4月27日に岡崎球場で行われた準々決勝第1試合、享栄−中部大春日丘の観戦記です。
エースナンバー同士の投げ合いとなった1戦。投手戦となりました。

享栄
0000000000001|1 H7 E0
0000000000000|0 H11 E0
中部大春日丘
(延長13回タイブレーク)
享栄
三島安、上田−三島有
中部大春日丘
泉−山本

投手成績
享栄
三島安(1) 7回1/3 75球 被安打7 四球1 三振2 失点0
上田(10) 5回2/3 65球 被安打4 四球1 三振4 失点0
中部大第一
泉(1) 13回 162球 被安打7 四球3 三振10 失点1(自責点0)

三島安投手は右のオーバーハンド。テイクバック小さいタイプ。MAX137km。ゴロアウトが多かった。
上田投手は左のオーバーハンド。MAX135km。
泉投手は左のオーバーハンド。この日はコントロールも良く、MAX133km。安定感が抜群で、きれいなヒットはほとんど許さず。気迫のこもった好投でした。

享栄
4佐久間 6河田 8秋山→9 1三島安→8 3籾山 2三島有 7大矢→1上田(10) 9彦坂(19)→H佐藤→9→7 5近藤
中部大春日丘
8竹ノ内 6瀧本 7乾→4横井 5柴田 4網代→7 3濱口→R船橋(17)→3江崎 2山本 1泉→H降幡 9鈴木

(試合経過)
8回裏、1死2塁でピッチャー交代、上田。
タイブレークに突入。
13回表、無死1,2塁から1番佐久間が初球を打ってタイムリー。ようやく均衡を破り1−0。更に無死1,3塁からスクイズを仕掛けるも空振りし3塁ランナーが憤死。結局後続も倒れ1点どまり。
13回裏、無死1,2塁からスタートし送って1死2,3塁。代打降幡の詰まったセカンドゴロでホームアウトに。最後は三振でゲームセット。享栄が勝ちました。
試合としては、中部大春日丘がやや押している内容。
中盤まではお互いのピッチャーの出来、テンポが良く点が入る感じがなかったですが、6回くらいからは春日丘が毎回ランナーを出してチャンスを作るもあと1本が出ない。
6回裏は1死1,3塁から1−6−3のゲッツー。8回裏は2死2塁から1番竹ノ内選手のヒットもホームクロスプレーでタッチアウト。
享栄も9回表に四球で出た三島安選手が2盗、3盗を決めたりして2死1,3塁まで攻めましたが、7番上田選手が三振に倒れ0点。

タイブレークのいきなり最初の佐久間選手にエンドランを仕掛けて得点を奪ったのは見事でした。
享栄、中部大春日丘ともに守備が固く、得点が入る感じがありませんでした。

タイブレークも夏に向けてはお互いのチームにとっていい練習になったのでは、と思いますね。

中部大春日丘は4番の柴田選手が3安打と固め打ち。守備でも初回最初にいいプレーを見せてチームにリズムをもたらしました。

享栄は三島安投手の投打での活躍が光りましたね。9回の2盗塁は見事でした。投球も危なげなかったです。