3月18日にパロマ瑞穂野球場で行われた関西六大学愛知大学野球連盟対抗の第2試合、大阪商業大−中部大の観戦記です。
中部大はエースの津波投手が先発。その内容に注目して観戦しました。

大商大
001000000│1 H8 E0
00010020×│3 H7 E1
中部大

大商大
星野(17)、福島(11)−蜷川
中部大
津波(18)、川口(13)、久保庭(14)、泉(11)−日野

投手成績
大商大
星野 5回 66球 被安打3 四死球2 三振7 失点1
福島 3回 52球 被安打4 四死球4 三振3 失点2

中部大
津波 3回 77球 被安打3 四死球4 三振5 失点1
川口 3回 37球 被安打3 死球1 三振1 失点0
久保庭 2回2/3 44球 被安打1 四死球2 三振2 失点0
泉 1/3 6球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
大商大
2蜷川(27) 4綛田(1) 8真鍋(10) 9春山(36) 7山口(5) D板谷(12) 3新野(31)→3志良堂(26) 5長野(28)→H関山(30) 6中田(23)→H桂(9)
中部大
7田澤(5)→7武田(28) D山田(23) 8松本(2)→9→8 5高橋(3)→2薬師寺(22) 3中森(25)→9丹羽(12) 6宮下(6)→4柴山(7) 9木下(8)→H梅田(10)→8→H河合(29)→3 2日野(27)→H束野(9)→2加藤(37)→H磯部(26)→6 4藤田(35)→5山下(4)

(試合経過)
3回表、1死2塁から3番真鍋がタイムリー。大商大が先制。1−0
4回表、ピッチャー交代、川口。
4回裏、無死3塁から5番中森がタイムリー。1−1の同点。
6回裏、ピッチャー交代、福島。
7回表、ピッチャー交代、久保庭。
7回裏、無死満塁から2番山田がライト前のフライ。ライトがぎりぎりで取れず、スタートが切れなかった1塁ランナーが2塁でアウトもその間に1点。1死1,3塁から3番松本がタイムリー。中部大が勝ち越し。3−1
9回表、2死からピッチャー交代、泉。
中部大が競り勝ちました。

総評

中部大はエースの津波投手が先発。初回に151km/hをマークするなど、ボールが走っていて、久々にいい津波投手を見たという印象。ただ、2回からばらつきも出たので、まだ安定感はない感じですが、これならリーグ戦も楽しみかもと感じる投球でした。
中部大は3番手の久保庭投手が素晴らしく、マウンドに上がった7回はバタバタしましたが、そこからの1回2/3は素晴らしかった。いいきっかけになりそう。
打つ方は少ないチャンスを確実に生かした印象。4回は高橋選手の3ベースがきっかけ。4番を今季はまかされそうですので、こういう点に絡む活躍を期待したい。
野手は競争が続きそうですが、ここからレギュラーをつかむ選手が出てきてほしいですね。
大商大は例年に比べるとやや迫力に欠ける印象を持ちました。ただ、キャッチャーに蜷川選手の肩はすさまじく、打っても2安打とセンスがある選手。ドラフト候補というのもうなずける選手でした。
真鍋選手はタイムリーは見事でしたが、それ以外の打席が今一つ。ちょっとスイングが小さいのが気になります。
投手陣は星野投手は素晴らしかった。福島投手はこの日は今一つ。それでもレベルの高い左腕だなと感じる2人でした。

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