8月22日に春日井球場で行われた第1試合、名城大附−愛工大名電の観戦記です。
夏にもぶつかった対戦。名城大附はこの地区予選でのベスト4が2007年以来とか。私学4強相手にどう戦うか注目して観戦しました。

名城大附
0100100|2 H6 E0
0003222|9 H17 E0
愛工大名電
(7回コールド)

名城大附
黒澤(1)、神谷(11)、小澤(16)、橋倉(18)−野呂
愛工大名電
古谷(1)、鈴木来(13)、磯田(12)−板倉

投手成績
名城大附
黒澤 4回1/3 76球 被安打10 四死球2 三振3 失点5
神谷 1回2/3 23球 被安打3 四球0 三振1 失点2
小澤 1/3 8球 被安打2 四球0 三振1 失点2
橋倉 0/3 10球 被安打2 四球(1) 三振0 失点0

愛工大名電
古谷 4回 60球 被安打3 四死球2 三振5 失点1
鈴木来 1回2/3 37球 被安打3 四球1 三振5 失点1
磯田 1回1/3 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
名城大附
8藤井 7永津 6畑中俊 5加藤 2野呂 3長谷川 9鈴木 4平松 1黒澤→1神谷(11)→1小沢(16)→1橋倉(18)
愛工大名電
5山口泰 4吉田 7石見 9石島 8宍戸 3鈴木礼 2板倉 6鈴木真 1古谷→H野口→1鈴木来(13)→1磯田(12)

(試合経過)
2回表、2死1,2塁から連続ワイルドピッチで1点。名城大が先制。1−0
4回裏、1死満塁から6番鈴木礼が犠牲フライ。尚も2死2,3塁から7番板倉が2点タイムリー。愛工大名電が逆転。3−1
5回表、ピッチャー交代、鈴木来。2死1塁から2番永津がタイムリー2ベース。3−2
5回裏、1死3塁から3番石見がタイムリー。1死1,2塁から5番宍戸が1ゴロ内野安打の間に2塁ランナーが生還。ここでピッチャー交代、神谷。5−2
6回表、2死1,2塁でピッチャー交代、磯田。
6回裏、2死2,3塁から3番石見が2点タイムリー。7−2
7回裏、ピッチャー交代、小澤。1死1,3塁でピッチャー交代、橋倉。7番板倉のセーフティバントがタイムリーに。申告敬遠で1死満塁から9番磯田がライトオーバーのコールドとなるタイムリーを放ち試合終了。
愛工大名電が中盤以降突き放して決勝進出を果たしました。

総評

愛工大名電は古谷投手が先発。中学時代から有名なピッチャーだったそうですね。高校では伊東投手、大泉投手に先行されている感じでしたが、この日はMAX141km。元中日の岩瀬投手っぽい投げ方です。スライダーがいいので、そこを使えばもっと楽に抑えられそう。好投手です。
連続ワイルドピッチで失点して先制を許す等、あまりいい流れではなかったですが、4回に名城大附の先発、黒澤投手を捕まえて逆転してからは、愛工大名電ペースになりました。
7回で17安打と打線はやはり良く打ちますね。中軸に経験者もそろっていますし、リリーフで投げた2人の1年生もなかなかの投手。やはり新チームも愛知県でトップクラスのチームと言えそうです。
名城大附はここまで快進撃をしてきた投手陣がこの日は捕まりましたが、それでも5回にはタイムリー2ベースで1点差に迫る等、打つ方である程度対応力を見せました。これまで投げてきた投手とは違う投手を試したとも聞きましたので、3決、そして県大会に向けていい準備をしてほしいですね。

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