7月8日に一宮球場で行われた第1試合、一宮南−豊田の観戦記です。
一宮南の岩田投手、豊田の前田選手がどういう成長を見せたか、注目して観戦しました。

一宮南
010000014|6 H11 E1
000002100|3 H5 E1
豊田

一宮南
飯田(11)、岩田(1)、後藤(19)−三浦
豊田
長谷川(16)、大野(10)、佐野(2)、臼井(1)、鶴田(20)−大内

投手成績
一宮南
飯田 6回 55球 被安打3 四球1 三振3 失点2
岩田 2回 41球 被安打1 死球0 三振3 失点1
後藤 1回 18球 被安打1 死球0 三振0 失点0

豊田
長谷川 5回 79球 被安打3 四球3 三振3 失点1
大野 1/3 11球 被安打1 四球1 三振1 失点0
佐野 3回 45球 被安打4 四球1 三振1 失点3
臼井 0/3 14球 被安打3 四球1 三振0 失点2
鶴田 2/3 11球 被安打0 死球1 三振1 失点0

(出場選手)
一宮南
7山田 5牛丸→H谷津倉(15)→R佐藤潤(17)→5筆谷(13) 9池山 3岩田(1)→1→1後藤(19) 8眞野 6赤崎(14) 2三浦 1飯田(11)→3松永(3) 4佐藤→H富永(6)→R鈴木(10)→4前田(16)
豊田
8八木田 7池田 4前田 3二村 6磯谷 5星野 9清水 1長谷川(16)→H篠田(13)→1大野(10)→1佐野(2)→1臼井(1)→1鶴田(20) 2大内(12)

(試合経過)
2回表、2死1,2塁から8番飯田がライト線に落ちるタイムリー。一宮南が先制。1−0
6回表、ピッチャー交代、大野。1死1,3塁でピッチャー交代、佐野。このピンチを抑えて継投成功。
6回裏、9番大内がチーム初ヒット。1番八木田の2ベースで無死2,3塁。2番池田が犠牲フライ。1死3塁から3番前田がタイムリー。豊田が逆転。2−1
7回裏、ピッチャー交代、岩田。2死2,3塁からワイルドピッチで1点。3−1
8回表、1死2,3塁から7番三浦が犠牲フライ。3−2
9回表、1死3塁から代打谷津倉がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、臼井。1死1,2塁から4番岩田の2点タイムリー2ベースで逆転。更に1死1,3塁から6番赤崎がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、鶴田。この回4点。6−3
9回裏、ピッチャー交代、後藤。
一宮南が逆転勝ち。2回戦進出を決めました。

総評

一宮南は1点を追う最終回、3年生を代打に送り、富永選手が先頭でヒット。そして1死1塁で谷津倉選手を代打に送り、ここでボークと暴投で1死3塁となってタイムリー2ベース。同点に。そして4番でエースの岩田選手が逆転の2点タイムリー2ベース。夏は3年生が大事だな、と改めて感じる3年生の活躍、そして3年生に託したベンチワークが光りました。
ただ、この打席での走塁で岩田選手は足を痛めて担架で運ばれる形に。次戦以降に影響が出そうなのが残念・・・。
岩田投手は7回からマウンドに上がり、136kmをマーク。やはり好投手だな、と力を見せてくれました。
5回までは一宮南が押しながらも1点しか取れず、豊田はノーヒット。ただ、6回に初ヒットからワンチャンスでひっくり返して豊田が勝つ流れに持ち込んだのはお見事でした。
惜しかったのはエースの臼井投手の登板のタイミング。勝っているところで出せたのですが、追いつかれるまで引っ張っていたので、登板に不安があったんだろうな、と。そして投球もそれが見える内容で決定的な点を取られてしまいました。
こればかりは仕方ないですが・・・。
最後まで分からない面白い試合だっただけに、岩田投手のアクシデントだけが残念でした・・・。

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