10月6日にぎふしん長良川球場で行われた第2試合、中京学院大−中部学院大の1回戦の観戦記です。
中京学院大は連勝すれば優勝の可能性が残るという状況。中部学院大は優勝へのマジックが2という状況。試合は中部学院大ペースで進みました。

中京学院大
000000110│2 H6 E3
01120000×│4 H14 E1
中部学院大

中京学院大
堀下(21)、高木(19)−新井
中部学院大
冷水孝(15)、野口(19)−寺尾

投手成績
中京学院大
堀下 6回 109球 被安打11 四球0 三振4 失点4(自責点1)
高木 2回 45球 被安打3 四球1 三振2 失点0

中部学院大
冷水孝 7回1/3 101球 被安打6 四球2 三振5 失点2(自責点1)
野口 1回2/3 15球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
中京学院大
5小池(8) 4宮野(1) 9石井(7) D森岡(25) 8濱谷(18) 3中村(10) 6山本(6) 2新井(22) 7清水(23)
中部学院大
8佐藤(10) 4眞木(7) 5江川(1)→5鉞(2) 3外山(5) 6吉井(3) 9泉(9) D辻(24) 2寺尾(27) 7山崎(4)

(試合経過)
2回裏、2死1,3塁から8番寺尾がタイムリー内野安打。中部学院大が先制。1−0
3回裏、無死2塁から2番眞木がタイムリー。2−0
4回裏、2死満塁からタイムリーエラーで2点。4−0
7回表、無死3塁から4番森岡がタイムリー。4−1
7回裏、ピッチャー交代、高木。
8回表、1死2塁から9番清水がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、野口。4−2
中部学院大が勝利して優勝へのマジックを1としました。

総評

中部学院大は2回裏にエラーから作ったチャンスで8番寺尾のタイムリー内野安打で先制すると、3回裏には眞木のタイムリー、4回裏には相手にタイムリーエラーが出て2点。4−0として試合を優位に進めます。
中部学院大は1年生ながらエース格となった冷水孝が先発。球速以上に切れのあるまっすぐを中心にどんどん押していき6回まで無失点ピッチング。7回に1点、8回にも中京学院大の清水にタイムリー2ベースを浴びたところで降板しましたが、しっかりと試合を作って役割を果たしました。
2点差に迫られたところでマウンドに上がった野口は1死2塁のピンチを抑えると、9回表も三者凡退に抑えて勝利。パーフェクトピッチングを見せて勝利に貢献しました。前回の登板では不本意な投球を見せていたのですが、今後に自信になりそうな投球。こうやって徐々に使える投手を増やしていく間宮監督の手腕はさすがです。
打線は毎回安打を記録。もう少し点は取れそうでしたが、状態はいいので、これを東海地区の代表決定戦につなげたい。
中京学院大は堀下が失点しながらもしのぎながら投げて6回までいきました。勝敗だけにこだわればもっと早く交代してもいいのかなと思うところでも我慢しながらの采配も目立つのが特徴的でした。
若い選手も多いだけに、この経験を来季につなげられるかが大事。徐々にいいチームに戻ってきているので、また来年が楽しみです。

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