7月27日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた準決勝の第1試合、中部大春日丘−愛工大名電の観戦記です。
やはりこの対戦の準決勝というと2006年を思い浮かべるんですよね。その時は春日丘が勝っていたはずの試合でしたが、審判の判定からひっくり返されました。中部大春日丘が最も甲子園に近づいた年。壁を破るには最もふさわしい相手との対戦となりました。
中部大春日丘
100101110|5 H10 E1
30201011X|8 H12 E0
愛工大名電
中部大春日丘
水野(12)、塩崎(1)−比嘉門
愛工大名電
伊東(11)、小島大(13)、大泉(10)、笹尾(1)−板倉、秋葉
投手成績
中部大春日丘
水野 2回0/3 48球 被安打3 四球2 三振0 失点5(自責点2)
塩崎 6回 83球 被安打9 四球0 三振4 失点3
愛工大名電
伊東 4回 51球 被安打3 四死球3 三振0 失点2
小島大 2回 23球 被安打2 四球0 三振0 失点1
大泉 1回0/3 37球 被安打4 四球1 三振2 失点2
笹尾 2回 18球 被安打1 四球0 三振1 失点0
(出場選手)
中部大春日丘
2比嘉門 6堀 9小島 3阪野 4高橋 5佐々木 8椙山 1水野(12)→1塩崎(1) 7犬飼歩
愛工大名電
6河田 4金森 5加藤 9寺田 7石見(18)→8角 3中村 8宍戸(19)→7 1伊東(11)→1小島(13)→1大泉(10)→1笹尾(1) 2板倉(14)→2秋葉(2)
(試合経過)
1回表、比嘉門が先頭打者ホームラン。中部大春日丘が先制。1−0
1回裏、2死からエラー、四球、打撃妨害で満塁となり、6番中村が走者一掃の3点タイムリー3ベース。愛工大名電がすぐさま逆転。3−1
3回裏、無死2塁から4番寺田がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、塩崎。1死2,3塁から7番宍戸の1ゴロの間に1点。5−1
4回表、2死2塁から7番椙山がタイムリー2ベース。5−2
5回表、ピッチャー交代、小島大。
5回裏、1死3塁から7番宍戸の犠牲フライ。6−2
6回表、2死1塁から6番佐々木がタイムリー2ベース。6−3
7回表、ピッチャー交代、大泉。2死1,2塁から2番堀がタイムリー。6−4
7回裏、2死3塁から7番宍戸のタイムリー2ベース。7−4
8回表、無死1,2塁でピッチャー交代、笹尾。1死2,3塁から7番椙山の犠牲フライ。7−5
8回裏、1死3塁から2番金森がタイムリー。8−5
愛工大名電が中部大春日丘を振り切って決勝戦進出を決めました。
総評
力の差はそんなに無かった試合。ただ大きな違いがあったのが守備力。名電の初回は2死無走者から1ゴロをエラー。ここから四球、打撃妨害で満塁となっての走者一掃。結局この3点が重くなってしまいました。
3回の4番寺田選手のタイムリーも強い3ゴロを弾いたもので、捌ける可能性はありましたし、7回の寺田選手の内野安打もアウトに出来たかもの打球。これが失点につながってしまったのが痛かったですね。
一方名電は初回に先頭バッターホームランを許した直後にヒット性のセカンドライナーを金森選手が好捕。6回にも2死1塁からタイムリー2ベースを許すも、バッターランナーを3塁でアウト。こういう確実なプレーで2点目を与えなかったのが大きかった。
中部大春日丘は1年生の水野投手を抜擢。一度名古屋戦に投げていたようですが、秘密兵器としてぶつけた形でした。初回、名電は対応しきれてなかった印象だったので、エラーさえなければ、全然違った試合になったかもです。こういう夏の大きな試合で私学4強を倒すにはこういう思い切った起用も必要ですよね。惜しかった。
一つ気になったのは8回表、無死1,2塁でピッチャーが変わったところで、バントを選択した場面。3点ビハインドで2点を返したかったのでしょうが、1点止まり。押せ押せだったのでリスクがあっても攻めてほしかった。
それでも最終回、2死から堀選手がヒットを打つなど、最後まであきらめない姿勢は素晴らしかった。この経験をいつかの甲子園につなげてほしいですね。
愛工大名電は先発野手全員安打。やはりレベルが高いです。7回、8回にダメ押しが出来るところがすごいですよね。
足の速い野手が改めて多いな、と感じました。全国でも勝てるチームだな、と改めて思いましたね。
大泉投手はMAX144kmをマーク。この日は打たれましたが、ボールは素晴らしいですね。
ピックアップ選手等はこちら
やはりこの対戦の準決勝というと2006年を思い浮かべるんですよね。その時は春日丘が勝っていたはずの試合でしたが、審判の判定からひっくり返されました。中部大春日丘が最も甲子園に近づいた年。壁を破るには最もふさわしい相手との対戦となりました。
中部大春日丘
100101110|5 H10 E1
30201011X|8 H12 E0
愛工大名電
中部大春日丘
水野(12)、塩崎(1)−比嘉門
愛工大名電
伊東(11)、小島大(13)、大泉(10)、笹尾(1)−板倉、秋葉
投手成績
中部大春日丘
水野 2回0/3 48球 被安打3 四球2 三振0 失点5(自責点2)
塩崎 6回 83球 被安打9 四球0 三振4 失点3
愛工大名電
伊東 4回 51球 被安打3 四死球3 三振0 失点2
小島大 2回 23球 被安打2 四球0 三振0 失点1
大泉 1回0/3 37球 被安打4 四球1 三振2 失点2
笹尾 2回 18球 被安打1 四球0 三振1 失点0
(出場選手)
中部大春日丘
2比嘉門 6堀 9小島 3阪野 4高橋 5佐々木 8椙山 1水野(12)→1塩崎(1) 7犬飼歩
愛工大名電
6河田 4金森 5加藤 9寺田 7石見(18)→8角 3中村 8宍戸(19)→7 1伊東(11)→1小島(13)→1大泉(10)→1笹尾(1) 2板倉(14)→2秋葉(2)
(試合経過)
1回表、比嘉門が先頭打者ホームラン。中部大春日丘が先制。1−0
1回裏、2死からエラー、四球、打撃妨害で満塁となり、6番中村が走者一掃の3点タイムリー3ベース。愛工大名電がすぐさま逆転。3−1
3回裏、無死2塁から4番寺田がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、塩崎。1死2,3塁から7番宍戸の1ゴロの間に1点。5−1
4回表、2死2塁から7番椙山がタイムリー2ベース。5−2
5回表、ピッチャー交代、小島大。
5回裏、1死3塁から7番宍戸の犠牲フライ。6−2
6回表、2死1塁から6番佐々木がタイムリー2ベース。6−3
7回表、ピッチャー交代、大泉。2死1,2塁から2番堀がタイムリー。6−4
7回裏、2死3塁から7番宍戸のタイムリー2ベース。7−4
8回表、無死1,2塁でピッチャー交代、笹尾。1死2,3塁から7番椙山の犠牲フライ。7−5
8回裏、1死3塁から2番金森がタイムリー。8−5
愛工大名電が中部大春日丘を振り切って決勝戦進出を決めました。
総評
力の差はそんなに無かった試合。ただ大きな違いがあったのが守備力。名電の初回は2死無走者から1ゴロをエラー。ここから四球、打撃妨害で満塁となっての走者一掃。結局この3点が重くなってしまいました。
3回の4番寺田選手のタイムリーも強い3ゴロを弾いたもので、捌ける可能性はありましたし、7回の寺田選手の内野安打もアウトに出来たかもの打球。これが失点につながってしまったのが痛かったですね。
一方名電は初回に先頭バッターホームランを許した直後にヒット性のセカンドライナーを金森選手が好捕。6回にも2死1塁からタイムリー2ベースを許すも、バッターランナーを3塁でアウト。こういう確実なプレーで2点目を与えなかったのが大きかった。
中部大春日丘は1年生の水野投手を抜擢。一度名古屋戦に投げていたようですが、秘密兵器としてぶつけた形でした。初回、名電は対応しきれてなかった印象だったので、エラーさえなければ、全然違った試合になったかもです。こういう夏の大きな試合で私学4強を倒すにはこういう思い切った起用も必要ですよね。惜しかった。
一つ気になったのは8回表、無死1,2塁でピッチャーが変わったところで、バントを選択した場面。3点ビハインドで2点を返したかったのでしょうが、1点止まり。押せ押せだったのでリスクがあっても攻めてほしかった。
それでも最終回、2死から堀選手がヒットを打つなど、最後まであきらめない姿勢は素晴らしかった。この経験をいつかの甲子園につなげてほしいですね。
愛工大名電は先発野手全員安打。やはりレベルが高いです。7回、8回にダメ押しが出来るところがすごいですよね。
足の速い野手が改めて多いな、と感じました。全国でも勝てるチームだな、と改めて思いましたね。
大泉投手はMAX144kmをマーク。この日は打たれましたが、ボールは素晴らしいですね。
ピックアップ選手等はこちら
名電は甲子園ベスト8の昨夏のチームよりレベルが高いですかね。投手陣は間違いなく上です。昨夏はほぼ有馬一辺倒でしたから。
中京との決戦、どうなるか。中京が大会を通して成長した感じもします。わかりません。
コウ
が
しました