6月9日に東京ドームで行われた第3試合、近大工学部−福井工大の観戦記です。
福井工大がどんなチームか注目して観戦しました。

近大工学部
001000010│2 H6 E1
000100012│4 H13 E1
福井工大

近大工学部
伊藤(18)、猪坂(17)、石津(16)−安野
福井工大
藤川(21)、土合(20)−山川、鍛冶

投手成績
近大工学部
伊藤 5回 81球 被安打7 四球1 三振3 失点1
猪坂 1回2/3 25球 被安打1 四球0 三振2 失点0
石津 2回 44球 被安打5 四球0 三振1 失点3(自責点2)

福井工大
藤川 7回 116球 被安打4 四球1 三振8 失点1 
土合 2回 45球 被安打2 四球0 三振3 失点1

(出場選手)
近大工学部
8行武(9) 5小林(10) 9平石(1) 6吉田(3) D松尾(27)→H矢藤→R河田 3山口(24) 7前川(6)→H小川→7 4森(4) 2安野(2)
福井工大
8渡部(8) 4池邉(4) 9佐藤(1) D高松(10) 7伊藤(7)→R大塚→7 5野口(5)→R西辻→5 6山田(3) 3細川(25) 2山川(27)→H小谷(13)→2鍛冶

(試合経過)
3回表、2死から1番行武がソロホームラン。近大工学部が先制。1−0
4回裏、1死2塁から7番山田がタイムリー。1−1
6回裏、ピッチャー交代、猪坂。
7回裏、2死無走者でピッチャー交代、石津。
8回表、ピッチャー交代、土合。
8回表、1死から1番行武が勝ち越しソロホームラン。
8回裏、2死2塁から8番細川叶がタイムリー2ベース。すかさず同点に追いつく。2−2
9回裏、2死2塁から4番高松がサヨナラ2ランホームラン。4−2で福井工大が勝ちました。

総評

福井工大は毎回安打を記録しながらなかなか得点が奪えず嫌な展開。1−1で終盤までもつれ込み8回表に近大工学部の行武が勝ち越しホームラン。正直決まったかと思いました。
ただその裏に代走の盗塁からチャンスを作り8番細川叶選手のタイムリー2ベースで同点。
9回表に得点圏に進められながらも連続三振でピンチを脱出すると、9回裏は2死1塁からワイルドピッチで2塁へ行き、外野が前に来たところで4番の高松選手がしっかりととらえてスタンドまで運んでサヨナラ勝ちを収めました。
福井工大は3年連続40回目の出場。その常連力というか、経験がこの舞台だとすごく生きますよね。近大工学部も31回目の出場と常連チームですが、今回は3年ぶりの出場。その分最後に押し切られたのかなと感じました。
2本のホームランを打った行武選手はお見事。投手陣も継投で毎回ランナーをしのいでいたので、よく踏ん張った方かなと思います。
福井工大は2死からのチャンスが多かった分、あと1本がなかなか出なかった。終盤見せた積極的な攻撃を前半からやってもいいかもですね。

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