4月8日に浜松球場で行われた準決勝第2試合、東京ガスーヤマハの観戦記です。
地元勢最後の砦となったヤマハがどういう試合を見せるか、注目して観戦しました。

東京ガス
000000000|0 H7 E1
10100100X|3 H5 E1
ヤマハ

東京ガス
高橋(34)、伊東(14)−津原、薩美
ヤマハ
九谷(13)、沢山(34)−大本

投手成績
東京ガス
高橋 7回 89球 被安打5 四死球2 三振2 失点3
伊東 1回 13球 被安打0 四球0 三振0 失点0

ヤマハ
九谷 5回 71球 被安打5 四球0 三振3 失点0
沢山 4回 58球 被安打2 四球2 三振5 失点0

(出場選手)
東京ガス
D楠(1) 5中濱(7) 8中尾(33) 3加藤(8) 7高岡(0) 9笹川(24) 4相馬(3) 2津原(22)→R薩美(27)→2→H小野田(26) 6北本(2)
ヤマハ
3秋利(4) 4宮崎(2) 9網谷(5) 2大本(22) 7桃谷(26)→H川邉(8)→8前野(25) 5小林(6) D笠松(33) 6相羽(10)→H永濱(7)→6 8西村(0)→7

(試合経過)
1回裏、1死2塁から3番網谷がタイムリー。ヤマハが先制。1−0
3回裏、2死1,2塁から3番網谷がタイムリー2ベース。1塁ランナーはホームタッチアウト。2−0
6回表、ピッチャー交代、沢山。
6回裏、1死2塁から3番網谷のヒットにレフトのエラーが重なりランナー生還。3−0
8回裏、ピッチャー交代、伊東。
ヤマハが勝って決勝進出を決めました。

総評

東京ガスはこの試合までは3試合全てコールド勝ちと打線が好調。抑えるには速球派よりも軟投派と考えたのか九谷投手が先発で、これが上手くはまりました。
バックの守備や自身の好プレーもあり、5回を投げ切って無失点。6回からは一転して速球派の沢山投手がマウンドに上がり、140km前半のまっすぐで押すピッチングで抑え込まれました。
ヤマハはまず投手起用で上手く東京ガス打線を封じ、攻撃では網谷選手が絶好調。上手くランナーを置いて回し、タイムリー2本に、6回もコーチャーが止めなければタイムリーとして記録されていた当たりだったので、3点すべてに絡む活躍。ちょっと手がつけられなくなっている感じでした。
ルーキーが3人起用されましたが、西村選手が1本ヒットを放ち活躍。栄徳出身。頑張ってほしいですね。
東京ガスも8回、9回は沢山投手を攻めて2人ずつランナーを出したのですがあと一本出ず。完封負けとなりました。

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