4月4日に春日井球場で行われた3位決定戦。中部大第一−愛産大工の観戦記です。
秋に見ているチーム同士ですが、一冬越して新しい戦力などいるか注目して観戦しました。

中部大第一
0100030005|9 H12 E4
0000010121|5 H13 E1
愛産大工
(延長10回タイブレーク)

中部大第一
治京(11)、田口(8)、尾野(10)、江口(19)−西田
愛産大工
蟹江(1)、丹下(13)、石川(11)、中島(16)、三浦(18)、織田(10)−吉川

投手成績
中部大第一
治京 4回 56球 被安打7 四球0 三振1 失点0
田口 1回2/3 35球 被安打1 四球1 三振0 失点1(自責点0)
尾野 3回1/3 53球 被安打5 四球1 三振0 失点3(自責点2)
江口 1回 13球 被安打0 四球1 三振0 失点1(自責点0)

愛産大工
蟹江 4回 60球 被安打4 四球2 三振2 失点1
丹下 1回1/3 29球 被安打2 四球1 三振1 失点3(自責点2)
石川 2/3 10球 被安打1 四球0 三振0 失点0
中島 2回 30球 被安打0 死球1 三振2 失点0
三浦 1回0/3 26球 被安打3 四球1 三振1 失点4(自責点2)
織田 1回 12球 被安打2 四球0 三振0 失点1

(出場選手)
中部大第一
9鈴木胡(17)→7 5堀田 4竹内 8篠田(9)→9 7木下(13)→1尾野(10)→H吉川(7)→R近田→1江口(19) 3河内 6服部 2西田 1治京→H山本(18)→1田口(8)→8
愛産大工
8田ノ上 4水野 6淺井 3田中 7山田 9佐藤→H永田(19)→9 5竹内→1織田(10) 2吉川 1蟹江→H福山(14)→1丹下(13)→1石川(11)→H松山(17)→1中島(16)→H河合(20)→1三浦(18)→5柴田(15)

(試合経過)
2回表、1死2,3塁から7番服部のセーフティスクイズが成功(記録はヒット)。中部大第一が先制。1−0
2回裏、2死2塁から1番田ノ上のヒットで2塁ランナーがホームを突くもタッチアウト。得点ならず。
5回表、ピッチャー交代、丹下。
5回裏、ピッチャー交代、田口。
6回表、1死1塁から5番木下がタイムリー2ベース。1死1,3塁でピッチャー交代、石川。7番服部のところで1塁ランナースタートのエンドラン。弾んだ投ゴロの間に3塁ランナーが生還。2死2塁から8番西田のセーフティバントでキャッチャーが1塁送球が悪送球となり、2塁ランナーが生還。4−0
6回裏、2死満塁から代打松山が押し出し四球。ここでピッチャー交代、尾野。4−1
7回表、ピッチャー交代、中島。
8回裏、2死1,2塁から1番田ノ上がタイムリー。4−2
9回表、ピッチャー交代、三浦。
9回裏、無死1塁から4番田中が2ランホームラン。同点に追いつく。4−4
タイブレークに突入。
10回表、無死1,2塁から四球で満塁。1番鈴木胡がタイムリー。2番堀田もタイムリー。ここでピッチャー交代、織田。2死1,2塁から4番篠田が2点タイムリー2ベース。代打吉川がタイムリー。この回5点。9−4
10回裏、1死満塁から1番田ノ上が犠牲フライ。9−5
中部大第一がタイブレークを制して3位に。

総評

どちらもランナーを出しながら得点はなかなか奪えないジリジリとした展開。ただどちらかというと愛産大工に拙攻というか、走塁ミスが特に目立ちました。
ランナー2塁での状況判断ミスが3度ほど。ここは反省したいですね。
中部大第一は先制点がセーフティスクイズ。2点目は長打でしたが、3点目はいわゆる軟式で言う叩き。4点目がバントヒットに相手のエラーが絡んでという内容。小技で打開するという攻撃が上手くいっていました。
そこを力で追いついたのが愛産大工。4番田中選手の一発は打った瞬間の当たり。新基準バットでもしっかりと打てるというのを証明してくれました。
タイブレークは中部大第一の先頭バッターを四球。ここから連打となり決まってしまいました。最初のバッターがタイブレークでは重要ですが、四球はやはりきつくなりますね。
愛産大工の投手陣はレベルが高かった。6人中5人が130kmオーバー。三浦投手は144kmをマーク。素晴らしい球を投げていました。
中部大第一はやはり篠田選手が中心。その前後の打者がどれだけ打てるか。10回は上位打線がよくつなげました。こういうしぶとい戦いをして強くなっていきたいですね。

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