9月18日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第2代表決定戦、三菱自動車岡崎−東海理化の観戦記です。
代表決定戦でどちらもエースが先発。ホームランが試合を決めました。

三菱自動車岡崎
000120000|3 H5 E0
001000001|2 H6 E1
東海理化

三菱自動車岡崎
秋山翔(21)−伊藤
東海理化
池田大(19)、茶谷(20)、河野(18)−池間

投手成績
三菱自動車岡崎
秋山翔 9回 117球 被安打6 四球0 三振6 失点2

東海理化
池田大 6回2/3 78球 被安打4 四球1 三振6 失点3
茶谷 1回1/3 21球 被安打1 四球0 三振1 失点0
河野 1回 16球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
三菱自動車岡崎
9豊住(24) 3小室(6) 7山田(29) D星野(20)→H井上(25) 5荒井(5) 2伊藤(26) 8中村奎(31) 4宇都口(2) 6内藤(8)
東海理化
3鈴木(3)→5 8福本(28) 9武藤(8) 7門叶(9) D安藤(5) 5川上(23)→H宮石(32)→3 6中野(10) 2池間(12) 4野田(4)

(試合経過)
3回裏、2死2塁から1番鈴木がタイムリー。更に2死2塁から2番福本がヒットを放ち、2塁ランナーがホームを狙うもこれはタッチアウトに。東海理化は1点先制。1−0
4回表、先頭の豊住が打った瞬間それとわかるライトへ同点ホームラン。1−1
5回表、2死1塁から1番の豊住が先ほどとほぼ同じライトへ打った瞬間の勝ち越し2ランホームラン。3−1
7回表、2死1塁でピッチャー交代、茶谷。9番内藤がヒットを放ち、2死1,3塁とするも、1番豊住を抑えて失点を防ぎます。
9回表、ピッチャー交代、河野。
9回裏、1死3塁から3番武藤はセンターへいい当たりもライナー。タッチアップで1点。反撃はここまで。三菱自動車岡崎が勝って3年ぶりの代表を座を勝ち取りました。

総評

前日にリードをしながら8回に逆転をされて第2代表に回った三菱自動車岡崎。嫌な流れかな、と思いましたが、エースの秋山翔投手を中4日でこの日の先発に立てられたので、前日の引きずらずに戦えましたね。
一方の池田大投手は前回4回途中KOから中2日で先発。しっかりと立ち直ってこの日は好投しました。
序盤は完全な投手戦。東海理化が先制。その直後に豊住選手の一発。これは完璧な当たりで、池田大投手が打たれた瞬間思わず「あっ」と声が出るほど。この後、更にエラーも絡んでピンチでしたが、ここは池田大投手が踏ん張る。
5回表は2死から内藤選手がヒットで出て、豊住選手がまたも打席に。ここでまたも完璧な一発を放ち、三菱自動車岡崎が逆転。打ち出すと手が付けられないタイプの打者ですが、2打席連続のホームランは圧巻でした。
どちらの投手も良かったですが、秋山投手が内容で上回りました。ピンチは2回だけで、そこをどちらも1点ずつで踏ん張るあたりがさすがエース。今年1年ずっと高値安定していましたが、今大会でもしっかりとチームを勝たせました。優秀選手賞は豊住選手に譲りましたが、彼の力も大きかったですね。
東海理化はいい戦いは出来ている印象。池田投手を早めに降ろしたのは次も考えてのことでしょう。第3代表決定戦は総力戦。都市対抗予選のように最後の切符を掴めるか、注目です。

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