5月3日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第3試合、東邦−桜丘の観戦記です。
秋に離脱者がいたとはいえ、明和にコールド負けをした桜丘。一冬越して、夏のシードを獲得した成長がどんな感じか、注目して観戦しました。

東邦
000110012|5 H7 E0
001000000|1 H6 E1
桜丘

東邦
岡本(9)、宮國(1)−荒島
桜丘
鈴木颯(1)、湯地(10)−小栗

投手成績
東邦
岡本 8回 105球 被安打6 四死球3 三振7 失点1
宮國 1回 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0

桜丘
鈴木颯 8回1/3 105球 被安打7 四死球5(1) 三振4 失点5
湯地 2/3 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
東邦
9眞邉(5)→7 6大島 4中村 3石川→1宮國(1) 1岡本(9)→9 7三浦→9藤江(13)→8 8上田→H伊藤(17)→R加藤(18)→3藤田(15) 5中島(16) 2荒島
桜丘
5鈴木悠 4根木 7八木 2小栗 3林 9弓口 8伊藤 6奥田 1鈴木→1湯地(10)

(試合経過)
3回裏、2死3塁から4番小栗がタイムリー。桜丘が先制。1−0
4回表、1死から4番石川がレフトへライナーで運ぶホームラン。1−1の同点。
5回表、1死2塁から9番荒島がセカンド後方に落ちるタイムリー。東邦が逆転。2−1
5回終了時に球場を後にしました。
8回表に2死2塁から5番岡本のタイムリー2ベースで加点。9回表にも2番大島のタイムリーとワイルドピッチでダメ押しをした東邦が最後宮國が締めてベスト4進出を決めました。

総評

桜丘はエースの鈴木颯投手が長身のアンダーハンド。120kmに届かないくらいの球速ですが、緩い変化球を上手く使って東邦打線を翻弄。3回までノーヒットでしたし、そこで桜丘が先制したので東邦からすると嫌な流れでした。
それを払拭したのが4番石川選手の一発。アンダーハンドは当てに行くとはまるのですが、こういうしっかりと振り切る打撃を4番が見せて、放り込んだのが大きかったですね。
5回はラッキーな部分もあったタイムリーでした。東邦打線は打ちあぐみましたし、鈴木颯投手は自信になりそうですよね。長身のアンダーハンドは希少種ですし、その独自の部分を磨いていってほしい。
岡本投手はテンポが速く、どんどんストライクを投げ込んで抑えるタイプ。ただ、序盤はそれでタイミングが合って打たれるケースが多かった。4回以降は上手く立ち直りましたが・・・。リリースで力を入れるフォームでしたが、このタイプってタイミングが合っちゃうことが多いなという印象なんですよね。
桜丘は秋から比べると別のチームのような印象。4番の小栗捕手は肩もまずまずで打撃のいい、能力の高い捕手でした。
東邦を終盤まで苦しめたのは自信になりそうです。秋に強い球を投げていた伊藤投手もいますし、夏もシード校としてしっかりと戦えそうです。

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