10月5日に豊田球場で行われた第2試合、愛知大−名工大の1回戦の観戦記です。
優勝の可能性を残す愛知大にとっては負けられない一戦でした。

愛知大
001101102|6 H9 E0
000000000|0 H1 E4
名工大

愛知大
岩瀬(13)、大島(15)−勝部
名工大
岡田(21)、加藤、林(18)−早川

投手成績
愛知大
岩瀬 5回 60球 被安打1 四球0 三振8 失点0
大島 4回 47球 被安打0 四球0 三振5 失点0

名工大
岡田 5回 68球 被安打4 四球2 三振3 失点3(自責点2)
加藤 2回 22球 被安打4 四球0 三振1 失点1
林 2回 26球 被安打1 四球0 三振0 失点2(自責点1)

(出場選手)
愛知大
8堀内(26)→H豊田(3)→7中野(14) 7長南(20)→9 D山田(1) 5小林(23) 9彦坂(7)→7別所(9)→Hパウエル(12)→4西原(2) 4湊(21)→H岡島(8)→7鈴木(28)→8 3岡崎(29) 2勝部(27) 6有村(6)
名工大
6大須賀(6) 8村瀬(14) 7船橋(20) D村田(55) 9宮内(4) 4渡部(1) 2早川(12) 3大坪(9)→H神谷(60) 5此島(23)→H柏木(8)

(試合経過)
3回表、2死1,2塁から2番長南がタイムリー。愛大が先制。1−0
4回表、2死1,3塁から7番岡崎がタイムリー。2−0
4回裏、1死から2番村瀬がチーム初ヒット。しかし3番船橋がゲッツーに倒れ得点ならず。
6回表、無死1塁でピッチャー交代、加藤。2死2塁から6番湊がタイムリー。3−0
6回裏、ピッチャー交代、大島。
7回表、2死2,3塁から3番山田がタイムリー。4−0
8回表、ピッチャー交代、林。
9回表、1死2,3塁から2番長南が犠牲フライ。中継が乱れる間に2塁ランナーも生還。6−0
愛知大が快勝しました。

総評

愛知大は岩瀬投手が先発。リーグ戦初先発で、オープン戦でも今年1試合あったかな、というくらいで、いきなりの起用だったそうですが、序盤からボールが走っていて名工大打線をいきなり5者連続三振に斬って立ち上がります。その後も4回裏に初ヒットを打たれるも、ゲッツーでしのぎ、5回まで1安打無四球、8奪三振の快投で試合を作ります。元々ここまでの予定だったそうですが、まだまだいけるのではと感じるレベルのピッチング。結果リーグ戦でも先発初勝利となりましたし、今後につながる投球になりました。
リリーフの大島投手も球威が春に比べて上がっている印象で、4回をパーフェクト。万全な形で初戦を取った形になります。こうなってくると他のピッチャーも刺激を受けているでしょうし、いい状態で残り3試合(うち1試合は継続試合)を戦えそうです。
打線は小刻みに加点していく形。今日はまんべんなく起用した選手が活躍した形になりました。この試合のように先制して自分たちのリズムにもっていけるかが今後のカギになってきそう。この試合は今後勢いに乗れそうな勝利となりました。
名工大はこの試合に関しては完敗。残り1試合で2勝7敗と苦しい星になりました。名経大がまだ下にいますが、こちらは3試合を残しているので、とにかく明日の試合が大事になります。
なんとか先手を取って競り合いに持ち込みたいところですね。

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