3月24日に愛工大名電Gで行われた名経大高蔵−同朋のブロック2位決定戦の観戦記です。
どちらも現チーム初見。いい選手いるかな、と期待して観戦しました。

名経大高蔵
001000001|2 H8 E1
01101020X|5 H8 E1
同朋

名経大高蔵
高津−花田
同朋
北村−加藤

投手成績
名経大高蔵
高津(11) 8回 141球 被安打8 四球5 三振5 失点5
同朋
北村(1) 9回 153球 被安打8 四死球7 三振9 失点2

高津投手は右のオーバーハンド。上背がかなりあり、細身ですが将来性が高そうな右腕。まっすぐはまぁまぁ速い。新2年生とのこと。楽しみなピッチャー。
北村投手は左のオーバーハンド。上背があり角度のある投球が持ち味。まっすぐはそこそこ。ややコントロールに苦しむも終盤にカーブを駆使しだして安定。内外のコンビネーションが良かった。

(出場選手)
名経大高蔵
8星野 6吉本 4黒川 9早川 7小寺→3 3後→H中野(18)→7 2花田 5後藤 1高津(11)
同朋
5松尾 3後藤公 4竹田 6後藤健 1北村 7奥田 8松永 9喜多 2加藤

(試合経過)
1回表が1死1,2塁、2回表が2死満塁とチャンスを作るも名経大高蔵は活かせず。
2回裏、先頭の4番後藤健が左中間へソロホームラン。同朋が先制。
3回表、1死から4番早川が3ベース。続く5番小寺のタイムリーで同点。1−1
3回裏、先頭の9番加藤1番松尾の連続2ベースで同朋が勝ち越し。2−1
4回表、5回表と1死1,2塁のチャンスを作るもフライアウトが続き得点出来ない名経大高蔵。
5回裏、2死2塁から2番後藤公のレフトライナーを取れず記録タイムリーエラー。3−1
6回表、1死1,2塁でクリーンアップを迎えるも、三振、四球、中飛で名経大高蔵はチャンスをまたも逸します。
7回裏、2死から振り逃げ。さらにファールフライ落球の後にヒットが出て1、3塁となり、5番北村が2点タイムリー3ベース。5−1
9回表、1死1、3塁から6番中野の1−6−3のゲッツー崩れで1点。5−2
同朋が勝ちブロック2位となりました。
試合としては名経大高蔵が押し気味の展開。もし野球が塁に送るゲームだったら名経大高蔵が大量リードしている内容。ただ、点取りゲームなので、名経大高蔵は残塁が6回までに13と流れを掴めず。
その間に同朋が着実にリードを広げた形になりました。

名経大高蔵はチャンスでポップフライが目立ちました。どんどん振っていく姿勢、バントをあまりせずにイケイケどんどん。こういう攻撃では得てしてこういうことが起こりますね。
北村投手の投球を掴み切れなかった、そんな感じでした。

で、5回、7回とエラーやミスが絡んで失点。こうなると勝負は決まってしまいます。

個々の力は名経大高蔵のがあった気がしますが、だから絶対に勝つわけではないのが野球ですね。

高津投手は終盤へばっていましたが、交替せず。かなり素質は高いピッチャー。こういう経験をこの先に活かしてほしいですね。

同朋はチャンスを確実に活かした形。4番の後藤健選手のホームランを含む2安打は見事でした。打撃を含めて楽しみな選手。
北村投手はピッチングで粘り強かったですが、7回の打撃も見事でした。ここで勝負が決まりましたね。

人数が少ないチームでしたが、一丸となって戦う好チームでした。2次トーナメントも頑張ってほしいですね。