10月5日に豊田球場で行われた第1試合、名商大−同朋大の1回戦の観戦記です。
まずは最下位を回避したいチーム同士の対戦でした。

名商大
000200000|2 H8 E0
010000000|1 H10 E0
同朋大

名商大
竹澤(18)、名取(13)、吉兼(17)−中根
同朋大
高山(17)、大村(20)−仲井

投手成績
名商大
竹澤 5回2/3 88球 被安打8 死球1 三振7 失点1
名取 2回1/3 32球 被安打1 四球0 三振1 失点0
吉兼 1回 16球 被安打1 四球0 三振1 失点0

同朋大
高山 8回 110球 被安打6 四球0 三振7 失点2
大村 1回 20球 被安打2 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
名商大
5福井(16) 6亀山(3) D岩田(10) 7永井(8) 3辻(1) 4轟木(11) 9池井(9)→H上村(35)→R西堀(14)→8大林(7) 2中根(27)→H中川(2)→2松谷(28) 8谷(5)→9
同朋大
9濱口(1) 8前田(9) 4関戸(7) 3伊藤(29)→3樽本(15) D宮原(14) 5志波(25) 7勝田(8) 2仲井(22)→R中谷(10) 6大城(6)

(試合経過)
2回裏、2死満塁から9番大城がタイムリー。同朋大が先制。1−0
4回表、1死2塁から4番永井がタイムリー2ベース。5番辻がタイムリー。名商大が逆転。2−1
6回裏、2死3塁でピッチャー交代、名取。
9回表、ピッチャー交代、大村。1死満塁から代打中川の遊ゴロを上手く捌いてホームゲッツー。好プレーでピンチをしのぎます。
9回裏、ピッチャー交代、吉兼。
名商大が競り勝ちました。

総評

ヒット数から示す通り、どちらかというと同朋大が押している試合でした。
ただ、名商大の竹澤投手が2回裏に1失点するも、4回裏には1死1,2塁、5回裏には無死2,3塁を0点に抑える。6回裏も1死から3ベースを打たれピンチを作るもスリーバントスクイズ失敗で2死3塁となったところで交代しましたが、粘りの投球で1点リードを保ったのが大きな勝因となりました。そのピンチをしっかりと抑えた名残投手もお見事。継投も上手くはまりました。
竹澤投手は秋に1戦目の先発をずっと任され、段々内容もよくなっていると赤松監督も評価。ハートの強さが武器とのこと。これから球威もあがってくれば心強い存在になっていきそうです。
打つ方は1点ビハインドの4回表に4番永井選手、5番辻選手の連続長短打がタイムリーとなって逆転。この2人がポイントと監督もおっしゃっていましたが、少ないチャンスをいかに生かすか。終盤チャンスでダメ押しが出来なかったところが反省点。何にしてもあと1つ勝てば入替戦は回避できると思うので、あと1勝を狙っていきたいですね。
同朋大はチャンスであと1本が出ない試合になりました。5回裏の無死2,3塁で3番関戸選手、4番伊藤選手の連続三振がポイントとなりました。
先発の高山投手はちょっとタイミングが独特なサウスポー。8回2失点ですから責められないですよね。
同朋大もまだ最下位になる可能性はある状況。残り2試合。1つでも勝って残留を決めたいところです。

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