5月26日に小牧球場で行われた全尾張大会の準決勝、小牧工−誉の観戦記です。
県大会に進めなかった小牧工が今大会では快進撃。誉相手にどういう試合をするかに注目して観戦しました。

小牧工
0000000|0 H3 E2
022040X|8 H9 E2

(7回コールド)
小牧工
平山、坂井、丹下−吉田

大野、吉田、菊野、山口−林山

投手成績
小牧工
平山(10) 3回2/3 45球 被安打4 四死球2 三振0 失点4(自責点3)
坂井(11) 1/3 19球 被安打4 四球1 三振1 失点3
丹下(19) 2回 28球 被安打1 死球1 三振0 失点1

大野(10) 4回 57球 被安打2 四球3 三振3 失点0
吉田(18) 2回 24球 被安打1 四球0 三振2 失点0
菊野(16) 0/3 6球 被安打0 四球1 三振0 失点0
山口(1) 1回 8球 被安打0 四球0 三振2 失点0

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平山投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。安定感がありました。早めに降りたのは球数で決めていたのかな?去年の秋はエースでしたし、夏前にしっかりと投げられたことは収穫ですよね。
坂井投手は左のスリークォーター。まっすぐは速くない。強豪相手に右バッターはきついかな。
丹下投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。2年生。いいボールを投げていました。
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大野投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。無駄な四球があったのが課題。DSC_0012

吉田投手は右のアンダーに近いサイドハンド。まっすぐはまぁまぁ。かなり勢いがあり、変則もあって出番がありそうなピッチャー。DSC_0044 - コピー

菊野投手は左のスリークォーター。まっすぐは速くない。ストライク入らず。
山口投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。エースらしい力のあるピッチングでした。DSC_0063


小牧工
4高嶋 6近藤 2吉田 3大滝 8丹下(19)→7→1 1平山→8 7水野→1坂井 8一柳 5菅原→H日比野


5内田(4) 9畠中(17) 6澤野 8坂 3吉田 4手塚(14) 7坂又 2林山 1大野→H岩崎(5)→1吉永

(試合経過)
2回裏、2死2塁から8番林山が2ランホームラン。誉が先制。
3回裏、1死1、3塁から4番坂が犠牲フライ。5番吉田がタイムリー2ベース。4−0
4回裏、2死でピッチャー交代、坂井
5回裏、無死1,3塁から6番手塚が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、丹下。無死1、3塁から3塁ランナー飛び出したところでキャッチャー送球が少しそれランナーホームイン。1死3塁から2ゴロの間に1点。8−0
7回表、無死1塁でピッチャー交代、山口。
誉が勝ちました。
小牧工は外野守備も安定していましたし、チャンスも何度か作った。誉に対してそんなに力の差はなかったと思います。
それでも点数が開いたところをどう見るかですが・・・。
坂井投手を引っ張って使ったのが余分だったかな、と思います。平山、丹下両投手は誉相手にもそれなりに通用していましたので、コールドにならずに済んだでしょうし。
吉田捕手は肩もまずまず良く、打っても2安打と気を吐きました。

走塁でもったいないことがあった、など、個々でミスはあったので、そこをつぶしつつ本番の夏に備えてほしいですね。

誉は澤野選手に注目しましたが、最初にエラーをするなど、今日はあんまり目立たず。それでもヒットは放って盗塁を決めるなど、いい動きはありました。大型ショートとして注目される夏になってほしい。DSC_0018

春に見た時は4番だった林山捕手が8番。でホームランを放ちました。このあたりはチームで競争ですかね?8番にいるのは怖いですけど。
抜け目なく点を取ってくるチームだな、と今年は特に感じます。野球偏差値が高いというか。

夏は十分上位を狙えるチームですよね。シードが無い分、くじでどうなるか注目されそうです。