4月21日に小牧球場で行われた3回戦、豊橋中央−享栄の観戦記です。
どちらも秋に見て以来。チームがどう成長しているか確かめながらの観戦でした。特に享栄が大藤監督になってどうなっているかにも注目しました。
豊橋中央
100010003|5 H10 E1
22001001X|6 H11 E2
享栄
豊橋中央
大竹、渥美、藤城、吉田−中川
享栄
上田−三島有
投手成績
豊橋中央
大竹(3) 2回 48球 被安打7 四球4 三振0 失点4
渥美(11) 4回1/3 70球 被安打2 四死球4 三振1 失点1(自責点0)
藤城 2/3 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0
吉田(1) 1回 15球 被安打2 四球0 三振0 失点1
享栄
上田(10) 9回 147球 被安打10 四死球3 三振7 失点5
大竹投手は左のオーバーハンド。背番号は3でしたが、本来はエースでもおかしくないピッチャー。しっかり見るのは昨年の春以来。MAX136kmを記録するなど、ボールそのものは走ってましたが、享栄にはタイミングを合わされ捉えられました。
渥美投手は左のスリークォーター。トルネードしながらやや身体がしずんでから投げる変則タイプ。MAX128km。変則の分享栄が苦しんだ印象。
藤城投手は右のサイドハンド。MAX122km。
吉田投手は右のオーバーハンド。MAX133km。
上田投手は左のオーバーハンド。体格はがっしり。昨年秋に見ています。序盤はMAX130km止まりでどうしたかな?と思ったのですが、7回以降力を入れだして、MAX134kmを記録。完投するためのペース配分だったと思われます。もう少し球威の上昇を感じたかったというのは本音。最終回、1点差にされてからも落ち着きはあるように思いました。
豊橋中央
5小林 9小澤 2中川 1大竹(3)→3→R片岡(14) 6彦坂 7山内 4大橋 3松富(20)→1渥美(11)→H武田(13) 8柴田
享栄
8三島安 6河田 9秋山→7→7梶野 4佐久間 3籾山 2三島有 7大矢→H佐藤(9)→9→H彦坂(19)→9 5近藤 1上田(10)
(試合経過)
1回表、2死2塁から4番大竹の1塁強襲のタイムリー。豊橋中央が先制。
1回裏、1死2塁から3番秋山がタイムリー。更に1死2塁から4番佐久間がタイムリー。享栄すかさず逆転。2−1
2回裏、1死1、2塁から2番河田がタイムリー。2死3塁から3番秋山がタイムリー。4−1
5回表、1死2塁からセカンド左の打球を弾いて記録タイムリーエラー。4−2
5回裏、2死2塁からショートのタイムリーエラー。5−2
7回裏、1死2塁でピッチャー交代、藤城。
8回裏、1死3塁から2番河田がタイムリー2ベース。6−2
9回表、無死2塁から9番柴田がタイムリー2ベース。1番小林が2ランホームラン。6−5
粘る豊橋中央を振り切り、享栄が勝ちました。
夏のシード権獲得。
どちらも秋に見て以来。チームがどう成長しているか確かめながらの観戦でした。特に享栄が大藤監督になってどうなっているかにも注目しました。
豊橋中央
100010003|5 H10 E1
22001001X|6 H11 E2
享栄
豊橋中央
大竹、渥美、藤城、吉田−中川
享栄
上田−三島有
投手成績
豊橋中央
大竹(3) 2回 48球 被安打7 四球4 三振0 失点4
渥美(11) 4回1/3 70球 被安打2 四死球4 三振1 失点1(自責点0)
藤城 2/3 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0
吉田(1) 1回 15球 被安打2 四球0 三振0 失点1
享栄
上田(10) 9回 147球 被安打10 四死球3 三振7 失点5
大竹投手は左のオーバーハンド。背番号は3でしたが、本来はエースでもおかしくないピッチャー。しっかり見るのは昨年の春以来。MAX136kmを記録するなど、ボールそのものは走ってましたが、享栄にはタイミングを合わされ捉えられました。
渥美投手は左のスリークォーター。トルネードしながらやや身体がしずんでから投げる変則タイプ。MAX128km。変則の分享栄が苦しんだ印象。
藤城投手は右のサイドハンド。MAX122km。
吉田投手は右のオーバーハンド。MAX133km。
上田投手は左のオーバーハンド。体格はがっしり。昨年秋に見ています。序盤はMAX130km止まりでどうしたかな?と思ったのですが、7回以降力を入れだして、MAX134kmを記録。完投するためのペース配分だったと思われます。もう少し球威の上昇を感じたかったというのは本音。最終回、1点差にされてからも落ち着きはあるように思いました。
豊橋中央
5小林 9小澤 2中川 1大竹(3)→3→R片岡(14) 6彦坂 7山内 4大橋 3松富(20)→1渥美(11)→H武田(13) 8柴田
享栄
8三島安 6河田 9秋山→7→7梶野 4佐久間 3籾山 2三島有 7大矢→H佐藤(9)→9→H彦坂(19)→9 5近藤 1上田(10)
(試合経過)
1回表、2死2塁から4番大竹の1塁強襲のタイムリー。豊橋中央が先制。
1回裏、1死2塁から3番秋山がタイムリー。更に1死2塁から4番佐久間がタイムリー。享栄すかさず逆転。2−1
2回裏、1死1、2塁から2番河田がタイムリー。2死3塁から3番秋山がタイムリー。4−1
5回表、1死2塁からセカンド左の打球を弾いて記録タイムリーエラー。4−2
5回裏、2死2塁からショートのタイムリーエラー。5−2
7回裏、1死2塁でピッチャー交代、藤城。
8回裏、1死3塁から2番河田がタイムリー2ベース。6−2
9回表、無死2塁から9番柴田がタイムリー2ベース。1番小林が2ランホームラン。6−5
粘る豊橋中央を振り切り、享栄が勝ちました。
夏のシード権獲得。
豊橋中央としては大竹投手がこれだけ捉えられたのが大きな誤算だったのでしょう。ボールそのものは走っていたし、享栄打線が照準を合わせて捉えた、それが見事だったと思いました。
2番手の渥美投手の好投がなかったら終盤までの粘りが出来なかったでしょうし、こういうピッチャーを持っているのは強みですよね。渥美投手は前の試合で投げていなかったようですし。
どうしても前に見せると研究されるのは付いて回ると思いますので、戦力を隠しておく、多く持っておくのは夏に向けても重要。そういう意味では収穫にもなったのではと思います。
打つほうはそれなりにヒットを出すものの、要所をうまく上田投手に乗り切られた、そんな形です。9回の粘りというか、代打武田選手、9番柴田選手の連続2ベースから1番小林選手の2ランが出たときは、まだ無死でしたしこれは、と思ったんですけどね。
そこからの粘りも良かったですし、こういう経験を活かしたいところ。
享栄は1回2回の先制パンチが素晴らしかった。打球も鋭くなっていますし、大竹投手の速球を振り切る打撃は今までの享栄には無かったもの。そして抜け目のない走塁、ボールを振らない選球眼、大藤監督が中京大中京時代に作っていたチームそのものと感じました。ランナー出たらとりあえず送ってから攻める、という部分も同じ。この辺りは懐かしさすら覚えました。
変則ピッチャーをとらえられなかったのは課題といえば課題。この辺りも表裏一体なのかもしれません。
上田投手をどっかで替えるかな、と思いましたが最後まで投げさせました。完投を意識してペース配分させたのもらしいといえばらしいですよね。バックを信じて打たせていくこともあったと思います。
一冬越して思った以上に大藤さんのチームになっていました。ここから夏に向けてどう仕上げていくか、注目ですね。
2番手の渥美投手の好投がなかったら終盤までの粘りが出来なかったでしょうし、こういうピッチャーを持っているのは強みですよね。渥美投手は前の試合で投げていなかったようですし。
どうしても前に見せると研究されるのは付いて回ると思いますので、戦力を隠しておく、多く持っておくのは夏に向けても重要。そういう意味では収穫にもなったのではと思います。
打つほうはそれなりにヒットを出すものの、要所をうまく上田投手に乗り切られた、そんな形です。9回の粘りというか、代打武田選手、9番柴田選手の連続2ベースから1番小林選手の2ランが出たときは、まだ無死でしたしこれは、と思ったんですけどね。
そこからの粘りも良かったですし、こういう経験を活かしたいところ。
享栄は1回2回の先制パンチが素晴らしかった。打球も鋭くなっていますし、大竹投手の速球を振り切る打撃は今までの享栄には無かったもの。そして抜け目のない走塁、ボールを振らない選球眼、大藤監督が中京大中京時代に作っていたチームそのものと感じました。ランナー出たらとりあえず送ってから攻める、という部分も同じ。この辺りは懐かしさすら覚えました。
変則ピッチャーをとらえられなかったのは課題といえば課題。この辺りも表裏一体なのかもしれません。
上田投手をどっかで替えるかな、と思いましたが最後まで投げさせました。完投を意識してペース配分させたのもらしいといえばらしいですよね。バックを信じて打たせていくこともあったと思います。
一冬越して思った以上に大藤さんのチームになっていました。ここから夏に向けてどう仕上げていくか、注目ですね。
コウ
がしました