7月6日に春日井球場で行われた第1試合、桜台−同朋の観戦記です。
継続試合で5回表、2死1,3塁から始まった試合。それも含めて試合が動きました。

桜台
200010101|5 H13 E0
000001003|4 H8 E5
同朋

桜台
荻田(10)、小野田(1)−櫨場
同朋
小栗(1)、加藤竜(17)−染

投手成績
桜台
荻田 8回1/3 137球 被安打6 四球3 三振14 失点4
小野田 2/3 8球 被安打2 四球0 三振1 失点0

同朋
小栗 6回1/3 121球 被安打9 四球2 三振4 失点4(自責点0)
加藤竜 2回2/3 43球 被安打4 四球1 三振2 失点1(自責点0)

(出場選手)
桜台
6鈴木 4原田 7久野 9小粥 2櫨場 5太田 8辻村 3中西 1荻田(10)→1小野田(1)
同朋
6山口→H伊藤(13) 3鳥谷 2染 7林→8 9山下(12) 4工藤 1小栗→7 5濱口 8岡田→1加藤竜(17)→H加藤勝(10)

(試合経過)
1回表、2死満塁から6番太田がタイムリー。送球間にもう1人ランナー生還。桜台が2点を先制。2−0
5回表、2死1,3塁から試合再開。1塁ランナーが盗塁を仕掛け、キャッチャーの送球が逸れる間に1点。3−0
6回裏、2死2塁から2番鳥谷がタイムリー。3−1
7回表、無死3塁から3番久野が犠牲フライ。4−1。ここでピッチャー交代、加藤竜。
9回表、無死1,2塁から5番櫨場のバントで3塁送球が逸れて2塁ランナーが生還。5−1
9回裏、1死1塁から5番山下がタイムリー2ベース。6番工藤がタイムリー。ここでピッチャー交代、小野田。1死満塁から代打加藤勝の犠牲フライ。最後代打伊藤が三振に倒れ試合終了。5−4で桜台が逃げ切りました。

総評

継続試合は5回表、桜台の攻撃、2死1,3塁のカウント2ボール1ストライクで再開。
1週間空いての継続試合ということで、バッターはかなり緊張していたそうです。
そんな中、上手く仕掛けて再開直後にエラーを誘って追加点を奪ったのは桜台。その後も上手く相手のミスにつけこんで追加点を奪い、9回表を終わって5−1。勝負あったかなと思いました。
一方の同朋は中断前までは萩田投手にノーヒットに抑え込まれ、劣勢の中での継続試合でした。ただ、再開直後に失点したものの、この一週間を上手く対策に時間を当てたようで、6回裏には2死2塁から鳥谷選手のチーム初ヒットがタイムリーに。
9回裏には1死から3連続長短打で2点を奪い、荻田投手をマウンドから引きずり下ろす。更に変わった小野田投手も攻めて1点差に迫り、尚も2死1,2塁のチャンスでしたが、最後は代打の3年生、伊藤選手が三振に倒れ試合終了。
ただ、元々3年生が4人しかいないチームの中で、最後3年生が必死につないで1点差まで迫る攻撃をみせたのは感動する粘りでした。
同朋は2年生が7人スタメンに名を連ねるチーム。この経験を新チームに生かしていってほしいですね。
桜台は2年生の先発の荻田投手がなかなか力があり、4番小粥選手の活躍も光りました。また7番の辻村選手も2年生ながら光る打撃をみせて楽しみだなと感じました。
次は愛知黎明。どこまで戦えるか注目です。

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