「川っぺりムコリッタ」を観てきました。
(あらすじ)
できるだけ人と関わらずに生きたいと思い、北陸の小さな街にある塩辛工場で働くことにした青年・山田(松山ケンイチ)。工場の社長からハイツムコリッタという古い安アパートを紹介されて住み始めた彼は、風呂上がりに飲む冷えた牛乳をささやかな楽しみにする静かな毎日を送る。そんな中、隣人の島田(ムロツヨシ)が風呂を貸してほしいと部屋に上がりこんでくる。それを機に島田との間に友情のような感情が芽生え、ほかの住人とも触れ合うようになるが、北陸にやってきた理由を島田に知られてしまう。
事情をそれぞれ抱えた孤独な人が古いアパートに集まり、生活を送る中で少しずつ人の良さを感じていく、そんなお話。
個人的にはムロツヨシの役、島田の入り込みかたが好きじゃなく、そこが面白いとか思えるかどうかで評価が変わりそうかな、と感じる映画でした。
江口のり子がほぼマスクでの作業姿しか出てないのに声で分かるところがすごいな、と感じたり。
静かで、変な行動も多い映画なのですが、それを感じさせない役者さんが多かったのは良かったな、と。
じんわりとは来たものの、泣けなかったので☆3.5で。