6月10日に東京ドームで行われた第2試合、東亜大−早稲田大の観戦記です。
東京六大学の覇者、早稲田大がどんな試合を見せるか注目して観戦しました。

東亜大
100100│2 H4 E3
102603│12 H13 E0
早稲田大
(6回コールド)

東亜大
藤井(8)、司城(7)、廣田(18)、鞠子(16)−池原
早稲田大
伊藤(11)、高橋(15)−吉田

投手成績
東亜大
藤井3回2/385球被安打9四死球4三振0失点9
司城1/323球被安打1四球1三振0失点0
廣田1回2/334球被安打2四球1三振0失点3
鞠子0/36球被安打1四球1三振0失点0

早稲田大
伊藤5回86球被安打4四死球3三振6失点2
高橋1回10球被安打0四球0三振1失点0

(出場選手)
東亜大
4齋郷(23) 7伊禮(10) 3玉岡(6) 9庄本(1) D大城(11) 2池原(19) 5武村(5) 2執行(17) 6中川(2)
早稲田大
8尾瀬(1) 6渋谷(8) 4小澤(10) 7寺尾(25) 3前田(3) 2吉田(6) D徳丸(44) 5田村(5) 9石郷岡(24)

(試合経過)
1回表、無死3塁から2番伊禮がタイムリー。東亜大が1点を先制。
1回裏、1死1,3塁から牽制エラーで1点。1−1の同点。
3回裏、2死2塁から5番前田がタイムリー2ベース。6番吉田がタイムリー。早稲田大が勝ち越し。3−1
4回表、1死1,2塁から7番竹邨がタイムリー。3−2
4回裏、2死2塁から2番渋谷がタイムリー。3番小沢が2ランホームラン。さらに2死満塁から7番徳丸が走者一掃の3点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、司城。この回打者一巡で6点。9−2
5回裏、無死1,2塁でピッチャー交代、廣田。
6回表、ピッチャー交代、高橋。
6回裏、2死3塁から8番田村がタイムリー。2死1,2塁でピッチャー交代、鞠子。2死満塁から2番渋谷が2点タイムリーを放ちコールド成立。早稲田大が6回コールドで勝ちました。

総評

東亜大は前日に延長10回を投げ切っていた藤井投手が連投で先発。これには早稲田大の小宮山監督もびっくりしたそうですが、それだけ捨て身で来ていると感じたといいます。
東亜大は齋郷選手が出塁して積極的な走塁でかき回して、1回表に先制。4回にもタイムリーで1点差に迫るなど、何とかしようという気持ちが出ていました。
ただ、やはり連投は厳しい。早稲田大打線につかまって4回途中で降板。もうちょっと他のピッチャーを信用しても良かった気もしますが・・・。これは仕方ないですね。
早稲田大は3回に前田選手、吉田選手の連続タイムリー長短打で勝ち越すと、4回に小澤選手の2ランなどで突き放して試合を優位にしました。
伊藤投手はマウンドが合わない感じで初回に2回も転ぶなど不安定でしたが、徐々にアジャストして5回2失点にまとめたのはさすが。
早稲田大としては去年決勝で負けた悔しさもあるので、まずはそこまでは負けられないという意識が強いと思います。今後の戦いも注目ですね。

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