5月26日に小牧球場で行われた第2試合、愛知黎明−誉の観戦記です。
全尾張大会の準決勝の第2試合は私学同士の対戦。愛知黎明は県大会を逃した後の仕切り直しをしてここまで勝ち上がってきました。

愛知黎明
021100010|5 H9 E1
100000001|2 H12 E1


愛知黎明
大黒(8)、玉寄(11)−東

本田(19)、宮ノ腰(10)、樋口(11)、山口(1)−矢島

投手成績
愛知黎明
大黒 4回1/3 88球 被安打6 四球2 三振3 失点1(自責点0)
玉寄 4回2/3 75球 被安打6 四球2 三振2 失点1


本田 2回 26球 被安打2 四死球2 三振1 失点2
宮ノ腰 1回2/3 36球 被安打2 四球2 三振0 失点2(自責点1)
樋口 2回1/3 18球 被安打0 死球1 三振1 失点0
山口 3回 47球 被安打5 死球1 三振3 失点1

(出場選手)
愛知黎明
5原田 3稲岡 4櫛田 2東 9長谷川 1大黒(8) 8宮(1) 7八木(17) 6丹下

8田所 9後藤 3阿部(13)→H与那覇(3)→3 2矢島 5黒田 7稲垣(16)→H篠田(7)→7 4栗田→R矢野(14)→4 6今野 1本田(19)→H大矢(18)→1宮ノ腰(10)→1樋口(11)→H西村(17)→1山口(1)

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番矢島がタイムリー。誉が先制。1−0
2回表、無死2,3塁から7番宮のスクイズが成功。8番八木の2球目にスクイズを仕掛け、ボールが1バウンドになって少し弾く間に3塁ランナーがホームイン。記録本盗で2点目。愛知黎明が逆転。2−1
3回表、ピッチャー交代、宮ノ腰。2死2,3塁から6番大黒のタイムリー内野安打。3−1
4回表、2死1,2塁から2番稲岡のタイムリー。ここでピッチャー交代、樋口。4−1
5回裏、1死2塁でピッチャー交代、玉寄。
7回表、ピッチャー交代、山口。
8回表、1死3塁から1番原田がタイムリー。5−1
9回裏、無死3塁から1番田所がタイムリー2ベース。5−2
愛知黎明が逃げ切って決勝進出を決めました。

総評

愛知黎明は守備がよかった。結構ヒットは打たれましたし、終盤もピンチが多かったのですが、2回、8回、9回とゲッツーを取ってピンチを脱出。最終回に少し外野守備がバタつきましたが、目指す形は出来た印象です。
攻撃でも最初にスクイズで2点。更に2死で3塁にランナーを置いてタイムリー内野安打としぶとく点を取る形が出来ていた。春に県大会を逃してどうかなと思いましたが、やはり力はあるなと感じる試合運びを見せました。
原田選手は能力の高さを見せましたし、丹下選手の守備の上手さも光りました。
誉はヒットは相手を上回りましたが、あと1本がなかなか出ず。投手は本田投手、山口投手が130km後半をマークし、力のある球を投げましたがやや不安定でした。3番手の樋口投手が好投したのが収穫。
田所選手は9回に2ベースを放ちヒットはこの1本。ただ、引っ張る打球が出るようになっていたのはよかったと思います。2塁打の到達タイムが7.84秒とやはりスピードは異色の存在。彼が引っ張っていく存在になってほしいですね。

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