6月12日に神宮球場で行われた2回戦、中京大−中部学院大の観戦記です。
三連盟王座で当たる隣県対決。エースはお互いに完投していたので、2番手の先発投手の出来が勝敗を分けました。

中京大
000300000|3 H7 E2
000000000|0 H6 E0
中部学院大

中京大
安藤(16)−森瀬
中部学院大
長倉(19)、古澤(20)、小川(14)−竹中

投手成績
中京大
安藤 9回 131球 被安打6 四球0 三振9 失点0

中部学院大
長倉 3回0/3 45球 被安打4 四球1 三振2 失点3
古澤 2回 33球 被安打2 四球0 三振1 失点0
小川 4回 36球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
中京大
9加藤(3) D鈴木(23) 8秋山(1) 4桑原(10) 3川瀬(5) 7狩俣(24) 2森瀬(22) 5金沢(33) 6福岡(6)
中部大
8佐藤(2) 9田中(1) 5森(10) D榎田(5) 7江川(3) 6林(4)→H外山(33) 3元山(6) 2竹中(27) 4桂(7)

(試合経過)
4回表、3番秋山、4番桑原の連打で無死1,2塁。5番川瀬が3ランホームラン。ここでピッチャー交代、古澤。1死から7番森瀬、8番金沢のヒットでチャンスを作るも後続が倒れ3点に留まる。3−0
5回裏、無死1塁から8番竹中のバントを1塁手が悪送球。無死1,3塁に。9番桂が三振。1番佐藤がゲッツーに倒れ0点。
6回表、ピッチャー交代、小川。
6回裏、安藤が三者連続三振の快投。
9回裏、1死1,2塁のピンチも代打外山、7番元山がともに1ゴロに倒れ試合終了。
中京大の安藤投手が完封。中京大が42年ぶりのベスト8進出を決めました。

総評

中京大の安藤投手に尽きる試合。
序盤からボールが走っていて、いきなり先頭バッターを出したものの、1死2塁のピンチをしのぐとスイスイと抑えていく。MAXも自身最速タイの147kmをマークし、投げやすそうな投球でこれまでの最長イニングの5回まで0点に抑える。6回に治療していたので心配しましたが、足のマメがつぶれたとのこと。大事には至らず、そのままマウンドに上がるとそこで三者三振。終盤はさすがに疲れが見えましたが、最後まで気力で投げ切って完封。元々はゴロアウトを取る投手でしたが、この日は三振9個。特にカットボールが有効だった印象です。
学生コーチから昨年秋の終わりに選手に復帰。そこから神宮で完封というシンデレラストーリーがすごかったです。
打つ方は4回表に5番の川瀬選手が3ランホームラン。チャンスで浮いてきたスライダーを捉えました。出来れば追加点を奪いたいところでしたが、そこから淡泊になってしまったところは課題。
中部学院大は長倉投手が先発。球威が本来のものではなく、3回までは上手く抑えたものの、4回にクリーンアップに捕まって3ラン。結局この1本だけということでしたが、防ぎようはなかった印象でしたし仕方ないかな。
気になったのは攻撃で、先頭を出した場面でバントを選択することが多かった点。ちょっと間宮監督らしからぬ消極策でした。佐藤選手、江川選手が複数安打を放ちましたが、ランナーのいるところで回せなかった。3ランで後手に回ってしまった形でしたね。
中京大は42年ぶりのベスト8進出。青山学院大との対戦。高木投手次第になると思いますが、高木投手がどれだけ投げられるかも楽しみです。