10月7日にぎふしん長良川球場で行われた第1試合、中部学院大−中京学院大の2回戦の観戦記です。
中部学院大は勝てば優勝が決まる大一番。秋は初先発となる吉倉投手を起用しました。

中部学院大
050000201│8 H11 E1
002000000│2 H5 E2
中京学院大

中部学院大
吉倉(17)−寺尾
中京学院大
山崎(24)、河村(17)、高木(19)−新井

投手成績
中部学院大
吉倉 9回 129球 被安打6 四球2 三振7 失点2(自責点1)

中京学院大
山崎 2回 45球 被安打3 四球2 三振1 失点5(自責点2)
河村 4回1/3 68球 被安打3 四球1 三振0 失点2
高木 2回2/3 41球 被安打5 四球0 三振1 失点1

(出場選手)
中部学院大
8佐藤(10) 4眞木(7) 5江川(1)→5鉞(2) 3外山(5) 6吉井(3) 9泉(9) D辻(24) 2寺尾(27) 7山崎(4)
中京学院大
5小池(8) 6山本(6) 3中村(10) 9石井(7) D森岡(25) 8濱谷(18) 7清水(23)→D古賀(9) 2新井(22)→H田村(13) 4宮野(1)→H角田(5)→4太田(4)

(試合経過)
2回表、1死満塁から8番寺尾がタイムリー。9番山崎が押し出し四球。1番佐藤が犠牲フライ。2死1,2塁から2番眞木の当たりがダブルエラーを誘って2者生還。中部学院大が5点を先制。5−0
3回表、ピッチャー交代、河村。
3回裏、1死2,3塁から3番中村の2ゴロの間に1点。さらに2死3塁からタイムリーエラーで1点。2点を返し5−2
7回表、1死2,3塁でピッチャー交代、高木。3番江川が2点タイムリー。7−2
9回表、2死2塁から4番外山がタイムリー。8−2
中部学院大が勝って2季ぶりの優勝を決めました。

総評

中部学院大は2回表に寺尾のタイムリー、山崎の押し出し四球、1番佐藤の犠牲フライで3点を取って優位に。さらに2点タイムリーエラーで5点となってほぼ試合は決まった形になりました。
吉倉は今季初先発で不安もあったかなと思いますが、この援護点でかなり楽に。3回に2点を失いましたが、その後も丁寧に投げて終わってみれば完投勝利。元々球威があって間宮監督が期待していた投手ですが、こういうピッチングをしたことで今後の自信になりそうです。
中京学院大はアンダーハンドの山崎を先発させましたが、1回こそ抑えたものの2回に5失点。1年生で特徴を生かせるようになると面白い投手になりそうですが・・・。
同じ1年生の河村は好リリーフを見せたので、この経験を生かしたい。
打線では1年生の小池が2打席連続2ベースの活躍。1年生の成長に期待です。
中部学院大は2季ぶり23回目の優勝とのことでした。投手力に不安がある中での開幕でしたが、しっかりと経験を積ませながら勝っていくのはすごいですね。
秋はここからが岐阜リーグは大変ですが、まずは東海地区代表になるために頑張ってほしいですね。

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