7月25日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた準決勝第2試合、愛工大名電−豊橋中央の観戦記です。
夏に当たるのは実は初めてという両チーム。豊橋中央の打線が礒田投手を打てるかに注目して観戦しました。

愛工大名電
000000210│3 H E1
12000001×│4 H10 E
豊橋中央

愛工大名電
礒田(1)、鈴木来(10)、岩田(11)、礒田(1)−皆川
豊橋中央
高橋(1)−松井

投手成績
愛工大名電
礒田 2回2/3 71球 被安打6 四死球3 三振3 失点4(自責点3)
鈴木来 4回1/3 53球 被安打3 四球0 三振5 失点0
岩田 1回 11球 被安打1 四球0 三振0 失点0

豊橋中央
高橋 9回 139球 被安打10 四死球3 三振4 失点3

(出場選手)
愛工大名電
5倉知(15) 4杉浦 7吉田 9角→1鈴木来(10)→H鈴木悠(3)→1岩田(11)→H岡本(2)→R杉山(16)→3 1礒田→9→1 6清水翔 3矢野(18)→9 2皆川(13)→H堀田(14)→2 8柳本→H佐藤(17)→8椙山(19)
豊橋中央
5近藤 8成瀬 6花井 7砂田 2松井 3中立 9高山→9白井(17)→H西川(11)→4犬飼(19) 1高橋 4長谷川→9

(試合経過)
1回裏、2死1,2塁から5番松井がタイムリー2ベース。豊橋中央が先制。1−0
2回裏、1死3塁から9番長谷川がタイムリー3ベース。1番近藤が犠牲フライ。2死2塁、カウント1−2でピッチャー交代、鈴木来。3−0
7回表、2死満塁から代打堀田のタイムリー内野安打で2者生還。3−2
7回裏、ピッチャー交代、岩田。
8回表、2死2塁から代打岡本がタイムリー。3−3の同点に追いつく。
8回裏、ピッチャー交代、礒田。2死満塁からワイルドピッチで豊橋中央が勝ち越し。4−3
豊橋中央が競り勝って初の決勝戦進出を決めました。

総評

豊橋中央打線が序盤から礒田を攻略。初回は松井のタイムリー2ベース。2回は長谷川のタイムリー3ベースと近藤の犠牲フライで2点取って3点を先制。
愛工大名電は序盤なかなかチャンスが作れず、厳しい流れとなるも、2番手の鈴木来投手が粘って0を並べていき、味方の反撃を待ちます。
ようやくチャンスをつかんだのが7回表。2死から連続ヒットと四球で満塁として、代打堀田の当たりはセンターへ抜けそうな当たり。これを豊橋中央のセカンド長谷川がうまくさばいてショートにトス。タイミングはアウトに見えたが判定がセーフとなり、その間に2者が帰って2点を返す。
8回表は2死2塁から代打岡本が痛烈なタイムリーを放ち、ついに名電が同点に追いつく。
ここで名電は礒田の再登板を選択。いきなり砂田が2ベースを放ち、これを足掛かりに1死満塁。8番の高橋を意地のまっすぐで三振に取るも、次の長谷川の打席で痛恨のバッテリーエラー。これが決勝点となり豊橋中央が競り勝ったという試合でした。

高橋投手はかなり疲れているように見えましたが、最後まで投げ切ったのがお見事。打線は礒田投手対策をしっかりとやってきて、これがうまくいった形でした。
しかし私学4強をこういう舞台で倒すのは本当に大変なんだなと感じることが多い試合。これを勝ち切った豊橋中央は本当に強かったと思います。
決勝戦は東邦。春に直接対決で0−1で負けた相手。リベンジが合言葉でここまで勝ち上がってきた豊橋中央にとっては願ってもない相手。強い気持ちで初の甲子園を決めてほしい。
愛工大名電は怪我人が多かったのが響きました。岡本捕手、清水隆選手ら使いたい選手が使えなかった。それでもよく戦ったと言えるかな。礒田投手で勝負と言っていたので、この再登板になったでしょうし、この試合で悔しい思いをした下級生に新チームで期待したいです。

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