7月7日に阿久比球場で行われた第1試合、知多翔洋−美和の観戦記です。
知多翔洋は現チームを試合で見るのは初。美和の好左腕の高野投手とどういう試合を見せるか注目して観戦しました。

知多翔洋
030110014|10 H13 E1
20401400X|11 H9 E4
美和

知多翔洋
渡邊(1)、小寺(9)、山田(11)、横山(10)−野上
美和
高野(1)、小木曽(10)−天野

投手成績
知多翔洋
渡邊 2回1/3 69球 被安打1 四死球9 三振2 失点6
小寺 3回 44球 被安打3 四球0 三振1 失点2(自責点1)
山田 1回 30球 被安打4 四球1 三振0 失点3
横山 1回2/3 15球 被安打1 四球1(1) 三振1 失点0

美和
高野 8回2/3 165球 被安打13 四球9 三振5 失点10(自責点8)
小木曽 1/3 10球 被安打0 死球1 三振0 失点0


(出場選手)
知多翔洋
8相川 9小寺→1→1山田→1横山 7杉沢 2野上 3永田 1渡邊→9 6遠渡→H宮崎→R 5宮本 4早稲田
美和
2天野 5勝 3佐藤 1高野→7 6大野 8重村 9勝井 7川島(14)→1小木曽 4所山

(試合経過)
1回裏、2死1,3塁から5番大野がタイムリー。更に2死満塁から7番勝井が押し出し死球。美和が2点を先制。2−0
2回表、1死満塁から9番早稲田が押し出し四球。2死満mん塁から2番小寺が2点タイムリー。知多翔洋が逆転。3−2
3回裏、1死満塁から8番川島が押し出し四球。ここでピッチャー交代、小寺。2死満塁から2点タイムリーエラー。更に2死満塁から3番佐藤が押し出し四球。この回打者一巡で4点。6−3と美和が逆転。
4回表、1死1,2塁から2番小寺がタイムリー2ベース。6−4
5回表、1死1塁から6番渡邊がタイムリー2ベース。6−5
5回裏、1死2,3塁から2番勝のスクイズ成功。7−5
6回裏、1死1塁でピッチャー交代、山田。1死満塁から7番勝井が2点タイムリー。更に1死2,3塁から8番川島が2点タイムリー。この回4点追加。11−5
7回裏、1死2塁でピッチャー交代、横山。申告敬遠のあと、内野ゴロ2つで抑える。
8回表、2死1,2塁から3盗を仕掛け送球が逸れる間に1点。11−6
9回表、無死満塁から8番宮本のゲッツー崩れの間に1点。2死満塁から2番横山が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、小木曽。美和が乱打戦を制しました。

総評

戦前から拮抗した試合になるかも、とは思っていましたが最後までもつれました。あと、ここまで点の取り合いになるとは思わなかったです。
知多翔洋としての誤算は先発の渡邊投手の乱調。もともとばらつきは多いタイプとのことでしたが、3回途中の降板まで被安打は1ながら9四死球。結果6失点となり、主導権を奪われる形に。
また6回裏に1死から高野選手が1ゴロエラーで出塁した際に熱中症で足に痙攣を起こす。そこから中断して、再開しようとしたところで、今度は知多翔洋の小寺投手が足に痙攣を起こし再び中断。ここで20分近く試合が止まり、結局高野選手は戻れたものの、小寺投手は交代。ここで美和が上手くつけこんで、4点を奪いビッグイニングに。
そのまま美和がコールドまで持っていくかと思いましたが、ここで知多翔洋も粘りをみせ、コールドを回避して、8回に1点。9回には代打の3年生の宮崎選手らが必死につないであと1点まで迫る猛攻。
美和も高野投手を最後諦めて小木曽投手を投入し、なんとか逃げ切って勝利を収めました。
知多翔洋としては小寺選手が打つ方でも結果を残していたので、そこも痛かったですが、最後登板して2番に入っていた横山選手が2点タイムリー2ベースを放ち1点差に。
スタメンに2年生が5人入っていて、投手陣も3人(渡邊、小寺、山田)が2年生。この悔しさを引きついで新チームに生かしてほしいですね。
美和は高野投手が4番ピッチャーで大黒柱ですが、最後投げた小木曽投手もまずまずの球を投げていました。次はシード校の日福大付相手なので、高野投手次第となりそうですが、打つ方でしっかりと支えていきたいですね。
また、高野投手も足に痙攣を起こしていたのですが、そのあとも登板。そこからバックの守りが素晴らしくチームがまとまった印象でした。

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