7月25日に小牧球場で行われた第1試合、中部大第一−中部大春日丘の観戦記です。
準々決勝で中部大対決が実現。序盤から試合が動きました。

中部大春日丘
100101310|7 H13 E0
300000100|4 H10 E1
中部大第一

中部大春日丘
角野(10)、吉本(11)、塩崎(1)−比嘉門
中部大第一
竹島(11)、小谷(1)、塩塚(8)−桑垣

投手成績
中部大春日丘
角野 1回 23球 被安打3 四球1 三振2 失点3
吉本 1/3 14球 被安打2 四球1 三振1 失点0
塩崎 7回2/3 115球 被安打5 四球1 三振4 失点1

中部大第一
竹島 1回 16球 被安打3 四球0 三振0 失点1(自責点0)
小谷 4回 58球 被安打2 四球1 三振2 失点1
塩塚 4回 104球 被安打8 四球4 三振2 失点5

(出場選手)
中部大春日丘
2比嘉門 6堀 9小島 3阪野 4高橋 5佐々木 8椙山 1角野(10)→H中西→1吉本(11)→1塩崎(1) 7犬飼歩
中部大第一
9井村 8塩塚→1 7篠田→3 3松崎(13)→7瀧本(20)→8 2桑垣 4竹内 5服部(16) 1竹島(11)→小谷(1)→8西村(7)→H井川(17)→7堀田(15) 6藤田

(試合経過)
1回表、無死満塁から4番阪野のタイムリーで先制。1−0。
1回裏、1死1,2塁から4番松崎がタイムリー。更に2死1,3塁から6番竹内が2点タイムリー2ベース。中部大第一が逆転。3−1
2回表、ピッチャー交代、小谷。
2回裏、1死満塁でピッチャー交代、塩崎。ここは塩崎が踏ん張る。
4回表、1死2塁から6番佐々木がタイムリー。3−2
6回表、ピッチャー交代、塩塚。1死満塁から7番椙山がタイムリー。3−3
7回表、1死1,2塁から4番阪野が2点タイムリー3ベース。5番高橋のスクイズ成功。中部大春日丘が3点取って逆転に成功。6−3
7回裏、先頭の2番塩塚がソロホームラン。6−4
8回表、2死3塁から3番小島がタイムリー。7−4
中部大春日丘が逃げ切り、2006年以来のベスト4進出を決めました。

総評

初回から点を取りあった試合。2回にどちらも先発を諦めて継投へ。やや誤算度が強かったのは中部大春日丘の方だったと思います。2回途中のピンチでエースの塩塚投手をマウンドへ。この時点で1−3の2点ビハインド。これ以上点数を広げられると苦しくなる、という読みだったかな、と。ここで期待に応えて抑えた塩崎投手が立派。ここから徐々に中部大春日丘の流れになっていきました。
中部大第一も2回から小谷投手にスイッチ。そして6回から塩塚投手。この辺りはある程度想定通りだったかな、と。ただ、塩崎投手が捕まって、6回7回で同点、逆転を許す形に。ボールそのものは走っていましたが・・・。中部大春日丘の研究の後も感じましたね。
中部大春日丘は先発野手全員安打。打線はいい状態で次に挑めそう。後は塩崎投手の負担を減らせる投手が出てくるか、そこがカギになりそうです。
中部大第一としては2回の1死満塁を活かせなかったのが響いた形。そう考えると中部大春日丘の監督の采配が素晴らしかったと言えますね。
毎回ランナーは出しましたが、3回以降は散発。エース格の塩塚投手がつかまったので、これは仕方ないですよね・・・。
中部大春日丘は2006年以来のベスト4進出。相手は当時と同じ愛工大名電。何とかチーム一丸となってやり返してほしいですね。

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