9月23日に小牧球場で行われた準々決勝第2試合、誠信−中部大春日丘の観戦記です。
中部大春日丘は新チーム初観戦。泉投手は力があると聞いていたので、楽しみに観戦しました。

誠信
102000000|3 H8 E1
10000300X|4 H9 E2
中部大春日丘

誠信
小川力、橋上−柳沼
中部大春日丘
伊藤、宮崎、大島、泉−山本

投手成績
誠信
小川力(10) 4回1/3 67球 被安打5 四球1 三振0 失点1
橋上(1) 3回2/3 58球 被安打4 四死球3 三振1 失点3
中部大春日丘
伊藤(11) 2回0/3 46球 被安打2 四球2 三振1 失点2
宮崎(4) 2/3 20球 被安打2 四球1 三振0 失点1
大島(10) 2回1/3 44球 被安打3 四球0 三振1 失点0
泉(1) 4回 60球 被安打1 四球1 三振5 失点0

小川力投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。球威があり、ゴロを打たせて取っていました。
橋上投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。変化球が多く、それをコーナーに投げ分けていました。
伊藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。スライダーが多かった。
宮崎投手は右のオーバーハンド。上から投げるフォーム。まっすぐはまぁまぁ速い。
大島投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ速い。
泉投手は左のオーバーハンド。上背はそんなにない。まっすぐはまぁまぁ速い。勢いがあり、チームに勢いをもたらすピッチングでした。

誠信
4鷲見 5西野 6毛利 2柳沼 3吉田 9加藤剛 7松山 8大野 1小川力(10)
中部大春日丘
7網代 8竹ノ内 6瀧本 3江崎 9鈴木 5横井 2山本 1伊藤(11) 4宮崎

(試合経過)
1回表、1死満塁から5番吉田が犠牲フライ。誠信が先制。
1回裏、1死3塁から3番瀧本が犠牲フライ。1−1
3回表、無死3塁でピッチャー交替、宮崎。2死2、3塁から6番加藤剛、7番松山が連続タイムリー。ここでピッチャー交替、大島。3−1
5回裏、1死満塁でピッチャー交替、橋上。ここは替わった橋上が三振と左直で抑えます。
6回裏、1死1、2塁から7番山本がライトへ逆転3ランホームラン。4−3
9回表、1死1,2塁のチャンスを作るも3番4番が倒れ試合終了。
中部大春日丘が逆転勝ち。
誠信は3回に2番西野選手が先頭で3ベースを放ち、その後2死2,3塁までいってからの連続タイムリーで、いい展開になったのですが・・・。
5回裏には1死満塁でエースの橋上投手を投入し、このピンチを抑えて流れは誠信だと思いました。それだけに、一振り(ホームラン)で逆転というのは、厳しい試合になりましたね。

ただ、その流れにしたのは6回から投げた春日丘のエース泉投手が投ゴロ投ゴロ三振と最高の形で表を抑えたから。やはりエースの力と言うのは偉大だな、と感じる試合でしたね。

誠信も8回裏に2死満塁のピンチでセカンド鷲見選手のファインプレーでしのいで、9回にドラマを起こす流れにして、実際に1死1,2塁だったのですが、ライナーが正面。ツキが無かったです。

中部大春日丘は泉投手以外もボールに力のある投手が多かった。網代選手が3安打と好調でしたので、後続でいかに返していくか。接戦をものにして東海大会切符を掴みたいですね。