11月3日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた市内県立大会の決勝戦、天白−旭丘の観戦記です。
どちらのチームも初見。天白は秋に東邦を破って県大会に出場を決めていたので、どういう試合を見せるか注目して観戦しました。

天白
400100000|5 H7 E1
000000000|0 H7 E4
旭丘

天白
加藤(1)、海原(10)−佐々木
旭丘
服部(8)、前原(10)−野口

投手成績
天白
加藤 6回1/3 92球 被安打5 四死球3 三振8 失点0
海原 2回2/3 37球 被安打2 四球0 三振6 失点0

旭丘
服部 1回1/3 37球 被安打4 四球2 三振0 失点4(自責点1)
前原 7回2/3 74球 被安打3 四球1 三振3 失点1(自責点0)

(出場選手)
天白
6鈴木 9大寺(15) 7坂上 8柴田 3岡田 5石黒 1加藤→1海原(10) 2佐々木(11) 4安藤
旭丘
8床野(3) 6杉本 5佐々木 3局(1) 1服部(8)→9 9前原(10)→1 7山口→5→H中野(12) 2野口 4八束→H藤田(7)→7岡部→H磯部(15)

(試合経過)
1回表、1死1塁から3番坂上がヒットを放ち、1塁ランナーが3塁へ。1塁ランナーがオーバーランして挟まれる間に3塁ランナーがスタートを切り、ホームがセーフとなり1点。1死満塁から6番石黒の遊飛。インフィールドフライの宣告も野手が取れずにランナーが生還(バッターはアウト)。2死2,3塁から7番加藤が2点タイムリー2ベース。天白が4点を先制。4−0
2回表、1死2,3塁でピッチャー交代、前原。ここは三振ゲッツーで抑えます。
4回表、1死2塁からタイムリーエラーで1点。5−0
7回裏、1死2,3塁でピッチャー交代、海原。このピンチを連続三振で斬ります。
9回裏、無死1,3塁となるも、ここから三者連続三振。天白が優勝を飾りました。

総評

初回に天白が相手のミスにもつけこんで4点を先制。グッと展開が楽になり、そのリードを加藤投手、海原投手のリレーで抑えこみました。
加藤投手は右のサイドハンド。海原投手は左のオーバーハンド。力がある上にタイプが違う投手が2枚いるのは強いですね。東邦に勝ったのもうなずけるチームでした。
野手もクリーンアップはなかなか雰囲気のある選手が揃っていましたし、2番の大寺選手は1年生で俊足が目立ちました。春に成長した姿が見たいチームです。
旭丘は初回に4点取られてちょっと攻め手が限られた印象でしたが、チャンスはいくつかありました。終盤の7回裏、9回裏は得点チャンスでしたが、ここは抑えた海原投手が見事だったかなと思う内容でした。
前原投手の好リリーフもありましたし、次につながる試合だったかなと。エラーは仕方ないので、エラーをいかに失点につなげないか、粘れるチームにしていきたいですね。

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