5月25日に長良川球場で行われた第2試合、皇学館大−中部学院大の観戦記です。
皇学館大は後がない一戦。中部学院大相手にどういう戦いを見せるか注目して観戦しました。

皇学館大
000100110|3 H9 E2
02010021X|6 H9 E1
中部学院大

皇学館大
杉浦(11)、佐野(21)−床辺
中部学院大
長倉(19)、古澤(20)、冷水(15)、小川(14)−竹中

投手成績
皇学館大
杉浦 2回1/3 33球 被安打4 四球0 三振0 失点2
佐野 5回2/3 102球 被安打5 四球3 三振4 失点4(自責点1)

中部学院大
長倉 4回 68球 被安打5 四球1 三振2 失点1
古澤 2回2/3 59球 被安打2 四球3 三振3 失点1(自責点0)
冷水 1回1/3 25球 被安打2 四球1 三振1 失点1
小川 1回 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0


(出場選手)
皇学館大
7浅井(1) 8小阪(2) 2床辺(22) D濱野(8) 3川合(25) 5生田(9) 6村田(24) 4小林(10)→H木本(4)→R鈴木(26)→4 9出口翔(43)
中部学院大
8佐藤(2) 9田中(1) 5森(10) D榎田(5) 7江川(3)→7西村(24) 6林(4) 3元山(6) 2竹中(27) 4桂(7)

(試合経過)
2回裏、無死3塁から5番江川がタイムリー。更に2死3塁から8番竹中がタイムリー。中部学院大が2点を先制。2−0
4回表、1死1,3塁から6番生田が犠牲フライ。2−1
4回裏、1死1,3塁から6番生田の犠牲フライ。3−1
5回表、ピッチャー交代、古澤。
7回表、2死満塁から3番床辺に押し出し四球。ここでピッチャー交代、冷水。3−2
7回裏、1死1,2塁からタイムリーエラーで1点。尚も1死1,2塁から4番榎田のタイムリー2ベース。5−2
8回表、1死から6番生田がソロホームラン。5−3
8回裏、無死1,3塁から9番桂のセーフティプッシュスクイズが成功。6−3
中部学院大が逃げ切りました。

総評

中部学院大が常に先手を取る展開。反撃を許してもすぐにまた点を取っていましたし、試合内容はよかったように見えるのですが、どちらかというと皇学館大の粘りに苦しんだ、という試合でした。
どうしても次の試合のことを考えると宮島投手は当然として、小川投手も出来れば使いたくない試合。そんな中長倉投手が早めに降板。古澤投手が好リリーフを見せてチームを救ったのですが、それでも3イニング目に疲れが出て冷水投手を投入。最後小川投手を1イニング使わざるを得なくなりました。
それが微妙に3試合目にも影響したんですよね。まぁそれだけ粘った皇学館大もお見事だったと思うのですが。
皇学館大も積極的に足を使うなど、何とかしよういう意図は感じました。7回表に1点差に迫って尚も2死満塁で1本出ていれば・・・。
失点にエラーも絡んでいましたし、こういう大きな試合ではそのあたりが影響してしまう。この経験を秋に活かしてほしいですね。
床辺選手の奮闘が光る2試合でした。改めていい選手だなと感じました。

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