バカ塗りの娘

「バカ塗りの娘」を観てきました。

(あらすじ)
青森県弘前市。青木美也子は高校卒業後もやりたいことが見つからず、家計を助けるためスーパーで働いている。何をやってもうまくいかず自分に自信を持てない彼女だったが、津軽塗職人である父の手伝いだけは夢中になれた。しかし父は業界の斜陽とともに気力を失い、いつしか家族もバラバラになっていた。貧しい暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出ていった母と、家を継がず美容師になった兄。そんな家族の中で、津軽塗の道に進みたいと言い出せない美也子だったが……。

前編津軽弁。慣れないので聞き取りにくい部分もありましたが、それがこの映画の味というか、青森、漆職人、津軽塗、を描いていたと思います。
職人さんの大変さ、技術が良く伝わってきて、そこを丁寧に見せたのは良かった。

ただ、全体的に説明不足というか、表情や動きで見せようとし過ぎていて、分かりにくかったのが残念。理解の無い人がそんなに簡単に変わるか?と最後思ってしまったのもちょっともったいなかった。

堀田真由さんはやっぱりいい役者さんだな、と思いましたし、魅力が出ていました。彼女が見れたので少し点数が上がったかな。(笑)

☆は3.5で。