4月2日に豊田球場で行われた科技高豊田−吉良の観戦記です。
5位決定戦ということで、勝つと全三河大会進出が与えられる試合。吉良は初めて見るのでどんなチームかも注目して観戦しました。

科技高豊田
14211031|13 H18 E0
20102010|6 H12 E2
吉良
(8回コールド)
科技高豊田
出口、和田−八木
吉良
尾原、村上−村田

投手成績
科技高豊田
出口(1) 7回 被安打10 四球1 三振10 失点6
和田(15) 1回 15球 被安打2 死球1 三振1 失点0
吉良
尾原(10) 2回1/3 被安打10 四球1 三振2 失点7
村上(11) 5回2/3 86球 被安打8 四球2 三振1 失点6

出口投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ速い。追い込んでからまっすぐで三振を奪うことが多かった。カウントを取りにいく球を打たれた印象。
和田投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。細身。
尾原投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。
村上投手は右のサイドハンド。まっすぐはあんまり速くない。丁寧に外、低めを突く。

(出場選手)
科技高豊田
6田中 7水野(9)→H丸田→7 5年見口 3岩瀬 4稲垣(14)→4志自岐 9新名 2八木 8澁田 1出口→H瀬口(19)→1和田(15)
吉良
6鳥山 5鈴木啓 3藤井 2村田 9高須元 1尾原(10)→7 4犬塚 7杉江→1村上(11) 8岸本

(試合経過)
球場に入った時に2回が始まるところでした。初回の攻防は分かりません。
2回表、2死2塁から9番出口がタイムリー。更に2死満塁から3番年見口が走者一掃の3点タイムリー2ベース。科技高豊田が逆転。5−2
3回表、1死満塁から9番出口が2点タイムリー。ここでピッチャー交替、村上。7−2
3回裏、2死1,2塁から5番高須元のタイムリー2ベース。7−3
4回表、2死3塁からタイムリーエラー。8−3
5回表、1死3塁から1番田中がタイムリー。9−3
5回裏、無死2塁から2番鈴木啓がタイムリー。1死3塁から4番村田がタイムリー。9−5
7回表、2死1,2塁から3番年見口がタイムリー。更に2死満塁から5番稲垣が2点タイムリー。12−5
7回裏、2死3塁から4番村田のタイムリー。12−6
8回表、1死2塁から代打瀬口がタイムリー3ベース。13−6
科技高豊田がコールドで勝ちました。
科技高豊田は打線が活発。この試合は18安打を放ちました。
しっかりとしたスイングでライナー系の打球が多く、秋に見た時以上にスイングの強さを感じました。
3番年見口選手のバッティング、ショート田中選手の動きの良さが目立ちましたね。

出口投手は愛知選抜にも選ばれて一回り成長した感じ。決めに行く時とカウント球で差があるのはいいと思うのですが、カウント球を打たれているのでそこをどう考えるか。力のあるボールの活かし方を考えたいですね。

吉良も打線は良く振れていました。好投手の部類に入る出口投手から6点を奪ったのは見事だと思います。
1番鳥山選手、4番村田選手は見ている間でも複数安打を放って存在感を見せました。
エースが見れませんでしたので力が分かりませんが、ある程度抑えられれば、この打線で県大会での活躍も見込めそうです。