4月27日に阿久比球場で行われた第2試合、誉−西尾東の観戦記です。
夏のシード権が掛かる試合。誉はモレチ投手が先発でした。


100000000│1 H8 E1
00001100×│2 H6 E3
西尾東


モレチ(11)、南原(1)、樋口(18)ー内海、岩瀬
西尾東
五日市(1)−山田

投手成績

モレチ 3回 56球 被安打0 四死球4 三振5 失点0
南原 2回 35球 被安打2 四死球2 三振2 失点1(自責点0)
樋口 3回 39球 被安打4 四球0 三振1 失点1

西尾東
五日市 9回 134球 被安打8 四球3 三振2 失点1

(出場選手)

7鈴木 8根間 4原口 5平松 6山口 2内海→2岩瀬(12) 3西村→H毛受(15)→3 9池田 1モレチ(11)→1南原(1)→H馬場(20)→1樋口(18)
西尾東
7小嶌 9牧 5古我知 6西村 4岩月 3後藤→3磯村(14) 2山田 1五日市 8松森

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番平松がヒット。バッターランナーがオーバーランして挟まれる間に3塁ランナーが生還。誉が先制。1−0
4回裏、ピッチャー交代、南原。
5回裏、1死2塁から3盗を仕掛けて送球が逸れて2塁ランナーが生還。1−1
6回裏、ピッチャー交代、樋口。1死1,3塁から7番山田がサード強襲のタイムリー内野安打。西尾東が逆転。2−1
西尾東が競り勝って2年連続の夏のシード権を獲得。

総評

誉はチャンスが何度もありながらあと1本が出ない。ただ、振り返ってみると先頭打者を一度も出せていないんですよね。チャンスも2死からが多かったですし。
そのあたりは西尾東の五日市投手の投球がお見事だったのかなと。緩い変化球をうまく使えるタイプで、その部分が誉には通用すると見越しての起用だったと野田監督は試合後語っていましたが、丁寧な投球で最後まで誉打線を翻弄。投げ切ったのはお見事でした。
誉はモレチ投手が先発。初回はボールも走っていて、今まで見た中では一番良かったと思います。ただ、どうにもボールが安定せず、3回までで4四死球。ヒットは打たれていなかったものの3回が限界というところで継投に入りました。
西尾東は南原投手をしっかりと攻めて5回に追いつき、6回は樋口投手からタイムリーを放って逆転。チャンスは西尾東の方が少なかったですが、1つ多く生かした西尾東に軍配が上がりました。
昨年も西尾東は夏のシード権を獲得していますが、昨年よりもチームは小粒。それでも4番キャプテンの西村選手を中心によくまとまっていて、チーム一丸で戦えるのが強みかなと感じるチームでした。
誉は投手の個々の力は悪くない。その部分の底上げと、野手の打力を上げたいところ。あとキャッチャーも夏までに強化したいですね。

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