この本に登場するコーチは6人。(コーチの履歴)※敬称略
石井琢朗(広島−ヤクルトー巨人−DeNA)
鳥越裕介(ソフトバンクーロッテ)
橋上秀樹(楽天−新潟BC−巨人−楽天−西部−ヤクルト−新潟BC)
吉井理人(日ハムーソフトバンクー日ハムーロッテ)
平井正史(オリックス)
大村巌(日本ハムーDeNA−ロッテーDeNA)
それぞれアプローチの仕方やコーチとして大事なことというのは違う部分もありますが、共通しているのは、押しつけでは選手は成長せずに、選手自身が考えて練習、試合に取り組むかということ。
コーチはそのために手助け、導きということが大事。
一時的には押しつけで結果が出ても続かないということ。
コーチング、ティーチングの違いも現在、良く言われますが、現実どちらも必要で、使いこなすことも大事。
プロにくる選手だから、一般論とは違う部分もあるかと思いますが、それでも活かせることはあるな、と読んで思いました。
これ、読めば読むほど、どっかの監督さんに読んでほしいと感じる本でした。
コーチは選手の後押し。あくまでも選手が考えたと思ってほしい、そのように仕向ける。
答えを導きだせるように常に自分もアップデートしていく必要があると。
コーチ研修とかチームで取り組むところもあるらしいですが、しっかりとライセンス制になってもいいかもですね。
野球に関わる人、興味がある人に読んでほしい本です。
☆5つ