6月20日に刈谷球場で行われた豊田自動織機−ニデックの観戦記です。
勝てばベスト4進出となる試合。ニデックペースで試合が進みました。

豊田自動織機
0000012|3 H5 E3
105220X|10 H7 E0
ニデック

豊田自動織機
小島(47)、子迫(18)−神谷
ニデック
春田(16)、大竹(13)−水谷

投手成績
豊田自動織機
小島 2回2/3 68球 被安打5 四球3 三振0 失点6(自責点5)
子迫 3回1/3 72球 被安打2 四死球7 三振3 失点4

ニデック
春田 6回 93球 被安打3 四死球5 三振5 失点1
大竹 1回 26球 被安打2 四球1 三振2 失点2(自責点0)


(出場選手)
豊田自動織機
9貞廣(14) 6平野(0) 3萬部(1) 2神谷(3) 5天野(5) D高須(26) 7宮下(9) 4戸嶋(4) 8島本(22)
ニデック
8竹内(7) 5加藤(5) 2水谷(23)→2籾山(24) 3土井(25) D濱(8) 6越智(10) 9泉(2)→H房野(6)→9 4山下(22) 7杉本(12)

(試合経過)
1回裏、1死2塁から二走の竹内が3盗を仕掛け、キャッチャーからの送球が逸れる間に生還。ニデックが先制。1−0
3回裏、2死2塁から4番土井がタイムリー3ベース。5番濱が2ランホームラン。更に2死1塁から7番泉が2ランホームラン。ここでピッチャー交代、子迫。6−0
4回裏、2死から5連続四球で2点。8−0
5回裏、1死3塁から1番竹内が上手く叩いて、投ゴロ内野安打の間に1点。1死2,3塁から3番水谷の叩きの間に1点。10−0
6回表、無死1,3塁から4番神谷の投ゴロの間に1点。10−1
7回表、ピッチャー交代、大竹。2死満塁から4番神谷の左飛を落球し2者生還。5番天野を抑えてコールド成立。10−3でニデックが勝ちました。

総評

ニデックが快勝。3回裏は2死走者なしから長打が4本集まり、2ランが2本もあって5点。ここで勝負はついた形になりました。
ニデックは打線の状態が良く、結構長打が出ています。投手陣はやや不安があるのですが、それをカバーしようという形で点を取りに行く攻撃が出来ている印象。今後は一線級の投手陣が相手になると思いますが、そこでもどれだけ打てるかがカギになりそうです。
投手陣は春田投手がランナーを出しながらも粘って6回1失点。ただ、四死球のランナーが多かったのは反省。大竹投手は前回大会で、同じようなコールド圏内からの登板で逃げ切りを失敗した経験があり、同じようなシチュエーションでのマウンドでした。いきなり四球とヒットでランナーを出して苦しむも、2死満塁までこぎつけ、左飛で終わったと思ったところでレフトが落球し2失点。嫌な雰囲気でしたが、何とか最後打ち取って逃げ切りに成功。こういう経験をプラスにしていきたいですね。
豊田自動織機は先発の小島投手が3回につかまり厳しい展開に。子迫投手は4回2死無走者からボールがばらつきだし、5連続四球。スピードはあるのですが・・・。そんなに打たれずの失点だったのがもったいない。
両投手とも高卒ルーキー。彼らの成長が今後のカギになりそうです。

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