4月27日に岡崎球場で行われた準々決勝第2試合、中京大中京−豊川の観戦記です。
豊川は唯一ベスト8で見ていないチームでしたので、どんなチームが楽しみに観戦しました。

中京大中京
201000020|5 H9 E2
021000000|3 H9 E1
豊川

中京大中京
松島、麻續、高橋−関岡、印出
豊川
菊間、米庄−杉浦

投手成績
中京大中京
松島(11) 3回 56球 被安打5 四球1 三振1 失点3
麻續(10) 3回 38球 被安打2 四球1 三振2 失点0
高橋(1) 3回 36球 被安打2 四球0 三振2 失点0
豊川
菊間(1) 7回 96球 被安打7 四球2 三振3 失点3
米庄(10) 2回 46球 被安打2 四球4 三振3 失点2

松島投手は左のオーバーハンド。小柄。MAX136kmを記録。2年生。球威はありました。
麻續投手は右のオーバーハンド。MAX137km。球威はまずまずありました。
高橋投手は右のオーバーハンド。MAX142kmを記録。球速の割には空振りが取れない。2年生。
菊間投手は右のオーバーハンド。MAX135km。スライダーの曲がりが鋭い。
米庄投手は左のオーバーハンド。MAX133km。

中京大中京
8西村 6中山 5今泉 9尾崎 3印出→2 7飯島(16)→H桂山(15)→7山本 2関岡→3板倉 1松島→H佐藤→1麻續(10)→H鶴田(7)→1高橋 4川合
豊川
8中野 6執頭 5中神 3松山 4立花 7漆原 9降旗 2杉浦→H梶野(15) 1菊間→H神田(17)→1米庄(10)

(試合経過)
1回表、1死2、3塁から4番尾崎がタイムリー。更に1死2、3塁から5番印出の犠牲フライ。中京大中京が2点先制。
2回裏、1死1、3塁から7番降旗のタイムリー内野安打。8番杉浦のタイムリー。2−2
3回表、2死2塁から4番尾崎がタイムリー。3−2
3回裏、2死3塁から4番松山のタイムリー。3−3
8回表、2死満塁から代打桂山が押し出し四球。更に8番板倉も四球を選び押し出し。5−3
中京大中京が勝ちました。

中京大中京は1番の西村選手が3安打、4番の尾崎選手が4安打と固め打ち。
2番中山選手、5番印出選手も1本ずつヒットを打って四球もありつなぎましたが、3番今泉選手、6番飯島選手がブレーキ。そのあたりでなかなか得点が増えない結果になりました。

8回は代打の桂山選手、途中出場の板倉選手が押し出し四球を選びました。この時期は控え選手のが必死に結果を出してきますね。夏に向けての競争が激しいんでしょうね。

投手は3投手でリレー。麻續投手の投球が光りました。前は18番で今回は10番。信頼感が増しているんでしょうね。
麻續(マゾク)投手。珍しい苗字で調べましたら全国で20人くらいしかいない苗字。で、この試合もっと少ない苗字がありまして、豊川の執頭(シュトウ)選手。こちらは全国で10人とのこと。
この対決はかなりのレア苗字対決だったと思われます。
ちなみに米庄投手もレア苗字でこちらは全国で40人くらいとのこと。レア苗字の多い試合でした(笑)。

豊川は例年に比べて目立つ選手がいない印象。2回の立花選手からの4連打は見事でしたが、後続のピッチャーを捉えられなかった形に。
菊間投手、米庄投手ともに、図抜けた球威はないですが、きちんと試合は作れるタイプ。米庄投手はコントロールにやや苦しんだ形ですが、次のイニングは抑えたことは収穫ですね。

風が強く難しいコンディションでしたが、大きな守備の破綻も無くお互いに好チームでした。夏までは残り少ないですが、成長して迎えられるように頑張ってほしいですね。