6月13日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第6代表決定戦、東海理化−JR東海の観戦記です。
勝つか負けるかで天国か地獄か。最後の試合を見届けるために足を運びました。

東海理化
000301000|4 H8 E0
000000001|1 H9 E0
JR東海

東海理化
池田大(19)−池間
JR東海
辻井(17)、不後(14)、河村(18)−牛場

投手成績
東海理化
池田大 9回 134球 被安打9 四球2 三振5 失点1

JR東海
辻井 3回1/3 76球 被安打4 四球2 三振4 失点3
不後 2回 38球 被安打2 四球0 三振2 失点1
河村 3回2/3 59球 被安打2 四死球3 三振5 失点0

(出場選手)
東海理化
6中野(10) 5川上(23) 8井貝(2) D門叶(9) 7齋藤(1) 3武藤(8) 9河田(31) 2池間(12) 4杉浦(5)
JR東海
6山崎(0) 8山本(5)→9 4吉田有(4) 5平野(7) 7三村(8) D堀尾(25) 3上神(28)→H松野(3)→3 2牛場(33)→H伊藤(10)→R小野寺(29) 9水谷祥(1)→H吉田隼(9)→8

(試合経過)
2回裏、1死から5番三村、6番堀尾の連打で1,2塁。しかし7番上神が左飛、8番牛場が三振に倒れ無得点。
4回表、1死1,2塁から6番武藤がライトポール際の3ランホームラン。1死1塁でピッチャー交代、不後。3−0
4回裏、1死1塁から5番三村の2ベースで1死2,3塁となるも、6番堀尾、7番上神が倒れ得点ならず。
6回表、1死から武藤が今度はレフトポール際にライナー性で飛び込む2打席連続ホームラン。4−0
9回裏、2死1,3塁から代打伊藤がタイムリー2ベース。4−1
東海理化が勝って第6代表の座を獲得しました。

総評

中1日に池田大将投手と中6日の辻井投手。4連戦目だった東海理化に対し、2連戦目だったJR東海。正直選手の体力面等はJR東海が有利かな、と試合前は思っていました。
池田投手も初回を見た限りだと身体は重そうでしたし。それでも本人は2回裏に1死1,2塁から7番上神選手を左飛、8番牛場選手を三振に斬った場面。この牛場選手への投球でスイッチが入った感じになって、そこからは普段通りに投げられたとのことでした。
そして武藤選手が4回表に3ランホームラン。実はこの打席まで、1回戦の3ランホームランから22打数連続ノーヒットという状態でした。本人も自覚するレベルでの不調。この日は打順が一つ下がりましたが、それで気持ちも楽になった部分もあった感じで3ランホームランが出て、チームも本人も一気に楽になりました。
次の打席は技ありというか、逆方向のポール際にライナーで飛び込むホームラン。これが決定打ともなりました。
東海理化は第4代表決定戦から連敗。しかも連戦ということでかなり厳しい状態でした。それでも日替わりでヒーローが出て、昨年の経験も生かしての勝利。福本選手の穴もありながら、チーム全員で勝ち取った代表権は本当にお見事だったと思います。
JR東海はチャンスはあったものの、池田大投手にうまくかわされた印象。最終回で代打の伊藤選手がタイムリーを放ち意地は見せましたが・・・。
シード権がありながらそれを生かしきれず。打線が最後までふるわなかった印象です。投手陣は頑張っていたのですが。
地力はあるチームだっただけに、運とか、ちょっとしたことで変わるなと改めて実感。日本選手権の代表権を取れるようにここから打力等強化していってほしいですね。

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