5月11日に豊田球場で行われた第2試合、豊橋中央−西尾東の観戦記です。
西尾東は春の県大会でベスト8に入り夏のシードを獲得。豊橋中央も力があり、好ゲームを期待しての観戦でした。

豊橋中央
102000200|5 H8 E1
000002000|2 H7 E1
西尾東

豊橋中央
谷奥(1)、浅岡(19)、前島(14)、小栗(11)、内山(10)−松井
西尾東
柴田(8)、梅本(20)、中山(1)−細川

投手成績
豊橋中央
谷奥 3回 38球 被安打3 四球0 三振0 失点0
浅岡 1回 20球 被安打0 四球0 三振1 失点0
前島 1回 6球 被安打1 四球0 三振0 失点0
小栗 2回 51球 被安打2 四球1 三振1 失点2
内山 2回 33球 被安打1 四球2 三振1 失点0

西尾東
柴田 3回 46球 被安打3 死球2 三振0 失点3
梅本 2回 21球 被安打1 四球0 三振1 失点0
中山 4回 66球 被安打4 四球1 三振1 失点2(自責点0)

(出場選手)
豊橋中央
8成瀬 7六車 5高安 3佐藤 2松井 6近藤 4米田 1谷奥→H小林(13)→1浅岡(19)→1前島(14)→1小栗(11)→1内山(10) 9夏目→9寺本(20)
西尾東
1柴田(8)→8 7大山 2細川 3黒柳 4西村(14) 9伴(19) 6野呂 8松尾(18)→1梅本(20)→H富山(15)→1中山(1) 5鈴木(4)→H磯貝(5)→5永谷(16)

(試合経過)
1回表、2死3塁から3番佐藤がタイムリー。豊橋中央が先制。1−0
3回表、2死2,3塁から4番佐藤が2点タイムリー2ベース。3−0
4回表、ピッチャー交代、梅本。
4回裏、ピッチャー交代、浅岡。
5回裏、ピッチャー交代、前島。
6回表、ピッチャー交代、中山。
6回裏、ピッチャー交代、小栗。無死1塁から2番大山がタイムリー3ベース。1死3塁から4番黒柳がタイムリー。3−2
7回表、2死2,3塁から2番六車が2点タイムリー。5−2
8回裏、ピッチャー交代、内山。1死満塁から4番黒柳を6−4−3のゲッツーに打ち取り0点で切り抜ける。
豊橋中央が勝ちました。

総評

どちらのチームも夏を見据えて投手を試す形の運用。
豊橋中央は4番佐藤選手の活躍で3回までに3点を挙げ優位に立ちます。
そこからお互いに継投に入っていきますが、プロが注目する小栗投手、内山投手がどちらも最初のイニングが不安定な投球となり、小栗投手が2失点。ただ、2イニング目は修正しましたし、どちらもちょっとマウンドが合わなかったそうなので、そんなに気にしなくてもいいかもしれません。小栗投手がMAX144km。内山投手がMAX145km。球速は以前見た時よりもあがっていました。
1番の成瀬選手の当たってでも出るという気迫は素晴らしかった。
西尾東も本来センターの柴田選手が先発。2番手が2年生の梅本投手。どちらも持ち味は出した印象。梅本投手が2回を無失点。これは収穫と言えそうな投球でした。
打線は球の速い小栗投手、内山投手にも負けないスイングを見せていました。個々の能力はやはり高いですね。
シード校というのは伊達じゃないな、という試合は見せました。夏までにさらに成長して迎えてほしいですね。

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