10月27日に阿久比球場で行われた全尾張大会の準決勝、愛知啓成−日福大付の観戦記です。
私学4校がベスト4を占めるという、ありそうで意外にない組み合わせとなった全尾張大会。各チーム勝ちにいく中で競った試合となりました。

愛知啓成
100301100|6 H9 E0
000011110|4 H8 E4
日福大付

愛知啓成
米澤(1)、吉川(10)−加賀山
日福大付
内藤(1)、神谷(10)−太田

投手成績
愛知啓成
米澤 7回 86球 被安打6 四球2 三振2 失点3
吉川 2回 27球 被安打2 四球0 三振0 失点1

日福大付
内藤 3回1/3 62球 被安打5 四死球2 三振3 失点4(自責点3)
神谷 5回2/3 66球 被安打3 四球2 三振1 失点2(自責点1)

(出場選手)
愛知啓成
9谷口 6佐藤 3辰巳 4武田 7中村→8小柳(8) 2加賀山(12) 8鈴木(17)→7→R豊島(20)→7 5秋谷 1米澤→H森田(15)→1吉川(10)
日福大付
8清田 6六川 9竹内 2太田 5森田→3 3杉本→5末吉(12) 7宇井 1内藤→1神谷(10)→H富田(18) 4藤井(19)

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番辰巳の犠牲フライ。愛知啓成が先制。1−0
4回表、1死満塁から7番鈴木がタイムリー。8番秋谷のタイムリーにエラーが重なり2点。1死満塁でピッチャー交代、神谷。4−0
5回裏、1死3塁から8番神谷のスクイズが成功。4−1
6回表、2死3塁からタイムリーエラーで1点。5−1
6回裏、1死3塁から4番太田が犠牲フライ。5−2
7回表、1死3塁から5番中村が犠牲フライ。6−2
7回裏、1死2,3塁から9番藤井の犠牲フライ。6−3
8回裏、2死3塁から5番森田のタイムリー。6−4
愛知啓成が逃げ切りました。

総評

愛知啓成はピックアップチームに選ばれているエースの山脇投手がこの日はベンチ外。そんな中1年生の米澤投手が先発して序盤しっかりと抑えて7回3失点。試合を作ったことは評価されますね。こういう経験を今後に生かしたいところ。
打線は4回にヒットに四死球で満塁となったところで連打が出て加点。日福大付のエースの内藤投手をノックアウトした形に。打線は力があるチームなので、投手、守備を来年に向けて整備していきたいですね。
今大会も自信をつける意味でも優勝を狙っていると嶋田監督。こういう試合を勝ち切ったことは大きいですね。
日福大付はしぶとく1点ずつ返していったのはらしい攻撃でした。タイムリ−があまり出なかった分、勢いが出なかったかなという印象。
エースの内藤投手が捕まったのですが、2番手の神谷投手が好投。これは大きな収穫と言えそうです。
エラーが多く出たのは課題。こういった課題を冬にどう取り組むかも注目されますね。

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