6月22日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1試合、東海理化−日本製鉄東海REXの観戦記です。
第6代表トーナメントの2回戦。負けたら敗退となる崖っぷちの1戦でした。

東海理化
000122000│5 H9 E4
021000000│3 H6 E1
日本製鉄東海REX

東海理化
高橋(15)、上野(17)、池田(19)−池間
日本製鉄東海REX
吉川(18)、池戸(14)、荒木(28)−室木

投手成績
東海理化
高橋 1回2/3 被安打2 四球1 三振2 失点2(自責点0)
上野 1/3 被安打0 四球0 三振0 失点0
池田 7回 97球 被安打4 四球0 三振7 失点1(自責点0)

日本製鉄東海REX
吉川 5回0/3 85球 被安打5 四球2 三振4 失点5(自責点4)
池戸 1回1/3 27球 被安打1 四球2 三振1 失点0
荒木 2回2/3 28球 被安打3 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
東海理化
8河田(31)→門叶(9)→R木村(27)→8 9福本(28) 5川上(23) 7齋藤(1) D井貝(2) 3武藤(8) 4中野(10)→6 2池間(12) 6角田(4)→4杉浦(5)
日本製鉄東海REX
9山本(3) 4平野(6) 3吉村(26) 8大塚(2) D阿保(22) 7長南(10) 5市丸(5) 6佐々木(23)→H宮坂(24) 2室木(31)

(試合経過)
2回裏、1死1塁から7番市丸がタイムリー2ベース。2死2塁から9番室木がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、上野。日本製鉄東海REXが2点を先制。2−0
3回裏、ピッチャー交代、池田。1死1,3塁から1ゴロエラーで1点。3−0
4回表、2死2塁から4番齋藤がタイムリー。3−1
5回表、先頭の6番武藤がソロホームラン。1死2塁から牽制エラーの間に1点。3−3
6回表、無死1,2塁から4番齋藤が2点タイムリー3ベース。東海理化が逆転。ここでピッチャー交代、池戸。5−3
東海理化が勝って第6代表トーナメントに生き残りました。
日本製鉄東海REXは予選敗退が確定。

総評

東海理化は序盤が流れが悪く、苦しい展開でした。
空気を変えたのは4回表の齋藤選手のタイムリー。2死2塁からの得点だったので、これが大きかったと山根監督も振り返る1点になりました。
5回に武藤選手がそれまでのエラーを取り返すホームラン。相手のミスもあって同点に追いつくと、6回表に再び齋藤選手が2点タイムリー3ベースを放って逆転。
そのリードを3回からリリーフした池田投手が最後まで抑えきって勝ったという試合でした。
池田投手もしり上がりで好投。本人は5回の長南選手の打席をポイントに挙げましたがここで見逃し三振に取った球が150km/h。自己最速を更新したとのことで、状態には手ごたえを感じている様子。
内容は褒められない部分もあるが、とにかくあと3連勝が必要。内容よりも勝利というところで何とか勢いにしていってほしいですね。
日本製鉄東海REXは勢いに乗れないまま大会が終わった印象です。企業チームに勝てなかったわけですし。吉川投手も投げているボールはいいが、2廻り目になるとつかまる印象。秋はチャンスが多い予選になるので、そこに向けてまずはチームが力を出せるようにいい雰囲気を作っていってほしいですね。

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