6月1日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第3代表トーナメントの準決勝、東海理化−ジェイプロジェクトの観戦記です。勝てば第3代表決定戦に進める大事な試合。お互いにエースを立てての試合でした。

東海理化
002200313|11 H16 E0
100000000|1 H7 E1
ジェイプロジェクト

東海理化
池田大(19)−池間
ジェイプロジェクト
三木(17)、松岡(15)、保坂(16)、平岡(11)、志賀(21)、森下(24)−松坂、高田

投手成績
東海理化
池田大 9回 124球 被安打7 四球0 三振8 失点1

ジェイプロジェクト
三木 3回1/3 53球 被安打5 四球0 三振3 失点4
松岡 1/3 16球 被安打0 四死球3 三振0 失点0
保坂 3回 67球 被安打6 四球1 三振3 失点3
平岡 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0
志賀 1回 17球 被安打2 四球0 三振0 失点0
森下 1回 22球 被安打3 四球0 三振0 失点3(自責点2)

(出場選手)
東海理化
D井貝(2) 5川上(23) 7齋藤(1) 9門叶(9)→R鈴木(3)→3 8武藤(8)→8福本(28) 3宮石(32)→9木村(27) 6中野(10) 2池間(12) 4野田(4)
ジェイプロジェクト
7橋本恭(23)→7鈴木(66) 4片岡(2) 3橋本太(25) 9村口(7) D田村(4) 5岡田(5)→H池尾(32) 8住(44)→H藤田龍(1)→8 2松坂(27)→H堰口(31)→2高田(22) 6宮内(6)→H木内(33)→6

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番村口のタイムリー内野安打。ジェイプロジェクトが先制。
3回表、1死1,3塁から1番井貝が2点タイムリー2ベース。東海理化が逆転。2−1
4回表、1死1,3塁でピッチャー交代、松岡。1死満塁から押し出し死球。2死満塁から1番井貝に押し出し四球。ここでピッチャー交代、保坂。4−1
7回表、1死2塁から3番齋藤がタイムリー3ベース。1死1,3塁からタイムリー。1死満塁から7番中野が犠牲フライ。ここでピッチャー交代、平岡。7−1
8回表、ピッチャー交代、志賀。2死2塁から2番川上がタイムリー。8−1
9回表、ピッチャー交代、森下。無死2塁から5番福本がタイムリー。1死1,3塁からワイルドピッチで1点。1死3塁から8番池間がタイムリー。この回3点。11−1
東海理化が大勝。第3代表決定戦に駒を進めました。

総評

お互いにエースが登板。ジェイプロジェクトの三木投手は1回2回を三者凡退。一方の池田投手は初回にしぶといヒットで1点を失い、ジェイプロジェクトペースで進みそうな状況でした。
分かりやすく流れが変わったのが2回裏、無死1塁で6番岡田選手にバントを指示するも2球ファール。ここでスリーバントを指示してファールで三振。結局次のバッターがヒットを打つも、後続が連続三振で無得点。こういうことがあると流れが変わるよなぁと思っていたら案の定、3回表に井貝選手の2点タイムリーが出て逆転。4回表に2人ランナーを出して三木投手を諦めて継投に入るも、2番手の松岡投手がコントロールに苦しみ押し出しを2つ出して4−1になってやや決まった形になりました。
スリーバント失敗の三振は結構後に響くんですよね。まだ、打たせてゲッツーの方がいい気がします。結果論と言われそうですが・・・。
保坂投手が粘って試合を作るも7回に追加点を取られて勝敗は決した状態に。東海理化は池田投手が1失点完投。第3代表決定戦に駒を進めました。
東海理化はヒットも16本出て申し分のない試合だったかな、と。一つ気になったのは池田投手を完投させたこと。勝敗が決したところで休ませるようにしてほしかったかな、と。状態が良かっただけに変えて万が一失敗するのが怖かったとは思いますが、先のことを見据える度胸が欲しかった気がします。疲れは溜まりますからね。
ジェイプロジェクトは完敗でしたが、切り替えやすいかな、と。三木投手がここまで全部先発をしていて疲れが心配ですが・・・。連戦にならない限りは三木投手でまずは行くんでしょうね。打線がどれだけ援護出来るかがカギになりそうです。

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