6月3日に岡崎球場で行われた第2試合、スクールパートナー−西濃運輸の観戦記です。
新たに参戦してきているスクールパートナー。徐々に力は付けているとは思いますが、まだ既存のチームとは差がある印象。前回、JR東海に食らいついて、今日は西濃運輸にどこまで戦えるか注目して観戦しました。

スクールパートナー
000021000|3 H10 E2
10100011X|4 H8 E0
西濃運輸

スクールパートナー
泰道、安楽、佐藤−岩沢
西濃運輸
鈴木、堀田、船迫、林−福山

投手成績
スクールパートナー
泰道 3回 77球 被安打5 四球4 三振0 失点2
安楽 4回2/3 72球 被安打2 四球3 三振0 失点2(自責点0)
佐藤 1/3 8球 被安打1 四球0 三振0 失点0

西濃運輸
鈴木 3回0/3 64球 被安打4 四球2 三振3 失点0
堀田 1回1/3 26球 被安打4 四球1 三振1 失点2
船迫 4回1/3 64球 被安打2 四球2 三振6 失点1
林 1/3 5球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
スクールパートナー
4内川 8徳光 6酒井 2岩沢 9東 3小林 7中路 D有馬 5池主
西濃運輸
3渡邊 7清水 D岩城 9谷 5野崎 4大山 2福山 8原田 6北野

(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番谷の犠牲フライ。西濃運輸が先制。1−0
3回裏、1死2塁から4番谷のタイムリー。尚も1死1,2塁から6番大山のヒットで2塁ランナーがホームを突くもタッチアウト。更に2死満塁まで行くも8番原田が倒れ1点止まり。2−0
4回表、無死1塁でピッチャー交代、堀田。
5回表、1死2,3塁から3番酒井のタイムリー。4番岩沢もタイムリーで続き同点。尚も1死満塁でピッチャー交代、船迫。ここで連続三振でピンチを脱出。同点止まりとなり、2−2
6回表、1死3塁から1番内川がタイムリー。スクールパートナーが逆転。3−2
7回裏、先頭の3番岩城が2ベース。4番谷の1ゴロがタイムリーエラーとなり3−3の同点に。
8回裏、2死1,2塁でピッチャー交代、佐藤。2番清水がタイムリー。西濃運輸が逆転。4−3
9回表、2死2塁でピッチャー交代、林。三振に取って試合終了。西濃運輸が競り勝ちました。スクールパートナーは予選敗退決定。

西濃運輸が苦しい試合をものにしました。
というよりスクールパートナーの善戦ぶりが見事でした。
ヒット数も西濃運輸を上回る10本。序盤からチャンスを作っていて、5回には西濃運輸のエース格、堀田投手を攻略して同点に。堀田投手もボールは146kmとスピードは出ていたのですが・・・。
そしてエースの船迫投手から一旦は勝ち越しとなるタイムリーが6回に出て逆転。あわやという試合を演じました。
新人の泰道投手、安楽投手の奮闘で西濃運輸打線をかわしましたし、あと一歩まで追い詰めた。JR東海にも食らいつきましたし、各チームの見る目も段々変わってくるでしょうね。秋の健闘も楽しみです。
西濃運輸は勝つには勝ったものの、という内容でした。7回、8回は相手のエラー絡み。それがなかったら・・・。
悪い流れは3回に2点目を取って尚ものチャンスで本塁憤死もあり追加点を奪えず。完全にアウトのタイミングだったので、これは3塁コーチャーが反省しないと、というところでした。
苦しい試合を救った岩城選手、清水選手。勝ち越しはされたものの、その後は寄せ付けない投球で反撃を呼び込んだ船迫投手。
こういう苦しい経験を次につなげてほしいですね。
投手陣の奮起も期待したいです。

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