4月27日に阿久比球場で行われた第1試合、大府−杜若の観戦記です。
夏のシード権がかかる大事な3回戦。杜若の長塚投手のピッチングにも注目が集まりました。

大府
0000010│1 H4 E3
101303×│8 H9 E1
杜若

大府
柴山(10)、金本(1)−宮地
杜若
長塚(1)、西脇(17)−北本

投手成績
大府
柴山 3回 51球 被安打4 四球2 三振2 失点2
金本 3回 70球 被安打5 四球3 三振2 失点6(自責点3)

杜若
長塚 6回 83球 被安打3 四球1 三振8 失点1(自責点0)
西脇 1回 14球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
大府
4南谷 9宮田 5岩田 6大嶋 3土岩 2宮地 7萩 1柴山(10)→1金本(1) 8秋武
杜若
9磯貝(19) 6舟戸 4勝田 2北本 5杉浦 1長塚→7 8松澤(9) 3清田 7横山(20)→1西脇(17)

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番北本がタイムリー。杜若が先制。1−0
3回裏、1死満塁から5番杉浦が犠牲フライ。2−0
4回裏、ピッチャー交代、金本。2死2塁から1番磯谷がタイムリー3ベース。1死1,3塁から3番勝田が2点タイムリー2ベース。3点追加。5−0
6回表、1死2塁から1番南谷の内野安打にエラーが重なって2塁ランナーが生還。5−1
6回裏、1死満塁からタイムリーエラーで1点。さらにワイルドピッチで1点。1死3塁から4番北本が犠牲フライ。8−1とコールド圏内に。
7回表、ピッチャー交代、西脇。先頭の4番大嶋が3ベース。しかしそこから連続三振とピッチャーライナーでコールド成立。杜若が初の夏のシード権を獲得。

総評

杜若はここ2試合素晴らしい投球を見せていた長塚投手が先発。
正直1戦目の投球と比較するとそんなに良くはなかったと思いますが、それでも6回で被安打3、失点1で自責点は0。8奪三振。悪いなりに試合を作ったのは今後にも生きてきそうな気がします。MAXは141km/h。
西脇投手はなかなか状態が上がらない中で1イニングを投げて0点。これをきっかけにしたいところ。
打線がチャンスをしっかりと生かして8点を取ったのも好材料ですね。
杜若のようなタイプのチームで夏のシードを取れたのは大きいですし、夏も楽しみになってきます。
次の中京大中京戦は2年前の夏にコテンパンにやられた相手。これも試金石になりそうで楽しみです。
大府は4度先頭バッターを出したのですが、得点は6回の1度だけ。やはりいいピッチャーになると簡単には打てないですね。
なんとかいい打球を打とうという意図は感じられました。夏までに時間は限られますが、全体的にワンランクあげていきたいですね。

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