッツーで1失点。秋山投手が立ち直るきっかけになってしまいましたし、1点止まりということで、三菱自動車岡崎が元気になる形になりました。
JR東海の川本投手もボールが走っていて初回こそ2死からピンチを作りましたが、2回以降は安定したピッチング。5回が終わって1−0と投手戦の形に。
6回表、三菱自動車岡崎は2死から小室選手がヒットを放ち、3番中村選手の当たりは左中間へ。レフトが追いついたと思ったのですが、センターとやや重なる形になり落球。記録はエラーとなり、1塁ランナーが一気にホームインし同点となります。
ここからJR東海は継投に入り、ピンチもありながらも抑えていきます。三菱自動車岡崎の秋山選手もランナーはちょこちょこ出すものの、後続はしっかりと抑えて8回まで無失点。
9回裏は神原投手がマウンドへあがり、0点で抑えてタイブレークへ突入。
10回表に送った後に代打伊藤選手が凡退。2死2,3塁から主将の荒井選手が代打登場し、ここで2点タイムリーを放ち2点を勝ち越し。
その裏に無死満塁となるもそこから神原投手が抑えて三菱自動車岡崎が第1代表決定戦に進出しました。
三菱自動車岡崎は秋山投手の奮投に尽きるかな。先制されるも尚ものピンチを防ぎ、底から抑えていく様はエースだなと感じました。
JR東海は結果的には2回裏が1点で止まったことが敗因。相手がエース格となると簡単には取れないので、取れる時に1点でも積み重ねられるようにしていきたいですね。
ルーキーの松野選手の活躍が目立ちました。来年は注目していきたい選手です。

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伏木海陸運送−西濃運輸 オープン戦 結果(2024年9月10日)

9月10日に西濃運輸Gで行われた伏木海陸運送−西濃運輸のオープン戦です。
日本選手権予選直前なので、ランニングスコアのみです。

伏木海陸運送
000002040|6
000100000|1
西濃運輸

詳しい観戦記はこちら
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JR東海−トヨタ自動車 オープン戦 結果(2024年9月2日)

9月2日にトヨタスポーツセンターで行われたJR東海−トヨタ自動車のオープン戦の結果です。
こちらではランニングスコアのみです。

JR東海
000030200|5
000020010|3
トヨタ自動車

この試合の詳しい観戦記はこちら
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JR東日本東北−西濃運輸 観戦記(2024年都市対抗野球)

JR東日本東北−西濃運輸 観戦記(2024年都市対抗野球)

7月29日に東京ドームで行われた準決勝第1試合、JR東日本東北−西濃運輸の観戦記です。
西濃運輸が勝ち進んだので、応援も兼ねて東京へ。西濃運輸の先発は3度目となる吉田投手でした。

JR東日本東北
001200230|8 H12 E1
002000110|4 H8 E0
西濃運輸

JR東日本東北
小島(30)、武田(18)、津高(16)−小鷹
西濃運輸
吉田(29)、奥(17)、森岡(20)、摺石(21)、山下(13)−城野

投手成績
JR東日本東北
小島 6回 89球 被安打4 四死球2 三振4 失点2
武田 1回2/3 36球 被安打4 四球1 三振0 失点2
津高 1回1/3 26球 被安打0 四球1 三振1 失点0

西濃運輸
吉田 6回1/3 93球 被安打8 四球1 三振8 失点5
奥 1/3 10球 被安打1 四球1 三振0 失点0
森岡 1/3 11球 被安打0 四球1 三振0 失点0
摺石 1回 24球 被安打3 四球0 三振0 失点3
山下 1回 12球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
JR東日本東北
6浦林(6) 7橋本(23) 4菅野(1) D丸山(33) 3大西(10) 9長嶋(0)→R大保→7 8金沢(9) 5小山(3) 2小鷹(27)
西濃運輸
4山崎(35) 9三村(36)→7 5野崎(28) 3小中(10) 7原田(31)→8 D修行(33) 2城野(2) 8左向(24)→H福山(8)→9渡邊(4)→H大山(0) 6北野(6)

(試合経過)
3回表、2死3塁から3番菅野のタイムリー内野安打で1点。JR東日本東北が先制。1−0
3回裏、1死2塁から1番山崎がタイムリー。1死1,2塁から3番野崎がタイムリー。西濃運輸が逆転。1死2,3塁から小中のレフトフライで3塁ランナーが突っ込むもホームタッチアウト。西濃運輸は2点止まり。2−1
4回表、1死1塁から7番金沢が逆転の2ランホームラン。3−2
7回表、1死1塁から9番小鷹が左中間を破るタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、奥。2死2塁から2番橋本がタイムリー2ベース。2死1,3塁でピッチャー交代、森岡。5-2
7回裏、1死2,3塁から9番北野の2ゴロの間に1点。5−3
8回表、ピッチャー交代、摺石。無死2,3塁から8番小山が2点タイムリー3ベース。9番小鷹が犠牲フライ。8−3
8回裏、2死1,3塁から6番修行がタイムリー。ここでピッチャー交代、津高。8−4
9回表、ピッチャー交代、山下。
JR東日本東北が勝ちました。

総評

西濃運輸としては完敗でした。
先発は中2日の吉田投手。6回までで三振を8つ奪うなど、持ち味は出ていたと思います。MAXは145辧0いなりに投げるということは出来ていたと本人談もありました。
4回表の金沢選手の2ラン、7回表の小鷹選手のタイムリー2ベース。甘くなったところを打たれたという形。ここまで上がってくるチームはやはり逃してくれないですね。というかJR東日本東北の打線が強かったです。
また、リリーフの状態があまり良くなかった。吉田投手で押すしかないというチーム状況も透けてみえてしまった。ここまで勝ち上がったのは立派でしたが、投手陣がもう少し力を出せれば、という部分が惜しかったです。
JR東海の補強の3人は大活躍でした。この試合でも山崎選手、三村選手ともに得点に絡みました。
JR東海としても彼らの活躍を秋につなげたいでしょうね。
西濃運輸としては日本選手権予選が待っています。ここを勝ちぬいて昨年の日本選手権ベスト4を超えられるように、まずは9月に向けて上手く調整してほしいです。
JR東日本東北は下位打線の強さが光りました。そして3回裏の小中選手のレフトフライで3塁ランナーの生還を許さなかった守備も素晴らしかったです。
先発の小島投手もさすがでしたし、ここまで勝ち上がるのも納得というチームでした。

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日本プロスポーツ専門学校−名古屋工業大 OP戦 結果(2024年7月27日)

7月27日に名工大千種グラウンドで行われた日本プロスポーツ専門学校−名古屋工業大のOP戦の結果です。
OP戦ですので、こちらではランニングスコアのみです。

日本プロスポーツ専門学校
001000000|1
13000310X|8
名古屋工業大

詳しい観戦記は有料会員様のみご覧いただけます。

東海理化−西濃運輸 オープン戦 結果(2024年7月9日)

7月9日に西濃運輸グランドで行われた東海理化−西濃運輸のオープン戦の結果です。
5回の整備の時に雨が強くなり、ゲリラ豪雨のため中止に。
こちらではランニングスコアのみです。

東海理化
00002|2
00122|5
西濃運輸

5回までの観戦記はこちらです。
有料会員様のみご覧いただけます。
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