11月6日に岡崎球場で行われた準決勝の第2試合、至学館−聖隷クリストファーの観戦記です。
粘りのあるチーム同士の対戦。ただ、聖隷クリストファーの粘りは一段上のものでした。
至学館
040100003|8 H11 E2
000032004|9 H17 E2
聖隷クリストファー
至学館
伊藤(10)、加藤希(11)、山本(1)−岩戸、磯村
聖隷クリストファー
堀内(5)、塚原(9)−水谷、河合
投手成績
至学館
伊藤 5回2/3 102球 被安打11 四球2 三振5 失点5
加藤希 2回1/3 46球 被安打4 四球0 三振2 失点2
山本 2/3 25球 被安打2 四死球2 三振1 失点2(自責点0)
聖隷クリストファー
堀内 1回2/3 36球 被安打3 四球2 三振1 失点4(自責点2)
塚原 7回1/3 119球 被安打8 四球2 三振2 失点4(自責点3)
(出場選手)
至学館
4加藤匠 8佐野 6安並 3宮田→7 7田頭(13)→H村瀬(17)→7→2磯村(2) 9櫛田 5兜森 2岩戸(12)→H猪飼(19)→R鈴木(16)→7→1加藤希(11)→1山本(1) 1伊藤(10)→3→3高井(14)
聖隷クリストファー
4成田→5 伊藤凛(16)→9 6赤尾 1堀内(5)→5 3山崎(2) 7小出(14) 8石橋→2河合(12)→H大石(14) 9磯野(8)→1塚原(9) 2水谷(3)→H石黒(19)→8
(試合経過)
2回表、1死満塁から9番伊藤がタイムリー。1番加藤匠のスクイズ成功。ここでピッチャー交代、塚原。2死2,3塁から2番佐野のバントヒット狙いがエラーを誘って2者生還。4−0
4回表、2死1,3塁から4番宮田のタイムリー2ベース。5−0
5回裏、無死満塁から2番伊藤凛が2点タイムリー。2死満塁から6番小出が押し出し四球。5−3
6回裏、1死2,3塁から2番伊藤凛の3ゴロの間に1点。更に2死満塁から4番堀内の遊ゴロがイレギュラーしてタイムリーに。ここでピッチャー交代、加藤希。5−5
9回表、先頭の加藤匠がエラーで無死3塁。無死2,3塁から3番安並から2点タイムリー。更に無死3塁から4番宮田がタイムリー。3点勝ち越し。8−5
9回裏、無死2塁から6番小出がタイムリー3ベース。代打大石が内野ゴロの間に1点。2死1,2塁から2番伊藤凛の3ゴロエラーで満塁。3番赤尾がフルカウントから押し出し四球。同点。4番堀内がタイムリー内野安打で逆転サヨナラ。
聖隷クリストファーが決勝進出を決めて、選抜をほぼ確定的にしました。
総評
至学館とすれば悔いが残る試合。序盤の5点リードを6回に追いつかれ、9回に一旦は3点勝ち越すも、その裏に逆転サヨナラ負け。
それでも同点で何とかしのいで、最後も1点リード、2死1塁まで行った。甲子園は目の前だった。
ただ、そういう状況で普段できていたことを普通にやるということが、いかに難しいか。ベンチワークも含めて、至学館は中盤以降、やれていたことができなくなっていきました。
あれだけ小刻みに、ピッチャーを変えてまで、主導権を守ってきた麻王監督も、伊藤投手が疲れていてもなかなか変えられず、追いつかれてしまう。好守備でピッチャーを支えてきたバックにミスが出る。バントに失敗が出る。
受け身に回る難しさも出ていた印象です。
それにしても聖隷クリストファーのしぶとさはすごかった。ここぞでの思い切りの良さ、そして食らいつく打撃、誰一人としてあきらめない。素晴らしい粘りでした。
エースが故障で投げられない。そんな不利ももしかしたら、力に変えていたのかもしれません。
塚原投手の奮闘もお見事でした。
これでチーム初の甲子園はほぼ手中に。ただ、決勝戦が静岡対決になったので、地域性という部分の引っ掛かりが出る可能性はあります。
残り1試合、大変ですけどいい試合を残してほしいですね。
ピックアップ選手等はこちら
粘りのあるチーム同士の対戦。ただ、聖隷クリストファーの粘りは一段上のものでした。
至学館
040100003|8 H11 E2
000032004|9 H17 E2
聖隷クリストファー
至学館
伊藤(10)、加藤希(11)、山本(1)−岩戸、磯村
聖隷クリストファー
堀内(5)、塚原(9)−水谷、河合
投手成績
至学館
伊藤 5回2/3 102球 被安打11 四球2 三振5 失点5
加藤希 2回1/3 46球 被安打4 四球0 三振2 失点2
山本 2/3 25球 被安打2 四死球2 三振1 失点2(自責点0)
聖隷クリストファー
堀内 1回2/3 36球 被安打3 四球2 三振1 失点4(自責点2)
塚原 7回1/3 119球 被安打8 四球2 三振2 失点4(自責点3)
(出場選手)
至学館
4加藤匠 8佐野 6安並 3宮田→7 7田頭(13)→H村瀬(17)→7→2磯村(2) 9櫛田 5兜森 2岩戸(12)→H猪飼(19)→R鈴木(16)→7→1加藤希(11)→1山本(1) 1伊藤(10)→3→3高井(14)
聖隷クリストファー
4成田→5 伊藤凛(16)→9 6赤尾 1堀内(5)→5 3山崎(2) 7小出(14) 8石橋→2河合(12)→H大石(14) 9磯野(8)→1塚原(9) 2水谷(3)→H石黒(19)→8
(試合経過)
2回表、1死満塁から9番伊藤がタイムリー。1番加藤匠のスクイズ成功。ここでピッチャー交代、塚原。2死2,3塁から2番佐野のバントヒット狙いがエラーを誘って2者生還。4−0
4回表、2死1,3塁から4番宮田のタイムリー2ベース。5−0
5回裏、無死満塁から2番伊藤凛が2点タイムリー。2死満塁から6番小出が押し出し四球。5−3
6回裏、1死2,3塁から2番伊藤凛の3ゴロの間に1点。更に2死満塁から4番堀内の遊ゴロがイレギュラーしてタイムリーに。ここでピッチャー交代、加藤希。5−5
9回表、先頭の加藤匠がエラーで無死3塁。無死2,3塁から3番安並から2点タイムリー。更に無死3塁から4番宮田がタイムリー。3点勝ち越し。8−5
9回裏、無死2塁から6番小出がタイムリー3ベース。代打大石が内野ゴロの間に1点。2死1,2塁から2番伊藤凛の3ゴロエラーで満塁。3番赤尾がフルカウントから押し出し四球。同点。4番堀内がタイムリー内野安打で逆転サヨナラ。
聖隷クリストファーが決勝進出を決めて、選抜をほぼ確定的にしました。
総評
至学館とすれば悔いが残る試合。序盤の5点リードを6回に追いつかれ、9回に一旦は3点勝ち越すも、その裏に逆転サヨナラ負け。
それでも同点で何とかしのいで、最後も1点リード、2死1塁まで行った。甲子園は目の前だった。
ただ、そういう状況で普段できていたことを普通にやるということが、いかに難しいか。ベンチワークも含めて、至学館は中盤以降、やれていたことができなくなっていきました。
あれだけ小刻みに、ピッチャーを変えてまで、主導権を守ってきた麻王監督も、伊藤投手が疲れていてもなかなか変えられず、追いつかれてしまう。好守備でピッチャーを支えてきたバックにミスが出る。バントに失敗が出る。
受け身に回る難しさも出ていた印象です。
それにしても聖隷クリストファーのしぶとさはすごかった。ここぞでの思い切りの良さ、そして食らいつく打撃、誰一人としてあきらめない。素晴らしい粘りでした。
エースが故障で投げられない。そんな不利ももしかしたら、力に変えていたのかもしれません。
塚原投手の奮闘もお見事でした。
これでチーム初の甲子園はほぼ手中に。ただ、決勝戦が静岡対決になったので、地域性という部分の引っ掛かりが出る可能性はあります。
残り1試合、大変ですけどいい試合を残してほしいですね。
ピックアップ選手等はこちら