4月12日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第2試合、杜若−東浦の観戦記です。
杜若は注目の長塚投手が先発。どんなピッチングを見せるか注目して観戦しました。

杜若
005000005│10 H15 E0
000000000│0 H0 E0
東浦

杜若
長塚(1)−北本
東浦
杉浦(1)、間瀬(11)−足立

投手成績
杜若
長塚 9回 99球 被安打0 四球1 三振12 失点0

東浦
杉浦 2回1/3 59球 被安打5 四死球4 三振2 失点5
間瀬 6回2/3 128球 被安打10 四球6 三振3 失点5

(出場選手)
杜若
4勝田 6舟戸 5杉浦 7延藤 8松澤 3清田 2北本 9横山(20)→H紺野(13)→R磯谷(19)→9 1長塚
東浦
8小塚 6三浦 1杉浦→9 4加藤 2足立 3軽部 7松田→1間瀬(11)→H畠(12) 9池田(17)→7 5荒川

(試合経過)
3回表、1死1,3塁から1番勝田のセーフティスクイズが内野安打となりタイムリー。1死満塁から3番杉浦が押し出し四球。4番延藤がレフト後方の飛球をレフトが捕り切れず2点タイムリー。1死満塁から6番清田が押し出し死球。ここでピッチャー交代、間瀬。杜若が5点を先制。5−0
6回裏、1死から8番池田が四球で出てパーフェクトが途切れる。9番荒川はライト前に落ちそうなライナー性の打球でしたが、ライトの横山が好捕して、飛び出していた1塁ランナーが刺されてゲッツー。杜若にビッグプレーが出ます。
9回表、2死満塁から2番舟戸が2点タイムリー2ベース。中継の間に1塁ランナーも生還。2死2塁から3番杉浦がタイムリー2ベース。4案延藤がタイムリー。杜若が5点を追加。10−0
杜若の長塚がノーヒットノーランを達成。四球1つだけで打者27人で抑える準完全試合でした。

総評

長塚投手がノーヒットノーランを達成。
初回からいきなり145km/hをマーク。2者連続三振で立ち上がると、5回までパーフェクトピッチング。6回に四球を出してパーフェクトが途切れ、続く9番荒川選手の当たりはライト前に落ちそうな打球。これを杜若の横山選手がファインプレーで捕って飛び出していた1塁ランナーを刺してダブルプレー。これがなかったらノーノ―どころか完封も怪しくなっていたので、大きなプレーでした。
試合後話を聞くと、ノーヒットノーランは意識しなかったどころか、気づいていなかったとのこと(笑)。派手なガッツポーズが無かったのはそのため。
完投も高校では初めてかも、とのこと。かなり自信となるピッチングとなりそうです。
東浦は杉浦投手が立ち上がりの2回は素晴らしかったのですが、3回表にセーフティスクイズがタイムリー内野安打になると、そこからコントロールを見出し、タイムリーも浴びて5失点。苦しい展開となります。
ただ、2番手の間瀬投手が好投。アンダーに近い軌道から120km/h中盤のまっすぐが来るので、特に杜若の右バッターは苦労。8回まで0点で踏ん張ります。9回表に疲れからつかまりましたが今後に生きてきそうな間瀬投手の好投でした。
打線は長塚投手が良すぎたので仕方がない。こういう投手との対戦経験を今後に生かしてほしいところ。
杜若はこの勝利を勢いにつなげたいですね。

ピックアップ選手等はこちら