6月8日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第3代表決定戦、王子−西濃運輸の観戦記です。第3代表決定戦もやはり終盤まで同点で推移。決めたのは苦しんだ4番打者でした。

王子
000100050|6 H13 E1
001000000|1 H5 E1
西濃運輸

王子
中島(16)、宮崎(21)、浅井(14)−細川
西濃運輸
森岡(20)、山下(13)、摺石(21)、奥(17)−城野

投手成績
王子
中島 5回 89球 被安打4 四死球2 三振2 失点1
宮崎 3回 48球 被安打1 四死球2 三振4 失点0
浅井 1回 17球 被安打0 四球1 三振2 失点0

西濃運輸
森岡 5回 83球 被安打4 四球2 三振1 失点1
山下 2回2/3 43球 被安打6 死球1 三振0 失点5
摺石 1/3 15球 被安打2 四球0 三振0 失点0
奥 1回 20球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
王子
5山口(4) 6前田(5) 3平野(10) 7吉岡(6) 2細川(22) D神鳥(25) 8山ノ井(8)→9 9横井(1)→8大杉(3) 4中川(7)
西濃運輸
8左向(24) 6北野(6) 5野崎(28) D小中(10) 7原田(31) 9修行(33) 2城野(2) 4宮田(7)→H河田(26)→R渡邊(4) 3福山(8)→H大山(0)

(試合経過)
3回裏、2死満塁から5番原田の死球で押し出し。西濃運輸が先制。1−0
4回表、2死1,2塁から7番山ノ井がタイムリー。1−1の同点。
6回表、ピッチャー交代、山下。
6回裏、ピッチャー交代、宮崎。
8回表、2死1塁から4番吉岡の打席でランナーの平野がギャンブルスタート。吉岡が捉えてランエンドヒットの形になり、タイムリー2ベースに。更に2死満塁から山ノ井が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、摺石。2死満塁から9番中川が2点タイムリー。結局打者一巡で5点をあげ王子が勝ち越し。6−1
9回表、ピッチャー交代、奥。
9回裏、ピッチャー交代、浅井。
王子が終盤勝ち越して勝利。第3代表の座を獲得しました。

総評

まず驚いたのが西濃運輸の森岡投手先発。今大会ではリリーフで2度登板してどちらも不本意な投球。前回はストライクが入らず、4球で四球を出して打者1人で交代。そんな投手も先発で抜擢。そして5回1失点で抑えたのだから、佐伯マジックおそるべし、となりました。
一方の王子は中島投手が先発し、こちらも5回1失点と好投。お互いにランナーを出しながらの粘りあいに。
6回からリリーフ勝負。こちらも西濃運輸が山下投手、王子が宮崎投手。なかなかの投球で6回7回と0を並べ8回へ。
8回表、1死から前田選手がヒットで出て、3番平野選手の1ゴロでランナーが入れ替わる。2死1塁から吉岡選手の場面でカウント1−2からランナーがスタートを切るのですが・・・。実はここまで王子はとにかくランナーにスタートを切らせまくっていて、4度企画で2度成功という状況。そしてここでの平野選手は投手がモーションに入る前からスタートを切った形で、山下投手も気づかずにそのまま投球。これを吉岡選手が捉えてタイムリー2ベースとなり、ついに勝ち越し。これでショックを受けたのもあったかと思いますが、死球を挟んで4連打。摺石投手も止められず計5点が入り試合は決まりました。
この時のランナーはギャンブルスタートのサインだったと湯浅監督は明かしてくれました。試合を通して攻める姿勢。これが王子の終盤での強さにつながったかな、と感じました。
吉岡選手は4番を任されながらこの試合まで17打席15打数ノーヒットという極度の不振状態。それでも使い続けた湯浅監督に応え、第3打席でヒットを放つと第4打席で決勝のタイムリー2ベース。応えた吉岡選手が見事でしたが、我慢した湯浅監督もすごかったなと感じる采配でした。
西濃運輸は振り返ると1回裏、3回裏のチャンスで押し出し死球の1点しか取れなかったこと。ここが全てだったかなと。6回、7回と宮崎投手に三者凡退に打ち取られ、相手に流れを渡してしまった。ただここまで山下投手はチームを救ってきたし、責められないかなと。
奥投手が最後投げて155kmの圧巻のパフォーマンス。こういうところからチームをのせていきたいですね。
第5代表決定戦は中2日空きますし、吉田投手が使えると思えば十分戦える状態かなと。
切り替えて代表の座をつかんでほしいですね。

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