4月29日に阿久比球場で行われた第2試合、愛知啓成−安城南の観戦記です。
勝った方が夏のシード権を獲得する試合。個人的には春の大会の本命と思っている愛知啓成に対して安城南がどれだけ食い下がれるか、と思っていましたが、予想以上の大健闘となりました。
愛知啓成
0110000002|4 H4 E1
0000001100|2 H7 E3
安城南
(延長10回タイブレーク)
愛知啓成
宮原(18)、鈴木(10)、清水(1)−澤崎
安城南
米津(1)−齋藤泰
投手成績
愛知啓成
宮原 4回 71球 被安打1 四球3 三振3 失点0
鈴木 2回 33球 被安打2 四球0 三振1 失点0
清水 4回 54球 被安打4 死球1 三振3 失点2
安城南
米津 10回 136球 被安打4 四球5 三振1 失点4(自責点2)
(出場選手)
愛知啓成
9丹治 7村田(8)→H三輪(11)→7今井(7)→8 5山本 3小市→7竹内(19) 4山谷 8武田(17)→R中村(16)→3真田(13) 1宮原(18)→1鈴木(10)→1清水(1) 2澤崎 6丹羽
安城南
1米津 4福沢→5 8村本 5小納谷→7川内(9) 9田中(12) 6水越 2齋藤泰 7黒田→4 3齊藤悠
(試合経過)
1回裏、3連続四球で無死満塁としますが、後続が三振、1ゴロ、2ゴロに倒れ安城南は先制ならず。
2回表、1死3塁から7番宮原がタイムリー。愛知啓成が先制。1−0
3回表、1死2,3塁から3番山本がセカンド後方のフライ。これで3塁ランナーがタッチアップをしてホーム生還。2−0
5回裏、ピッチャー交代、鈴木。
7回裏、ピッチャー交代、清水。1死3塁から9番齊藤悠がタイムリー3ベース。2−1
8回裏、1死満塁から7番齋藤泰が犠牲フライ。2−2の同点に追いつく。
9回終了で同点のため、10回からタイブレークに突入。
10回表、無死1,2塁から8番澤崎のバントでピッチャーが1塁へ悪送球をして、2塁ランナーが生還。更に1死2,3塁から1番丹治が犠牲フライ。愛知啓成が2点勝ち越し。4−2
愛知啓成がタイブレークを制して勝ち、夏のシード権を獲得しました。
総評
愛知啓成は序盤に2点を取ったものの、安城南の米津投手を打ちあぐみ、特に5回から8回はノーヒットに。これで相手に流れを与えてしまった形に。ポップフライでアウトになる場面が目立ったので、狙い球を絞る等、修正を図りたいところ。
10回のタイブレークも相手のエラーが無かったら、分からない感じでした。
清水投手はマイガンでMAX144km、スカウトさんのガンで147kmがあったとのこと。ただ、速いわりに安城南の打者にしっかりと振られていたのが気になります。自身3イニング目以降の9回10回は良かったので、長いイニングを投げる方がいいのかもですね。
宮原投手、鈴木投手もランナーを出す場面はありましたが、0点に抑えて持ち味は発揮。やはり投手陣はレベルが高いので、野手の奮起を期待したいですね。
安城南は大健闘。米津投手は120km台の真っすぐですが、スライダー、カーブ等変化球とのコンビネーションが良く、中盤以降はストライク先行のピッチングが見事でした。
打線も清水投手にはタイミングが合っていて、7回、8回は長打も出て押せ押せ。あわやというところまで愛知啓成を追い込みました。公立でここまで勝ってきた理由が分かる試合を見せてくれました。
安易にバントをせず、ピンチでもなんでも前進守備という感じではなく、対応力を見せてくれて、自分の好きなチームでした。
今後も楽しみですね。
ピックアップ選手等はこちら
勝った方が夏のシード権を獲得する試合。個人的には春の大会の本命と思っている愛知啓成に対して安城南がどれだけ食い下がれるか、と思っていましたが、予想以上の大健闘となりました。
愛知啓成
0110000002|4 H4 E1
0000001100|2 H7 E3
安城南
(延長10回タイブレーク)
愛知啓成
宮原(18)、鈴木(10)、清水(1)−澤崎
安城南
米津(1)−齋藤泰
投手成績
愛知啓成
宮原 4回 71球 被安打1 四球3 三振3 失点0
鈴木 2回 33球 被安打2 四球0 三振1 失点0
清水 4回 54球 被安打4 死球1 三振3 失点2
安城南
米津 10回 136球 被安打4 四球5 三振1 失点4(自責点2)
(出場選手)
愛知啓成
9丹治 7村田(8)→H三輪(11)→7今井(7)→8 5山本 3小市→7竹内(19) 4山谷 8武田(17)→R中村(16)→3真田(13) 1宮原(18)→1鈴木(10)→1清水(1) 2澤崎 6丹羽
安城南
1米津 4福沢→5 8村本 5小納谷→7川内(9) 9田中(12) 6水越 2齋藤泰 7黒田→4 3齊藤悠
(試合経過)
1回裏、3連続四球で無死満塁としますが、後続が三振、1ゴロ、2ゴロに倒れ安城南は先制ならず。
2回表、1死3塁から7番宮原がタイムリー。愛知啓成が先制。1−0
3回表、1死2,3塁から3番山本がセカンド後方のフライ。これで3塁ランナーがタッチアップをしてホーム生還。2−0
5回裏、ピッチャー交代、鈴木。
7回裏、ピッチャー交代、清水。1死3塁から9番齊藤悠がタイムリー3ベース。2−1
8回裏、1死満塁から7番齋藤泰が犠牲フライ。2−2の同点に追いつく。
9回終了で同点のため、10回からタイブレークに突入。
10回表、無死1,2塁から8番澤崎のバントでピッチャーが1塁へ悪送球をして、2塁ランナーが生還。更に1死2,3塁から1番丹治が犠牲フライ。愛知啓成が2点勝ち越し。4−2
愛知啓成がタイブレークを制して勝ち、夏のシード権を獲得しました。
総評
愛知啓成は序盤に2点を取ったものの、安城南の米津投手を打ちあぐみ、特に5回から8回はノーヒットに。これで相手に流れを与えてしまった形に。ポップフライでアウトになる場面が目立ったので、狙い球を絞る等、修正を図りたいところ。
10回のタイブレークも相手のエラーが無かったら、分からない感じでした。
清水投手はマイガンでMAX144km、スカウトさんのガンで147kmがあったとのこと。ただ、速いわりに安城南の打者にしっかりと振られていたのが気になります。自身3イニング目以降の9回10回は良かったので、長いイニングを投げる方がいいのかもですね。
宮原投手、鈴木投手もランナーを出す場面はありましたが、0点に抑えて持ち味は発揮。やはり投手陣はレベルが高いので、野手の奮起を期待したいですね。
安城南は大健闘。米津投手は120km台の真っすぐですが、スライダー、カーブ等変化球とのコンビネーションが良く、中盤以降はストライク先行のピッチングが見事でした。
打線も清水投手にはタイミングが合っていて、7回、8回は長打も出て押せ押せ。あわやというところまで愛知啓成を追い込みました。公立でここまで勝ってきた理由が分かる試合を見せてくれました。
安易にバントをせず、ピンチでもなんでも前進守備という感じではなく、対応力を見せてくれて、自分の好きなチームでした。
今後も楽しみですね。
ピックアップ選手等はこちら