6月10日に東京ドームで行われた第2試合、久留米工業大−中京大の観戦記です。
中京大は高木投手ではなく伊藤投手が先発。その投球に注目して観戦しました。

久留米工業大
00000000│0 H6 E0
01101103│7 H16 E1
中京大
(8回コールド)

久留米工業大
林(18)、沖田(16)−北野
中京大
伊藤(18)、沢田(20)−森瀬

投手成績
久留米工業大
林 7回 109球 被安打11 四球1 三振1 失点4
沖田 1/3 19球 被安打5 四球0 三振0 失点3

中京大
伊藤 6回 89球 被安打5 四球1 三振6 失点0
沢田 2回 22球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
久留米工業大
4前田(10) 8鶴田(26) 3冬木壌(27)→R山中(6)→H冬木蓮(28) D山本れん(2) 9瀬戸口(1) 5吉田(9) 7林田(8) 2北野(24) 6立石(7)
中京大
9西谷(12) 4鈴木(23) 8秋山(1) 7川瀬(5) D高村(25)→H加藤(3)→R成井(4) 3江崎(27) 5金沢(2) 2森瀬(7) 6白井(8)

(試合経過)
2回裏、2死3塁から8番森瀬がタイムリー。中京大が先制。1−0
3回裏、2死から3番秋山がソロホームラン。2−0
5回裏、2死3塁から3番秋山がタイムリー2ベース。3−0
6回裏、2死から7番金沢がソロホームラン。4−0
7回表、ピッチャー交代、沢田。
8回裏、ピッチャー交代、沖田。無死満塁から6番江崎の遊ゴロの間に1点。7番金沢がタイムリー。8番森瀬もタイムリーで続きコールド成立。7−0で中京大が快勝しました。

総評

最終的にコールドまで行きましたが中京大はかなりバタバタして苦戦しました。その中で、試合の空気を変えたのは秋山選手。3回裏に直前で盗塁死があってそのまま終わったら嫌な空気になりそうなところでソロホームラン。これしかないという一撃で一気に中京大の流れに変えたのは素晴らしかった。
5回にもタイムリー2ベースを放ち、NPBのスカウトに大きくアピール。これで秋の指名にはグッと近づいたかなと思わせる活躍でした。
先発はエースの高木投手ではなく伊藤投手でした。先を見据えてだと思いますが、立ち上がりは緊張もあってか不安定でしたが、ランナーを出しても動じないところが彼のすごいところ。コントロールの良さと変化球の精度をいかして3回からは安定した投球で試合を作りました。
リリーフした沢田投手も素晴らしい内容で、リーグ戦の終盤の良かった内容を出した印象。大きくアピールした印象です。
ほとんど出た選手にヒットも出たし、いい形で近大戦に臨めそうです。

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